私が認知症になっても困らないために、いま、伝えておきたい100のこと。その57

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私が、介護職をしていて、これだけはと、思っている事があって。

それは、施設を利用して下さいっていた方が亡くなられて、お通夜の席に行かせてもらった時に、たくさんのエピソードをご家族に話が出来る様でありたいと思っていること。

『このチョッキは、娘がプレゼントしてくれてね。って、いつも嬉しそうに話しておられましたよ。』

『一緒にお散歩に行かせてもらった時に、いつも歌っていた歌があって•••』

毎日の何気ない暮らしの中のエピソードを、どれだけご家族にお伝え出来るかな。って。

ひとつ一つのエピソードを大事に、お伝え出来ればと。

お看取りにも、たくさんの想いがある。

人が死ぬ。それは、避けられない事だと分かっていても、心に、どうしようもない悲しみがあって、言葉にすることも難しい。

私が、認知症になり、自分の最期は、納棺師さんにお化粧をしてもらいたい。最期の時を家族と過ごしたいと、思っている。


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