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ポーカーチェイス・ステージ5対策マニュアル

 はじめまして。久しぶりの方はお久しぶりです。けみこと申します。
 最近、ポーカーチェイスを遊んでおります。

 私は、

・ポーカーチェイスからポーカーを始めた。
・稼働初期に130戦ぐらいやって休止。(シルバー止まり)
・ステ6が出来た頃に再開。
・300戦ぐらいでステ6に到達。
・累計1500戦ぐらいやって現在。
・ステ5に落ちたのは2回。
・1回は即復帰、もう1回は2200前半ぐらいまで落ちた。
・このときに取れた修行僧を後生大事に抱えてる。

 といったステータスの持ち主です。
 ポカチェからポーカーを始めた、生粋のポカチェ勢です。

 ポカチェでポーカーを始めた初心者にとって、ステージ6というのは夢であり目標のひとつでしょう。

 一方で、ステージ5で沼にはまる人もまた多いです。私の知っている範囲でも何人か居ました。

 ステージ5からステージ6に上がるためには、自分よりレーティングの低い相手にはっきり勝ち越さなければいけません。

 ステージ5は、卓内の平均レーティングが自分と同じで1位から6位まで均等にとる場合、6戦あたり10ポイントのプラスになります。
 しかし自分のレーティングが高いほど、変動レーティングが下がる補正がランク戦にあります。

 例えば、レート計算機で自分のレーティングが2200、相手の平均レーティングが2000の卓での変動レートを計算してみましょう。

https://keisan.casio.jp/exec/user/1642879521  で計算しました。

 ステージ6に上がるためには、期待値マイナスの中で戦わなければなりません。

 ステージ6に上がるためには、ステージ5で大きく勝ち越す必要があるんです。

 ステージ5で沼っていた知り合いのプレイを観戦して、ステ5で沼ってしまうプレイヤーが共通して持ってそうな順位に響くリーク(欠点)について、今回まとめてみようと思います。
 これが、ポカチェ妖怪である自分が考えるステ5から上がれない人の特徴です。

 対象は、ポーカー(ポカチェ)のルールは完璧だけどステ5以下でなんか勝ちきれない人全員になると思います。
 ステ6以上は話が変わってくるので対象外とはなってしまいますが、ご了承ください。

0. ICMについて

 「ICM」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
 正式名称は Independent Chip Model と言うらしいです。

ざっくり言うと、

・1位になる確率は、
 (持っているチップ量/世界のチップ量)
 で計算できるよ

・2位以下のどれかになる確率(n位)は
 (持っているチップ量/(世界のチップ量-(n-1)位のチップ量))
 で計算できるよ

 という前提のモデルです。
 持っているスタックを賞金に変換する数式です。

 実は間違っているのかもしれません。
 そうだったら面白いよね。

 世界中の人が信じてることが違うってことになったら、中二心が刺激されませんか?(わたしだけ?)

 ポカチェに関係する部分だけでざっくり言うと、「チップを減らすのは、チップを増やすことより罪が重いよ」って結論になります。(なぜなら常にバブルファクターが働いているので)

 この結論だけ覚えている人も結構居ると思います。
 そんな人にむけて一言。いったん忘れてください。

 この結論だけ覚えているせいで、あるいは中途半端な知識を持ってるせいで大マイナスのプレイをし続けるステ5勢、結構居ます。

 ポカチェ勢御用達ツールのひとつに Nash ICM Calculator があります。
 非常に便利なので、リンクを貼っておきます。
 しかし、正しい使い方が出来なければ害の方が大きいツールです。

Nash ICM Calculator - HoldemResources.net


シーズンマッチの風景

 アンティを払う前のスタックを入力すると、こうなります。

結構入力をミスりがち()

 この結果を見て、
「SBは60%ぐらいレイズすればいいんだ」
「BBは40%ぐらいコールすればいいんだ」
 と思った人は間違いです。

 Nash ICM Calc.はプリフロップのプレイを「オールインorフォールド」でしか計算しません。

 この計算結果の正しい解釈は、
「SBは60%ぐらいオールインする」
「BBは40%ぐらいコールする」
 これが「均衡解(お互いが利益を最大化しようとした結果)」である。

 と、なります。
 私が2BBオープンした時点で、このツールを使える範囲の話ではないです。

 そもそも論、自分がBBだとしてこの状態でSBから60%ぐらいの頻度でオールインしてくる相手ってどれくらい居るのよ?みたいな話も絡んできます。

 相手のオールイン頻度がどの程度なのか、卓を囲んでれば分かりますよね。ステ6でもこれより狭いプレイヤーの方がずっと多いんじゃないかなと思ってます。(もちろんBTNもこんな頻度でオールインしない人の方が多い)

