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夜間大学のお話


こんばんは、筑前煮です。

今日は、夜間大学時代の思い出話でもしようかと思います。


私は現在20代前半なのですが、今のご時世珍しい夜間大学に通っていました。

理由としては、当時私はとある専門的な職業をまあ、目指していて、その業界では学歴よりも能力が重視されるから、実務の力を身に付けるために大学に通うと同時に仕事もしたかったからです

なので、色々と悩んで、その職業の資格を受けたのも最初は親が進めてきたからなのですが、最終的には自らの決断で仕事に就くとともに夜間大学に進学しました。

そんな私自身の体験をもとに、夜学のことを色々話していきたいと思います。


授業編成とか授業内容とか

私が通っていた大学の二部(夜学のことは大学によって二部と言ったりします)は、平日の夜2コマと土曜日の全日に授業のコマがありました。

全日制より1日に取れる授業が限られている(一応平日の5限とかも取れたのですが、私は仕事があったため時間の関係上無理でした)ので、フルでギッチギチに授業を入れようとすると毎日大学に行くことになります。
これが結構大変でした。下手に単位落とせないし。

授業の内容は昼間の大学と変わらないものだったと思います。私は法学部だったのですが、きっちり必修の民法総論とか刑法総論とかで苦しみました。

第二外国語は必修ではなかったけど、取りたい人は取れました。

3年次からのゼミもあって、ただ必修ではなく取りたい人が取るという形でした。私は違う学部のゼミに入って、本来法学部は書く必要のない卒論を書く羽目になっていました。


学生

全体の学生数は全日制の部門よりやっぱり少なかったです。男女比は男性の方がかなり多い印象でした。

大学入学前は、やっぱり一度社会に出たことがある、30代とか40代くらいの社会人の方が多いのかな〜などと思っていたのですが、案外私と年が変わらないくらいの若い人も多かったです。

あと、昼間に仕事があるから夜間に行くとかではなく、普通に夜間行きたいから受けた、みたいな方もいました。まあ、昼間の時間自由に使えるからやりたいことがあるなら合理的な選択肢だよね〜。

学生全体の雰囲気としては、人数が少ないからか昼間の学生よりは落ち着いていました。
サークル活動があんまり盛んじゃないせいもあるかもしれません。


夜間の良いところ

夜間の良いところ。まずはあれです、学費が安いです。
私の通っていたとこだと、全日のコースの3分の2くらいでした。
卒業証書に夜間だということは書かれないので、純粋にコスパが良いと思います。

昼間の時間を自由に使えるのも良いところだと思います。授業の内容、少なくとも私の大学に関しては昼間と変わらない感じでしたし。

あと、これはまあ自分次第ですが、上手くやれば就活の際にアピールポイントになるかと思います。
今の時代夜間大学は珍しいですし、昼間に仕事をしていたとか、難しい資格試験の勉強をしていたとか、夜間だからこそできた体験があれば、十分強みになるのではないでしょうか。

逆に、夜間だからって足切りしてくるような企業に入りたいですかね??私は御免です。本当は学生が大学で勉強した内容に興味ないくせに「良い大学」の人間ばかり採用する会社、ビキニ美女を自分ちの豪邸のプールサイドに並べたがる富豪みたいで嫌だな〜と思う。


さて、色々書きましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

親世代は夜学も結構ポピュラーな選択肢だったのが、今は夜の部門を開講している大学自体少なくなってきました。
個人的には、できれば残っていてほしいな〜と思っています。母校がなくなるのは嫌だし。

それでは、眠いのでこの辺で終わりにします。眼鏡は明日にでも水洗いしたいと思います。
またお会いしましょう!

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