昭和歌謡祭 vol.4 (その2)

ジュンコさんご登場

黒い花びら  (水原弘1959 作詞:永六輔 作曲:中村八大)


♪黒い花びら~ とジュンコさんの第一声を聞いた瞬間、
ゾクゾク~っと。
この色気! (もちろん男役の色気です)
このお声がたまらなく好きなんでしょうね >自分
客席に投げかけられる目線も。
「男役の歌」として完成されていると思います
色気と哀愁、切なさ
更に今回、バイオリンの間奏が素敵に入っていて、
この時、多分、バイオリンの方の方にライトがあたっていた?と思うのですが、ワタクシ的にはもうジュンコさんにくぎ付け
(耳はちゃんと演奏聞いてます~)
間奏の間のダンス、というほど踊っておられる感じでもなかったと思うのですが、振りがあって、
その一挙手一投足、表情、目線、手振り、指先
もう、カッコいいんです~

星は何でも知っている (平尾昌晃1958  作詞: 水島哲、作曲: 津々美洋)


歌前にジュンコさんならではの楽しい曲解説があり、
勿論、セリフあり
この曲は、ジュンコさんの男役ならではの「甘さ」が前面に出る1曲。
ワタクシは「汀夏子さまの男役・永遠の少年部門」と勝手に分類しておりますが(*^^*)
この「永遠の少年」の白さ、ピュアさ、透明感を持ち続け、歌に載せられるのは、ホント、ジュンコさんしかおられないのでは、と思ったりするのです。更にあのセリフ
「彼女を泣かせたのは”オイラ”なんだ・・・」
あの台詞に、思わず笑顔になり、ちょっとくすぐったいような、胸キュンを感じてしまう、そんなことないですか?
これも「唯一無二の汀夏子の世界」だと思います。

この歌はLIVEなどで何度か歌って下さっていて、LIVEではこのセリフの大阪弁バージョンなども聞かせてくださったりして。
また、「麗人」という宝塚OGのカバーアルバムでもジュンコさんが歌っておられます。
REIJIN Season 2 "Festa" (2016)もう6年くらいたつのか。


この後、おふたりのトークがあり


もう、ホントに爆笑トークだったいのですが、
(詳しくは覚えてない)
姿月さんが「ダメ元でゲストのオファーをした」と言うのを受けて、
ジュンコさんが「ホントに、ダメよ」みたいな返しがあって(笑)
楽しそうにお話しされるおふたりの会話がおもしろすぎました。
このコンサート、想像以上にトークの時間をとって下さっていて、
後半2部でも爆笑トークがあったので、どのタイミングで何をお話しされたのかは覚えてないのですが、自分の印象に残っている話題。
★姿月さんから、汀さんとの共通点ということで、
「夢人」を再演したというお話をされて、
ジュンコさんが、自分はちっちゃかったから少年で可愛かったよ、と
立派な体格の姿月さんに(笑)
★ジュンコさんから、一番印象に残っている作品は、という質問から、
宙組が最初にできた時のトップが姿月さんだというお話になり、
ジュンコさんが「初代トップは歴史に残る。雪組なんて自分の前にずらーっといらっしゃるから」みたいなお話しされていて、いやいや、
ジュンコさん充分歴史にお名前残してらっしゃいますと心の中で突っ込んでおりました(こういう所もジュンコさんのちょっと面白い一面ですー(笑)
トーク内容、また思い出したら追加します。

1部のラストは姿月さんが
星のフラメンコ  (西郷輝彦1966 作詞・作曲 :浜口庫之助)

(休憩)