 だから実戦的にはBB、オールインに対してもっと降りれる。
 
計算結果はあくまで理想の話であって、受け取り手側はうまく現実に合わせる必要があります。

 結局のところ、ポカチェもポーカーなので、勝つためにはチップを増やす必要がある(欲を言えば、出来るだけスタックが減るリスクを抑えながら)といった所に戻ってきます。

 だって平均順位3.5位ではステ6上がれないんだもん。
 難しいことを考えるのは、ステ6上がってからでも遅くはないです。


 蛇足ですが、このときの私が2BBオープンを採用していた理由は

低額オープンに対してBBのプリフロコールorレイズ頻度が低い
 (特にレイズ頻度)
・フロップ以降のベットにブラフが少ないのでフォールドしやすい

 という2点が理由です。BTNが降りたときは、レンジの90%以上で2BBオープンするつもりでした。BBに過剰に降りて貰えるはずだから、リスクを抑えつつ利益が出そうと判断した結果のプレイです。

 もしコールされたら、こっちのハンドレンジの方が相当弱いのでだいたいチェック。相手のベットにブラフは少ないので基本フォールド。書いてて滅茶苦茶弱そうなプレーラインだなオイ。これ本当に利益最大化できるのか?

 蛇足はさておき、ICMを用いた計算結果は自分のプレイの振り返りでも使えるツールですが、べつに計算結果の通りにプレイする必要はありません。

 なので、ステ5では忘れてください。
 相手も計算結果通りにプレイはしないし、理想は相手のプレイに合わせて事前に計算した結果通りにプレイすることになるんですが、無理です。
 無理だからステ5に居るんです。

 

1. 中途半端なハンドの強弱判断が苦手


 ここからが本題です。ステ5で沼りがちなプレイヤーの特徴。
 表題をもっと具体的に言うと、ハイカードが強いハンドは、ハイカードが弱いハンドより常にいいハンドだという信仰。
 極端な例で言うと、KQoよりA2oの方が好き。


A2o vs KQo の計算結果 厳密には引き分けがあるので「勝率」ではない。

 ハイカードの強い方とハイカードの弱い方、直接ぶつかったときの勝率はハイカードの強い方が高い。
 だからAハイは正義。

 ポカチェはオールイン後に勝率が表示されるのでこれを経験則として学習してしまいがちであり、もちろんハイカードの強さはハンドの強さを決める要因の一つであり完全には間違っていない。

 ではA2oとKQo、それぞれランダムハンドと戦わせてみましょうか。 

A2o vs ランダム
KQo vs ランダム

 KQoの方が勝率高いです。
 続いて、上位25%のハンドとの勝率を出してみましょう。

上位25%、だいたいこんな感じ。でもこれ、PoF用レンジではないと思う()
A2o vs 上位25%
KQo vs 上位25%

 やっぱりKQoの方が勝率がいいです。
 KQoはドミネートしてるハンド
(K2-KJ)が多くて、A2oはドミネートされてるハンド(A3-AK)が多い、とかそれっぽい理由は上げられます。

 実際のところ、プリフロオールイン以外のパターンにおいて勝率だけでハンドの良し悪しを語るのは全く正しくない(そこそこ勝つけど実戦上は戦いにくいハンドが存在するため。33みたいなローポケットとか、それこそA2oとか)んですが、ひとまずそれは置いておいて。

 では、A5oとA6oは?

A6o vs A5o

 直接対決はA6oの方が若干いいみたいです。
 キッカーは両方潰れることの方が多そうなので、そんなに大きさ差ではないですね。
 AKo vs AQoほどの大差ではないです。

参考例。グロい。

 では、先ほどと同じように、A5oとA6oをランダムハンド、上位25%ハンドと戦わせてみましょうか。

A6o vs ランダム
A5o vs ランダム
A6o vs 上位25%
A5o vs 上位25%

 どちらも僅かにA5oの方がいいです。
 
A5oには234の全部が落ちたときのストレートがあるけど、A6oには3枚ストレートがないことによる僅かな勝率の差がキッカーの強弱差を上回っているみたいです。

 ストレートのありなし、実は以外と大きいです。

(ちょっと蛇足よりだけど、ストレートは大きいポット戦えるけどAのワンペアでキッカーが5、6は大きいポットを戦いにくい、みたいな勝率では見えない差もあります。だから3bet優先度はA5oの方がA6oより高かったりします)

 この辺りのハンドは「どちらもオールインするよ」になりがちな部分なので細かい勝率差を知らないことによる影響度はさほど無いかもしれません。

 でも、ポーカーチェイスで戦わなければいけないハンドはこんなマトモなハンドばかりではありませんよね。

 もう5BBしか持ってねぇ!
 BBでSBからオールイン要求された!
 こいつ毎回オールイン要求してきやがるな!
 J8oはJハイだからゴミ! フォールド!

