私が認知症になっても、困らないために、いま、伝えておく100のこと。その35

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認知症になると、コミュニケーションが取りにくくなって、だんだん、孤立していく。

そんなイメージないですか?

自分の意見を言えなくなり、誰かの意見に否定も出来ず、その通りにしないと、生きていけなくなる。

これは、めちゃくちゃ間違ったことで、周りが作り出した偏見。介護の現場の発信が多いから、そうなるのかもしれない。

確かに施設に入られる方は、認知症状が重度になられているとか、そもそも、認知症と診断された時から、周りから心配されるあまりに、ひとりでの行動も制限された生活を送っているため、自分で出来ない状態になってしまったり。

結局、誰かに依存しないといけなくなる。

外出は、もちろん、着る服も、見るテレビも、食事も、全部、誰かが決めてしまう。

認知症の症状の出方は、人それぞれなのに。みんな一緒の対応になってしまう。

出来るのに。決めれるのに。

偏見。こわいね。

でも、他人の心の状態は、わからないのに、自分の親しい人達が、困っていたら助けたいもんね。それが、過剰の親切になっているかもしれないもんね。

なんかね、お鍋料理って、施設とかに入ると、なかなか食べれなかったりするんだよね。

出てきても、一人ひとり小分けしてくれるから。

でもさ、わいわいがやがや、食べたいやんね。

あっ、コロナになって、鍋料理の出番も少なくなっているから、余計に、施設では、出なくなる料理かもしれへんな。


でもさ、鍋料理を食べてるイメージは、幸せな空間だと、私は思うから。

鍋の素。置いておくから、私が認知症になっても、一緒にお鍋を食べようね。

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