複合還元についての解説
質問をもらってた複合還元ですが、
複数の還元剤(チオグリコール酸・システインとシステアミン・GMT・スピエラなど)を使う事で
髪のS1結合とS2結合両方の結合をまんべんなく切断することで
直毛の方や撥水している疎水性の髪にも対応しやすくなります!!
複合還元はダブル還元やトリプル還元というような言い回しでも自分は同じ意で捉えてます😊
それぞれ還元剤の特徴が違うため、
アルカリ度や還元力、還元剤の分子量(大きさ)を複数使って
そのお客様の髪の状態に適正なものにしてより
髪に負担のない施術ができるようにしていくための技術です!!
多い例としては
システアミンとチオグリコール酸
システアミンとシステイン
チオグリコール酸とGMT
チオグリコール酸とスピエラ
システアミンとGMT等々
基本的に何でも問題ないんです^^;
ただ、薬剤のスペックによって適正な設定が変わってくるので、そこに関しては肌感で感じて行くのも必要な部分です😊
どんな人にもやったほうがいいか??
つけまきする場合
ハイダメージの場合
→シスとか
サルファイト単品でつけ巻→巻き終わった後にシステアミン
巻き終わりのカールの出具合みて システアミンだけなのか?システアミン+サルファイト
カールよわかったら、システアミンと酸性チオ
酸性のチオ
チオって
チオグリコール酸
システイン=シス
強い薬を弱める方法って??
→・PHを酸性に持っていく→
・弱い薬を混ぜる→システアミンとかシステインを混ぜる
・トリートメント巻→スプレイヤーにトリートメント入れて水巻っぽく
→でもそうしたらパーマ巻きやすくなる?かからないのでは???
・ロッドを太く
・薬剤を水で薄めてみる→薬剤に20%
・薬剤にトリートメントを入れる 10%くらい
・髪のダメージ部分にトリートメントをつける→シャンプーしてチェンジリンスする。
親水性コルテックスに作用
→シス、チオ、酸チオ等々、、、
薬剤に数種類の還元剤が入ってる薬剤もある。
複合還元とかマルチ還元、ダブル(トリプル)還元とか、、、
シスチオとかチオシスは
シスとチオの分量が違う薬。
システアミンのデメリット
→残臭がする
SSを切るときに必ずメルカプト臭がある。
+独特の匂いがする
メーカーの対処方法としては
剤にマスキング用の香料が入ってる。
それでも匂いは残る。
チオのほうが還元スピードが早いんじゃないか???
→アルカリ度が高いから髪が膨潤してコルテックスまで浸透しやすい。
(キューティクルを開いて入りやすいため)
システアミンはアルカリ度は高くはないけど、還元力がある。
おすすめのロッド
→アニオンロッド
薬剤ルシケア
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