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輝夜月を考える@GW研究

おはよおおおおおおお!佐倉だよおおおおおお!!

前回みたいな前書きを書こうと思ってたんですけど思いつかないので今回話です!

さぁ今日考察するのはこちら!

「輝夜月」を考える。

⑴「輝夜月」とは
⑵「輝夜月」の特徴
⑶「輝夜月」の作戦
⑷「輝夜月」のいいとこわるいとこ

考察記事におけるそれぞれの項における詳細な説明はこちらから

⑴輝夜月とは

①チャンネル名
Kaguya Luna Official
②愛称
ルナちゃん ストロングゼロ 首絞めハム太郎 コカインちゃん
③時代区分
Ⅱ期
④チャンネル登録者数
669,521人(2018/5/11)
⑤ Twitterアカウント
輝夜月 / Kaguya Luna
@_KaguyaLuna
⑥タイプ
企業タイプ
⑦簡単な説明
終始ハイテンションな喋り方やそのトークのテンポの良さで人気を集める。好きなものはチーズで、頭に乗っているのもチーズ

⑵「輝夜月」の特徴

・インパクトのある動画が特徴で、最初の動画は250万回に近い再生数を得た。
・その癖のある喋り方で初投稿後すぐにTwitterで「首絞めハム太郎」として拡散され、たった一週間で10万人ものチャンネル登録者数を稼いだ。
・Anicast(かな?)を用いていち早くSHOWROOMでの生放送を果たしていることから、最近は新しい案件にも積極的に参加している。
・魂がツイキャス配信者の「P丸様。」である事も本人も半ば肯定する形で認めていて、動画投稿に全く抵抗がない。

⑶「輝夜月」の作戦

初期の頃は更新頻度が遅く、再生回数を稼ぐ手段かとも思いましたが基本的に一つの動画で多く再生回数を稼ぐのは効率的でもないし、普通に考えれば準備に時間がかかったとかなんでしょうけど、もしあえて理由づけをするなら話題性の確保まで出し惜しみさせたとかですかね。
また、端々の発言から彼女が「P丸様。」の性格をほとんどそのまま引き継いでいることがわかり、他の企業系Vtuberより「輝夜月」というモデルの性格ではなく彼女の本当の性格がそのままアウトプットされているのも高評価につながると思います。
しかし、彼女の抱える問題があるとすればインフルエンサーとしての不完全さでしょうか。
コンテンツにおけるインフルエンサーの役目は、簡単に言うと生産者側からの新情報を消費者側へと流す橋渡し役(例えば、企業案件でアプリを紹介したり、VRそのものの宣伝をしたり)といった感じなのですが、Vtuber四天王(輝夜月の他にキズナアイ、電脳少女シロ、ミライアカリ)の他三者と比べて輝夜月はこのインフルエンサーとしての役割が少々欠けている面があります。彼女の動画は彼女が面白いと思う動画をあげることが多く(本人談)、いわゆる企業案件動画をほとんどあげていません。
そんな彼女もVR開発に関しては積極的な姿勢を見せています。それが一番明確に現れたのが5月5日の輝夜月初のSHOWROOMでの生放送、「ルナライブ」です。気になる方はこちらから。
他にもインドネシアでのイベントも行なっており、これらの例外を見ると彼女の作戦はインフルエンサーとしてバンバン流行を流すのではなく、軽い企業案件を取らずに他のVtuberがしたことのないような、VR界にとって画期的なイベントに参加する事にあると思われます。

⑷「輝夜月」のいいとこ・わるいとこ

いいとこ
・企画の面白さ
彼女の魂が人気ツイキャス配信者であることから、たとえ企画そのものに独自性がなくても彼女の持ち前のトーク力(とテンション)で面白い動画に仕上げてしまうというところが人気の秘訣という事になるでしょうか。
・ファン層の幅広さ
彼女が最初期にtwitterで話題になって大量の視聴者を獲得したことから分かる通り、あまりVtuberやアニメキャラに興味がない人でも気軽に彼女の動画を見ようかなという意欲が湧きますね。さらに使用する技術が高等なものであり彼女そのものの奥も深いので熱心なファン層も比較的出現しやすいと見られます。

わるいとこ
・行動が遅い。
初期の方はタイアップ動画などの企業案件に全くといいほど触れなかったり、Vtuber人狼にも参加しなかったので、企業系じゃないのかなぁと思ったのですが、SHOWROOMでの生配信をしたりすることから、何かしらの思惑があったり単に企業が大規模であったりして決定に時間がかかったりするようです。ここは今後の活動も要チェック。
・ややインフルエンサー向きではない動画
これはもう企業の性格になってしまうのですが、輝夜月さんはVtuberの中でもトップレベルの影響力を持っています。コンテンツの王道はその影響力を活かして案件などをこなして企業の知名度をあげたりするのですが、彼女はそういう案件に他のVtuberほどは積極的ではないと言えます。
まぁ輝夜月さんは企業的な角ばった性格ではありませんし、そういう意味で企業向きではないのかもしれません。
(※この性格は強い二面性を持っていて決して「悪いこと」でしかないわけではないのですが、詳しくは後日の記事でお話しします。)


まとめ

今回は輝夜月さんについて考察しました。
輝夜月さんは彼女の魅力を前面に押し切った動画が特徴的で、企業的な堅苦しい案件などは肌に合っていないように思われます。
また彼女はVR業界の大規模なイベントに積極的に参加する性格であることも伺えました。
これからもVRの発展に大きく関わる出来事に積極的に起用されていくと考えれば、親分と呼び慕うキズナアイさんをも超える人材になるかもしれません。

#GW研究について
Skyland Venturesという企業の木下さん()が学生向けに起こした、VRやブロックチェーンなど自分の興味のあるテーマについて記事を書くと1記事につき500円〜のサポートを受けられると言う企画。この機会にみなさんも是非。


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