大納言死去まで

大納言死去まで読み終えた。
この章段では俊寛達が流された話があり、鬼界が島の環境描写があるのでメモφ(..)

大納言成親が酒に毒を入れたが飲まなかったので、崖から突き落として串刺し状態にしたという。
毒殺(成功していないけれど)エピソードは日本だと珍しいイメージがある。三国志にはよく出てきたけれど、その辺歴史的&文学的にどうなんだろう。
成親が毒と知って飲まなかったのか、単に飲まなかったのかも少し気になった。毒を避けるところまでは頑張ったと読むべきか。

そして、こういった具体的な処刑方法は誰が決めて実行したのだろう。前例主義の時代に「ためしすくなう」な手段を選ぶなんて。そもそも忠盛~清盛の出世の時点で異例なのだから、その清盛界隈の横暴の1つとしてあり得たのかもしれないし、あるいはそういうイメージでエピソードを作ったということかもしれないが。

少し戻って、阿古屋之松。何故ここでその話を持ち出したの?というタイプの挿話。
うっかり琴責を連想してしまう。壇ノ浦兜軍記はどこかで読むか観るかしましょう。

数日サボって読まなかったら何だっけ??となるので、やはりなるべく短期間で読み通さないとと反省。しかし、平家物語休暇でも取らないと一気には読み終わらないぞ。
語釈や解説まで読み込むと進みが遅いのは致し方ないので、なんとか読み通して、そこからは原文のみをさらうのがベストかな。
朗読CDも購入を検討中なのだが、一体自分は何をしたいのかw

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