国立大大学院留学生が勧める語学勉強法

【日本語】を他の言語に当てはめても十分に通用するお話です。

私が中国語を習ったのは東京ドーム近くにある日中学院です。
別科という夜間コースに週3で通っていました。
90年代後半のことですので、今は使用教材も変わっていると思いますが
当時の教科書は英語の説明で音声も”カセットテープ”
CD当たり前の時代に学院にあるダブルカセットデッキでカセットから
カセットへのコピーをしていたものです。(当時の言葉でダビング)

当時はまだシャドウイングという言葉などありませんでしたが
教師は「予習よりも復習が大切」と授業で習った範囲を
音声を聴きながら発音をするという練習を奨励していました。
私は帰宅途中の地下鉄と私鉄でブツブツ発音していました。

おかげで日中学院に通い始めて1年で中検3級に余裕合格できました。
学生時代にアルバイト先で知り合った某大学中国語学科の3年生が
「3級は難しい」と。私は1年であっさりと取りました。
ただ、併願した2級は激ムズでした。

日中学院での学習を終えて十数年後に中国で就業する機会を得ました。
現地の訛りが聴き取れずかなり苦しみましたが、巷のお店で話をすると
日本人であることに驚かれたものです。
“ 你的普通话很标准” (あなたの中国語は標準的ね!)
徹底した発音練習とシャドウイングを教えてくれた日中学院には
今でも感謝しています。

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