3つのイベントが全て合わさり最強に見える
■まいど!
うーべーです。
このノートは「かみやパパからはじまる Advent Calendar 2020」に参加している訳ですが、18日の担当が自分だったハズですが圧倒的時空のねじれにより1週間遅れで投稿しています。時空のねじれだから仕方ないね。
さて今回はカレンダーのテーマと「やってみたいこんなイベント(or こんなこと)」という事で「絶対に実現しない最強のイベント」を妄想したいと思います。題して。
イマーシブマーダーミステリーナイトシアター
なんのこっちゃですね笑。このイベントは僕が最高に胸躍る3種類のイベントである「マーダーミステリー」「ミステリーナイト」「イマーシブシアター」の全てを組み合わせた最強のイベントになります。
ん?「イマーシブシアター」なんて聞いた事無いって?
大丈夫です。ぶっちゃけ僕もよく知らないです(^q^)
■イマーシブシアターって?
定義は色々ありますがイマーシブシアターとは「舞台と客席の間に隔たりの無い演劇」と言ったら伝わるでしょうか。演劇とは一般的に客席から舞台を鑑賞するものですが、イマーシブシアターは違います。
例えば、とあるパーティ会場が舞台だったとしましょう。イマーシブシアターでは本物のパーティ会場を使い、観客は客席も決められてない状態で本当にパーティの参加者としてストーリーを見守ります。もし女性が倒れるシーンがあれば、それはあなたの真横で突然起こるかもしれません。そして、その女性の料理に毒を盛った人物はあなたの真後ろで実際に犯行に及んでいたかもしれません。
このように舞台上と客席がシームレスになっている事がイマーシブシアターの大きな特徴になっています。詳しくはこちらを参照。
そして、その中でも僕がやりたいのは「泊まれる演劇」に近いスタイルです。このコンテンツではホテルに一泊しながらイマーシブシアターを体験できるのですが、こんな特徴があります。
複数の客室やフロアでストーリーが進むため、
出会うシーンはあなた次第。時にグループで、
時にはたった一人で、それそれが別の部屋に
連れ去られながら、異なるシーンや事件を体験します。
おもしろそう!!!
そうなんです。「泊まれる演劇」ではホテル内で同時多発する様々なイベントを自由に(時には強制的に)見ることが出来るんです。メインとなる物語を順番に見ていくも良し、自分が気になるキャラクターを追いかけても良し、時には全く想像もしてない場所とタイミングで重要なバックストーリーが見れるかもしれません。
■3つのイベントを合わせるとは
さて、改めて「マーダーミステリー」「ミステリーナイト」「イマーシブシアター」の3つの合わせるとはどういうことなのでしょう。まずはこの3つのイベントの特性をまとめたいと思います。
※マーダーミステリーとミステリーナイトが何かについてはこちらとこちら
1.マーダーミステリー
・プレイヤーごとに個別の情報がある。
・ゲーム中にプレイヤー間で情報の交換がある。
・推理により犯人を特定する。
・ゲーム中のアクションや決定によりエンディングが変化する。
2.ミステリーナイト
・舞台を鑑賞し、客観的に情報を得る。
・演者に実際に事情聴取を行い情報を得る。
・解答用紙があり、劇中で起きた事件の真相を答える。
・明確な解答とエンディングがある。
3.イマーシブシアター(泊まれる演劇)
・参加者は見たい場面を選択することができる。
・演者と同じ舞台上で物語を追う
・エンディングは迎えるが一度で全てを把握することはできない。
さて、これらのイベント。どこか似た要素があるように思えませんか?
演者がいて、物語に干渉できて、推理要素があって…。文章にすると長くなるので図にまとめてみました。
この図でこれらのイベントに類似性があることが伝わるでしょうか。
「似ているということは上手くやれば全部合わせることができる!」
「一つ一つが面白いのだから合わせると何倍も面白くなる!」
そんな考えで生まれたのがイマーシブマーダーミステリーナイトシアターなのです。
想像してください。マーダーミステリーのようにあなただけの役割とシナリオがあり、ミステリーナイトのように舞台で起きた事件の情報を演者と交流しながら得て、イマーシブシアターのようにその舞台の上を客観的にではなく主観的に入り込める。
そんなイベント遊んでみたくないですか?
僕はとても遊んでみたいです。
■何でやらないのかって話
では、そんなイベントを何でやらないのかって話です。
ゲームが作れない?会場が見つからない?役者を探せない?
そんなんじゃありません。
結局のところ、このイベントは「お金」がかかりすぎるのです。
わかりやすく説明するために3つのイベントの相場を紹介しましょう。
マーダーミステリー 4000円
ミステリーナイト 25000円
イマーシブシアター 25000円
高いね笑。では、すべてを内包したイベントをするにはどれ位かかるのだろうかという話です。規模を縮小して開催しても参加費20000円はかかりそうです。コンテンツに価値があったとしても高額な参加費を聞くと二の足を踏む人が多いんじゃないかなって思います。それが理由で人が集まらないのであれば元も子もありません。
このnoteを読んでくれているのは道民が多いと思うのですが皆さんは一つのイベントにいくらまで出せますか?
■さいごに
ということで僕がやってみたいイベント「イマーシブマーダーミステリーナイトシアター」でした。この話のつまるところは面白そうなイベントにみんなどこまでお金をだせるのか?ってのが要旨だったりします。ちなみに誰かがこの企画やってくれたら僕はいくらであろうと参加します笑。これに限らず高額でいいから紙上やオンラインではなく、もっと没入できる体験型イベントが道内にあればなぁと思っているので、もし良いイベントがあれば僕に教えてください。よろしくお願いします。それではここらでお仕舞にしたいと思います。夢物語を最後まで読んでくれてありがとうございました。
なお実現するなら会場は紅櫻公園になります。それではまたクリスマスにお会いしましょう。さようなら。
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