私が認知症になっても困らないために、いま、伝えておきたい100のこと。その64

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実家の母は、94歳。腰が痛いのと、耳が遠くなってきた。と言っている以外は、めちゃくちゃ元気で。

記憶力も抜群。多少、脚色が入るのは、まあ、いいでしょう。^_^

そんな母が、昨夜、トイレに行きたいけど行けなくて、大騒ぎだったらしく、

父を介護していた時のオムツを急遽つけたらしい。

トイレは最後まで、自分で行きたいと、言っていたのもあるので、ちょっとコレは、そろそろ?なんて、思っているところ。

介護施設に勤めていると、入居の相談の第一位は、トイレ問題にある。何度もトイレに行くのも、自分で行けるならともかく、家族がついていくとなると、へとへと。それも、便問題もあると、助けて下さい。もう限界となる。

寝たきりで、オムツになってしまえば、ある意味、介護する方はラクになるけど、受ける方は、嫌だけど、諦めるしかなくなって、生きることも辛くなって、思考を停止するしかなくなる。


私が、認知症になり、どんどん症状が進んで、トイレを失敗する事が増えたとする。その時は、

①オムツには色んな種類があって、リハビリパンツと言われるもの。それも、種類がたくさんある。サンプルがもらえるものもあるので、いろいろ試してみてね。履いた感じが違うから。ほら、赤ちゃんのオムツも皮膚にかぶれる、かぶれないものがあるやんね。

それに、パットの種類もいろいろある。吸収力の違いだけど、何回も吸収するからと、つけたままは、気持ち悪いから。

まあ、一回、試してみたらいいと思うのは、自分で試してみること。オムツをつけて、排泄する。これは、介護職の研修でもすることなんだけど、まあ、とにかく、出ないし、やっとこさ出ても、その時の気持ち悪さ、恥ずかしさったら。

自分の身にふりかからなければ、分からない事があるけれど、

もう、介護が大変!とイライラした時は、オムツを付けてみる、介護食を食べてみるなど、やってみたらいいかもしれない。

介護を受けている本人の気持ちが、ちょっとだけでも、分かるだけで、気持ちも変わるんじゃないかと思う。

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