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【藤井風】さわやかな風と帰ろう

人間は、ネガティブなものほど記憶に残りやすい。
ポジティブなことよりもネガティブな出来事や情報の方に注意を向けやすい生き物だ。

これは心理学用語で「ネガティビティ・バイアス(nagativity bias)」といって、人間が進化する過程で、災害や事故などの危険から身を守るために発達した機能。

だから、ネガティブなものを見て落ち込んだりしちゃうのは、人としてごく普通のこと。

厄介なのは、ネガティブな意見の影響力がとても強いこと。
個人の見方や意見であるのにも関わらず、あたかもそれが「大多数の意見であり、正しいもの」みたいに見えてしまう。それが怖い。
たとえそういう意図はなかったとしても、誰かの"正しさ"は、誰かの大切なものを奪う可能性だってあるのにね。


何を信じて、何を正しいと思うかは、ちゃんと自分の目で見極めないとね。

世の中には色んな人がいるし、色んな見方や考えがある。
だから、そういう人もいるよねと思うことにする。
憎み合いの果てには何も生まれないから。

あとは、チーム風の判断に任せる。
何かを通したものではなく、公式の言動がすべて。

それでも、本人はきっと辛いよね。

生活のすべてが音楽で、音楽以外は無頓着。
普段はパンツも靴下もビリビリに破けているのに、ひとたびステージに立つと圧倒的な歌唱力とパフォーマンスで観客を魅了する。

「誰かがちょっといい気分で人生を送れたりするために音楽をやっとるようなもん」と語っていた藤井風が、私は好き。

与えられるものこそ与えられたものであるとするなら、今まで数えきれないぐらい藤井風から幸せをもらってきたから、お返しにこれからも愛と感謝を伝え続けるよ。

公式アプリを見ると、ツアー最終日以降の藤井風のスケジュールは白紙だ。
そしてLAAT後は、しばらくツアーはやらないとずっずさんは言った。
ツアーをやらないとなると、新たなアルバム制作に入るのか、それともコロナで延期になった海外武者修行に行くのかもしれない。

いずれにせよ、楽しいワクワクで満たしてほしいな。
これからもずっと藤井風の音楽を聴いていたいから。

最近の藤井風は、みんなの前では笑うって決めたような顔してる。
そんな無理しなくてもいいんだよって思うけど、藤井風が笑顔でいるって決めたなら、ファンも笑って応援するよ。