初野外フェスを満喫した話

 初めて野外フェスに行って楽しかったので、備忘録。
 北海道、岩見沢で行われた「JOIN ALIVE」二日目。
 今回のお目当ては渋谷すばる、新しい学校のリーダーズ、Creepy Nuts、クレイジーケンバンド。あと、「サバシスター」は気になるのでぜひ見たいと思った。
 クロマニヨンズはCreepy Nutsの直後でおそらく間に合わないので泣く泣く諦めることにする。他にも見たいバンド目白押しだけど、欲張っても仕方ないのでとりあえず。
 会場に向かう道で、目の前をすばるくんのグッズを身に付けた方が歩いていた。すばるくんがたくさんのファンに囲まれていい時間を過ごせればいいな、と思う。そして実際に見たすばるくんのステージ、声がのびやかに響いていたし、「スローバラード」にはうわああ…となった。野外フェスといえばエイトが出演したメトロックを思いだしてしまうし、いろいろな思いがよぎるけど、すばるくんがすばるくんらしく、やりたいことをやれているなら、良かったと思う。
 「新しい学校のリーダーズ」は入場規制がかからないオープンなステージだったけど、すごーーーい人の数で前の人の頭と頭の間からたまにメンバーの顔が見える程度だった。小学生くらいの子もちらほらいて、私のすぐ隣では男の子が肩車されて「青春日本代表」のタオルを掲げていた。スズカちゃんのMCが少々セクシーなときはハラハラしたけども、会場が遊園地なのでなんとなくさわやか風味でごまかされた感じ。終わってから、スタッフの方が「ここでこんなに人が集まったのは初めてだ」と言っているのが聞こえた。次に来るときはもっと大きいステージになるでしょうね。
 楽しみにしていた「サバシスター」、後方の人がまばらなスペースで見ることにする。かわいいし声がいいし、目を細めて見ていると隣に見覚えのある男性が来る。きれいな鼻筋、きゃしゃな体つき…渋谷すばるその人でした。ビビる。スタッフのお兄さんが気付いてチラチラ見ている。ここでもし騒ぎになったら大変だもんね。すぐ前にはすばるグッズを身に付けてる人もいるんだけど、お互い気付いているのかいないのか…とりあえずフェスを楽しんでるのをじゃましてはいかん、と、隣が気になりつつもサバシスターの音楽を楽しむ。そういえば私が下げてるショルダーバッグ、某ブランドと関ジャニ∞がコラボしたときのものなんだよなと思い出してちょっと気になるけど、まあそれほど目立たないデザインだし、見えてないでしょう…と思いつつ、なんとなくちょっと隠し気味に。ステージが終わり、観客がばらけ始めると若い男の子に握手を求められてうれしそうに応じていた。ちょっと生きた心地がしませんでしたが、渋谷すばると並んで見たサバシスター、一生の思い出になりました。フェス楽しめてたようでよかったよ、すばるくん。
 Creepy Nutsは前方ステージの整理券を予約していたのでステージがよく見える場所で踊りながら聴くことができた。R氏は本当にMCがうまい!!観客が心から楽しんでいるのがわかる。最後の「合法的~」では久々に飛び跳ねて、ライブを満喫した。後ろのお客さんはこのあとにもお目当てのステージがあったようだけど、「もう満足した~これで終わってもいいわ俺」と言っていた。その気持ちわかるよ。
 しかし、一縷の望みをかけてクロマニヨンズへ向かってみる!このステージは屋内。案の定入場規制がかかっていたが、ホールに入る前の場所で大きなスクリーンでステージの様子を映してくれていて、音は生音が聴こえてくるので十分楽しめた。青春時代のあこがれ、ヒロトとマーシーは本当にいつまでもカッコいい。ブルーハーツのライブで飛び跳ねてた頃を思い出し、この年になってもライブを楽しめてることは本当にありがたいことだと実感する。
 そしてクレイジーケンバンド!これぞエンターテイナーという感じ。ベースの方が紹介される際、お名前に私の大好きなベーシストである「ドナルド・ダック・ダン」を冠していて思わずおおおおと声出た。指弾きで激しく動くベースラインを奏でられるとやっぱベース最高だわぁ、とうれしくなる。「タイガー&ドラゴン」では剣さんによる「タイガータイガーじれっタイガー」付き。贅沢。
 最後のステージのAIさんも見ていきたかったけど時間切れ。しかしステージ前にいなくても、会場内外でパワフルな歌声が響いてくる。すばらしいわね。
 初野外フェス、たくさん思い出ができました。出演者の皆さんはもちろんのこと、これだけの規模のものを成功させるスタッフさんたちに感謝感謝!
 また来年も行けるといいな。

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