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子連れで映画を見たい!ドライブインシアターってどんなもの?

大きなスクリーン、迫力ある音。
映画館で見る映画は、自宅で見るものとはまったく別物で、映画好きの方にとってはたまらないですよね。
しかし、子どもがいると「子どもが大人しくできなさそうだから、何年も見に行っていない…」「映画を見に行くなんて、あと何年後かな…」と諦めている方も多いことでしょう。

実は、ドライブインシアターなら、『子連れで映画』が実現できます。
ただ、ドライブインシアターに行ったことがない方にとっては、「どんな感じなの?」「本当に子連れでも大丈夫?」と不安になるのではないでしょうか。
今回、ドライブインシアターのおすすめポイントや注意点をご紹介します。『子連れで映画』を満喫してみませんか?

ドライブインシアターってどんなもの?

大きなスクリーンが設置された広場に車を停めて映画鑑賞をするものです。音源はFMラジオから流れます。
車の中で見るということで、車内で動いてもOK、音量も好きな大きさに調整OKと映画館で座って見るよりは、快適と感じる人もいるでしょう。

チケットの購入方法は?

特設サイトから購入ができます。駐車スペースに空きがあれば、上映当日でも購入可能です。チケット代の支払い方法や購入期限などは、サイトに記載してあります。
「見たいのに、台数制限で見れなかった…」とがっかりしないためにも、早めの購入をおすすめします。

上映当日のスケジュールは?(体験談)

上映当日のスケジュールを見ると、18時開場、19時上映と記載がありました。
実際のタイムスケジュールは以下のとおりでした。

18時00分:開場
18時25分:注意事項説明
18時50分:注意事項説明
19時  5分〜19時15分:注意事項説明・ボートレースの概要・模擬レース体験
19時15分〜20時45分:映画上映
20時45分〜:退場

来場したら、まずやることは?

①FMラジオの周波数を合わせる

上映時間になって慌てないために、FMラジオの周波数を合わせておきましょう。

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受付で渡される入場券に記載がありました。

②トイレの場所確認をする

入場券の裏側に、会場案内図が書かれてありました。
子どもが「トイレに行きたい」と言ったときにスムーズに連れていけるよう、確認しておきましょう。

映画なのに模擬レース?

ドライブインシアターの主催がボートレースの関連会社のため、「ボートレースへの認知度を高める」ために、おこなっていると思われます。

受付で、模擬舟券(番号が2つ書かれたカード)を人数分もらいます。1着と2着を当てる「2連単」というものらしいです。カードはランダムで配られるので、選べません。

スクリーンに、レースの映像が流れ、受付でもらったカードに記載された1着2着と映像の1着2着が一致すれば、景品がもらえます。景品は、クオカードとグッズだそうです。

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子連れでドライブインシアター、おすすめポイントは?

①リラックスして鑑賞できる

通常の映画館では、静かに座って見なくてはいけませんよね。しかし、大人しく座って鑑賞なんて幼い子どもには、厳しいものです。また、飲食も劇場内で売られているもののみ可という規制も。

車内で自由に過ごせるのがドライブインシアターの一番のオススメポイントです。寝転がって見ても動き回っても、好きなお菓子をボリボリ食べても、誰にも迷惑をかけません。

②チケット代が安い

大人2人未就学児2人の4人で映画を見る場合、チケット代は5400円です。(※イオンシネマの場合)そこに、ポップコーン代やらジュース代やら追加すると、かなりの出費に。

ドライブインシアターは、車1台ごとの料金です。今回は2000円で映画鑑賞ができました。映画館の料金の半額以下です。この2000円の中には、軽食とお土産が含まれています。家族4人で見にいくと、1人あたり500円。軽食とお土産で十分元が取れますね。

気になる軽食とお土産、何がもらえる?

軽食は1つの袋にまとめて入っています。受付で大人の人数と子どもの人数を伝えると、人数分のお土産を受け取れました。

<軽食>
・サンドイッチ(1人分)
・ココナッツサブレ(1袋)
・唐揚げ&フライドポテト(1.5人分)

<お土産>
・ハンドタオル
・絆創膏(6枚セット)
・ウエットティッシュ
・ポップコーン
・お茶 or ジュース

1人分のお土産の写真はこちら。

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お土産は、上記の写真にプラスして、大人用にはお茶、子ども用にはジュースが入っています。

他の車が邪魔で見えない…なんてことはない?

