ナヤウィノータを回すまで


「一目惚れ」という言葉がある。
私はどちらかと言えば、惚れっぽい側である。


こんなん一目惚れするに決まってるやんか!


1.回す前にやったこと

大前提として、このデッキは最速3キルのコンボデッキである。

マナクリ→歴パイでトークン×2→ウィノータ、匪賊+パワー4を捲る
もしくは
マナクリ→絡み根→進化、匪賊+パワー2を捲る

最速手順は上記の通りで、言い換えればウィノータのいる場で非人間2体でのアタックにより20点アタックの権利が発生すると考えていい。

ちなみに上記手順は絶対ではなく、前者はウィノータの代わりに異界の進化でも問題なくコンボが可能であり、後者は2ターン目に浮いたマナでマナクリが出せていれば進化の代わりにウィノータでもいい。パーツに互換性があるという事実はデッキの安定感を演出する大きな要素であり、つまりこいつらは確定枠なのだ。合計28枚である。

では他の採用カードも評価してみよう。月メイガスは相手によっては2キルを発生させるカードであり蓋にもなる。復活の声はウィノータへの除去やカウンターへの牽制となる進化種だ。稲妻は生物を用いた高速コンボへの妨害札であり、相手への引導火力として転用することも出来る。これら9枚は確定とまでは言わないが、メインボードに採用しても大きく間違えることは無い。

そして、最後の1枚がフリースロットとなる。
漁る軟泥が入っている枠だ。
恐らくこれはベストカードではない。
メインに押し上げるサイドカードとしてはかなり丸い。
多分それくらいの枠だと考えた。

私はこのフリースロットに、密輸人の回転翼機を選んだ。
以前ブルースティールで使ってこき下ろしたカードである。

画像1

ウィノータを搭乗させよう!

ルーティング含め、それなりに仕事をしてくれるはずだ。
重ね引きで弱いのが機体の弱点である。おそらく2枚までだろう。
スタン、パイオニアならともかく、モダンで受けに回ると弱い2マナパワー3は中途半端な感が否めない。速度勝負では足を引っ張るカードであり、常にサイドアウトを考えていい枠となる。

2.結果と反省

モダンリーグ版に入っていたスーラクは本当に何もしなかった。
一方、毅然たる刃の達人はいくらかマシな動きをしていた。

画像2

4.5枚目のアングラス。時々ハードキャスト。

コンボパーツとしては可もなく不可もないカード。1枚確定とまでは言えない。フリースロットに考慮される1枚、というのが私の最終的な評価である。

ちなみにこのカード、モダンウィノータを回すプレイヤーのほとんどが一度は目を通していたらしい。そのうえで、アンプレイアブルと判断したとか。

誰も試す気にならない見た目をしている割には、健闘したと言えそうだ。

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