 なんか1回BBスティールできて次のBB!
 Q3o! Qハイだからまあまあ行けるやろ! コール!

Q3o vs ランダム
J8o vs ランダム

(もちろん、相手のオールインレンジが狭いときは両方降りてもいいと思います)

 Q3oの方が勝率ありそうだと思いコールしがちですが、実際に計算してみると、3枚ストレートのあるハンドは見た目より強いハンドのことが多いです。

 ちなみに弱めのスーテッドは同じ数字のオフスートより勝率が3%ぐらい上がります。でもスーテッドを評価しない人は少ないので、あんまり細かいことは今回書きません。気になったらエクイラボで手計算してみようね。(丸投げ)

2. VPIP40%以上=Ax全部コール説


 最近はステ6でもそうなり始めていますが、ステ5プレイヤーの平均VPIPはステ6プレイヤーのそれより高いということは、はっきりと言えると思います。

 別に、VPIPが高いこと自体はまったく悪いことではないと思ってます。私は今38%ですが、これはステ6プレイヤーの中では高めの値だと思います。少なくとも、高め「でした」。

参考スタッツ


 もし高いVPIPで問題があるとすれば、BB以外でコールで参加する頻度が非常に高いプレイをしているときです。

 例えば「誰かがレイズしたとき、A6oを持っていたら常にコールで参加している」といったプレイをしていたら、それは問題だという話です。

 前項で「A6o、A5oよりちょっと勝率低いかもよ」みたいな話をしました。ここでするのは勝率ではない部分の話です。

 あなたはAd6hを持っています。
 誰かがレイズしたので、コールで参加しました。

 フロップはAhKs8d。Aが当たったので結構うれしいですね。


フロップの図

 フロップで相手がベットしてきました。
 Aを持ってるので、1回はコールします。

 ターンで5dが落ちました。


ターンまでの図

 そしたら相手がポット100%のベットを打ってきました。リバーでオールインされそうな雰囲気も感じます。
 このAd6h、勝ってそうですか、負けてそうですか。

 もちろん答えは「相手による」としか言えない。
 ただし、バリューベットには結構負けてるでしょう。
 そんでポカチェ環境、バリューベットの比率が高めです。

 少なくとも、こっちからレイズすることは少ないんじゃないかなぁ。A弱キッカー、コールされるところに結構負けてそうだし。
 「いや、レイズするけど?」と思った人には後段部分で触れます。

 ヒットしたAdをブラフに変える考え方は数段上過ぎるので今回は考えません。ポカチェステ5はそんな超絶技巧が要求される魔境じゃねぇ!

 プリフロップは、「ちゃんと強いハンドと、捲り目の多いスーテッド(色が揃ってるハンド)とかコネクター(連番)」をレイズする方が、前者に「そこそこ強いけど捲り目が少ないハンド」を混ぜて毎回コールで参加するより良いことが多いです。

 後者だけでコールで参加する場合はもっとまずいです。
 A6oでコールしてポットサイズ下げながらフロップを見たところで、運よくAのワンペアになっても相手に自分より強いハンドが多い。されどもAのワンペア。簡単には降りられない。

 トーナメントのプリフロップレンジってものすごく難しくて、状況によって大きく変化するし、リングゲームと比べるとレーキが無いからポジションがあれば広くコールしてもいいんですが、ステ5脱出でそこに触れる必要はあまりないと思ってます。それが適切に出来る人間、ステ5で沼らないので。

 じゃんたまをやってる人は、じゃんたまを思い出してください。
 ポカチェもじゃんたまも、ラス回避の側面があるという点では共通しています。

 中途半端なハンドで自分からロンされにいってラス候補になるより、いいハンドはちゃんと押して、弱いハンドは降りる。
 誰かがコールしたら、その人にラス候補を押し付ける。

 そういった立ち回りの方が、賢いとは思いませんか。

3. シンバリューのオールイン

 
 さっきのA6o、ターンで絶対にレイズすると思った人に向けた話です。

 話の簡略化のため、リバーだけに限ってみます。
 リバーは「今、持ってるハンドより強いハンドには絶対に負け、弱いハンドには絶対に勝つ」状況です。
 相手は基本的にはハンドが強い順にコールしてくるでしょう。
 仮に「ベットしたとき相手が降りるハンドは、常に自分の持っているハンドより弱い」とします。
=相手がフォールドしたことによって得る利益がない状態)
 例えばA6oを持っていて、ボードがAQ942、Aだけが当たったワンペアとかだとわかりやすいでしょうか。


 では、このA6oはベットするべきでしょうか。

 バリューのつもりで「ベット」というアクションを行う場合、コールしてくるハンドに半分以上勝っていなければ、マイナスになります。

本当はベットするハンドレンジ内のブラフによって得る利益が絡むので、こう言い切ってしまうのは正しくはない、のですがふんわり理解してほしい部分です。少なくともバリューしか打たないなら間違ってはいないはず

 例えば、フロップでAが落ちてチェックチェック、ターンでナニカが落ちてチェックチェック、リバーチェックならばベットしてもよさそうですよね。
 相手はQx、9xぐらいまでコールするでしょう。アクション的にお互い弱そうなので、ワンペアを全部コールしてきてもおかしくないです。ブラフがあるなら
 
 では、フロップでAが落ちて50%ベットにコール、ターンでも50%ベットにコール、リバーで相手がチェック、自分がPot50%オールインをバリューベットとして打てるか、では?