車を停めて、映画鑑賞となると、「他の車が邪魔で見えないのでは?」と不安になりませんか?

車は来場順に停めますが、前後左右にかなり間隔があるので、スクリーンへの視界はほぼ確保できているでしょう。また、セダンやコンパクトカーなど車高の低い車は前方、ファミリーカーなどの車高の高い車は後方と、停車位置を指定されています。

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車高の高い車で来場したので、開場早々に入りましたが後方に誘導されました。

スクリーンを中心に、扇状に広がって停めます。前から4列目からの眺めは、写真のようになっています。

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上映直前、前方に車がすべて入った状態です。前の車とかなり車間距離がありますね。

指定位置に停めたものの、どうしてもスクリーンが見えないことは起きてしまいます。そのような場合は、係員を呼びましょう。今回見に行ったドライブインシアターのルールでは、「ハザードランプ点灯=係員呼び出し」と説明がありました。

係員の指示に従って、車を前後に移動させ、スクリーンが見える位置に停め直します。

ドライブインシアターでの注意点は?

①トイレまで遠い&暗い

スクリーン横に仮設トイレがいくつか設置してありました。ただ、車を停めた場所からは距離があることも。

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写真の右端の白い丸のあたりがトイレです。

スクリーンからの明かりがあるとは言え、会場はけっこう暗いです。トイレまで移動することを考え、足元を照らすライトを持参すると安心でしょう。

また、オムツ替えスペースもありません。オムツは車の中で換えましょう。
トイレは、映画上映までに済ませておくのが最善策かもしれません。

②ガソリンが多めに必要

カーステレオを使うので、エンジンをかけっぱなしにして、映画を見ます。途中でガス欠なんてことにならないためにも、ガソリンを入れてから会場に向かいましょう。

③自由な退場が不可

通常の映画館であれば、自分のタイミングで退場ができます。エンドロールが始まったら即退場する方や館内が明るくなってから退場する方などさまざまですよね。

ドライブインシアターは係員の誘導に従って、車を停車や移動するので、自由に動かせません。エンドロールが終わり次第、退場口に近い車から誘導に従って退場します。

もし、トラブルが発生して「車をどうしても動かしたい!」というときは、ハザードランプの点灯で係員を呼びましょう。

快適に映画鑑賞したい!おすすめの持ち物は?

最後に、ドライブインシアターに持っていって良かったものをご紹介します。少しでも車内を快適に過ごすために、ぜひ参考にしてくださいね。

①クッション or ざぶとん

枕代わりにしたり映画鑑賞のために座る位置の高さ調整したり、座席に敷いたりなど、大活躍でした。座りっぱなしだと、腰や背中が痛くなるので、背中と座席の間に挟むのもおすすめです。

②ひざ掛け

見る時期が夏なら不要ですが、外の気温が寒い時期ならひざ掛けがあれば、ぬくぬくで映画鑑賞が可能に。エンジンをかけっぱなしなので、暖房は入っています。そこにプラスしてひざ掛けがあるともっと暖かいので、寒がりの方はぜひ持参しましょう。

③おやつ&飲み物

子どもが「喉乾いたー」「なんか食べたーい」と言ったときの備えです。今回はお土産にポップコーンとジュースはもらえましたが、子どもが好きなおやつや飲み物を持参しておくと、大人はゆっくり映画鑑賞できるでしょう。

また、コンビニやテイクアウトのお店でご飯を買って、車内で食べながら映画鑑賞もいいかもしれませんね。今回は、イオンが近かったため、17時に早めの夕ご飯をフードコートで食べてから、会場に向かいました。

④ライト

暗い会場の中を歩いて、トイレへ向かうときに活躍するアイテムです。スマホのライトでも代用できます。子どもにライトを持たせる場合は、振り回させないよう気をつけてくださいね。映画鑑賞中の車の邪魔になってしまいます。

まとめ

ドライブインシアターは車で映画鑑賞するスタイルなので、子連れでも安心して映画を見られます。どんなに車内で動いたとしても、周囲に迷惑を掛ける心配がないのは、嬉しいポイントではないでしょうか。しかも、料金も車1台あたりの値段なので、お財布にも優しいレジャーです。

「子どもを連れて映画なんて行けない…」と諦めていた方は、ぜひドライブインシアターを検討してみませんか?