 ここで、Aが落ちたあとに2回ベットしてしまっているというのが問題になってしまいます。

 ベットしてコールしてくるハンドに、Qx、9x、あるでしょうか?
 そんなに多くは、ないんじゃないかなぁ。

 正直ステ5だとワンペアコールするマン居るのであるかもしれない……。

 今のような状態で、A6oをベットに回してしまううえ、ブラフを打たないプレイヤーが結構居ます。
 こういった、特にリバーで「自分が勝ってるハンド」を全部降ろしてしまい、「自分が負けてるハンド」に全部コールされしまうプレイは平均順位にはっきりと響きます。

 「自分のハンドはどのくらい強いか」「ベットサイズ、ポットサイズはそれに見合っているか」が大事になり、今回のハンド、トップ(A)ヒット弱キッカーでは場合によりチェックを選ぶ必要が出てきます。

 私はこれを「悪いアグレッション」だと思っています。
 それは「悪いバリューベットをしているから」だけではありません。

 「悪いバリューベット」をしてしまうプレイヤーのチェックしたハンド」には何が入っているでしょうか。
 チェックしたあとにベットされたとき、コール出来るハンドはどれだけ残っているでしょうか。

 だいたいの場合、何も残っていません。安くて広いブラフが打たれ放題になってしまうんです。(でも気合でコールするという択はある)

 同じ論理で、プリフロ、フロップ、ターンでコールした側が、相手のチェックを聞く前に次のストリートで「悪いアグレッションのまま」ベットするのはやめた方がいいよという話にもなります。
(=チェックしたハンドに何も残らないからブラフ打たれ放題になる)

 ポカチェだと必ずしもマイナスとは言い切れない(オールインで先に打ち切れるぐらいスタックが浅いことが多いので、ターン以前、チェックするハンドに守るべき弱いSDVを持ったハンドが無いなら、エクイティ確保の意味がある気もする)んですけど、「悪いアグレッションでコールしてからベット」する傾向がある限り、「チェックしたハンド」が弱くなってしまうのは事実です。

 ちなみに、エクイティ確保の意味合いがあるフロップ、ターンは人を選んでバンバンベットしてもいい気もします。チェックしたときに高い頻度でチェックを返してくれる人になら、やっちゃってもいい。私は止めません。

4. 相手がバリューしか打ってこないのに降りれるハンドが緩い


 「本来はコールするべきなんだろうなー」と思わせるハンドというのがあります。例えばチェックチェックで回ったリバーの低額ベットに対する弱いワンペアとか。

 でも相手にブラフが少ないので、結局チップ余計にあげて終わりがちです。私もよくやります。それを恐れてブラフキャッチは出来ないので。
 
なお、ブラフレイズをすると、コールされて余計にチップを吐き出すことになります。だってバリューしかないんだもの。

 これも結局、人を選ばないといけないという、ふんわりとした話になります。

 正しい具体例、出そうとすると難しいんですよね、これ。
 結局のところ、相手のベットレンジが分かってないと計算できないので。

 相手にブラフが無いなら、フロップのサードヒット、なんならセカンドヒットまで(例えばフロップAT8rだとして8、Tのワンペア)、結構降りれるよ。
 フロップでベットされたとき、ターン以降のベット頻度が高いなら余計にそうだよ。

 みたいなふんわりとした話しか出来ないことを許してください。

 私も、ブラフが無いって分かっててもついついコールしちゃうのよ!
 だから正直、言う資格はないけど!
 でも「明らかにベット頻度が低い相手」からは、やっぱりバリューベットしか出てこないのよ!信じて!

5. 終わりに

 今回書くことはこれで終わりです。
 上記はあくまでステ5脱出する上で消しておきたいリークであって、ステ6で上位目指すとかだと全然違うと思ってます。

 なんなら0の項で取り上げた、ステ5脱出には要らないとまで言ったICMについて勉強した上でプレイしないといけない。まあ、中途半端なハンドでコールして参加しないことは、広い意味でICMに対する理解かもしれない。でも、計算結果の勉強って時間がかかるんですよ。毎回誰がどの程度スタック持ってるかとか変わるし、そういう意味ではやっぱり暗記科目。





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