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早く帰るために非エンジニアだけど勤務時間チェックツール作った結果GitHubも完全に理解できそうになる話

この記事は スタディストアドベントカレンダー 2019 の6日目の記事です。

働き方改革が叫ばれる昨今、残業時間の見直しを行われている企業も多いのではないでしょうか。
そんな中早く帰りt…会社の残業時間時間削減に寄与するべくツールを作った話です。

書き手について

このアドベントカレンダーがnoteで書かれていることからも推察できるように私はエンジニア畑の人間ではありません(いつか◯iitaもデビューしたい)。ツールを作った当初はむしろエンジニアリングから一番遠いであろう営業事務として働いていました。でも事務こそ自動化できるところめちゃくちゃあるから。しかもちょっと頑張ったらすごい「助かる〜!」って言ってもらえるから。自己承認欲求駆動な事務の方、一緒にエンジニアリングしましょう。プログラミング、オモウヨリモムツカシクナイ。

フレックスの恩恵と襲い来る四則演算

スタディストでは10:00〜19:00を基本勤務時間としながらの11:00〜16:00コアタイムのフレックス制度が採用されています。
このフレックス制度があるおかげで平日しか開いていない役所/銀行関係等々の用事もわざわざ休みを取らずに済ますことができたり、お子さんがいるメンバーは朝晩の送迎を行ったりすることができています。あと体調が微妙に悪いときとか無理せず帰れたり。フレックス万歳。

ただ、ここで課題になってくるのが勤務時間の管理です。
1日あたりの勤務時間はコアタイムに勤務していれば特に考慮しなくていいのですが、月に対して労働基準時間(8h×営業日数)というのが設けられており、その時間は割ることないようにしなければいけません。

私は出勤時間も退勤時間も日によってけっこうばらばらなので、とてもではないですが肌感覚では労働基準時間に達せそうなのかそうでないのかがわかりません。
極稀な例ですが、最終営業日に特段急ぎの仕事はないのに遅くまで残らざるを得ないことも発生していました。
私は帰られるものならなるべく早く帰りたい村の人間なので毎月終盤になると勤怠管理システムを見ながら、残り日数で平均どれくらい働けば…と計算していました。
しかし、スタディストで採用している勤怠管理システムはフレックスフレンドリーではないようで、この計算がなかなか難しい。
特に私は数の計算が異常に苦手で二桁-一桁の計算ですら数十秒要してしまうため、この「平均勤務時間」を割り出すのにやたらと時間がかかっていました。
早く帰りたい村に籍こそありますが、仕事はちゃんと終わらせたい教にも入信している私はこの無為とも思える時間に虚無感を感じていました。

7日間の自宅待機命令の先に

そんなときに出会ったのが以下の本です。

今年のGW、2日目から季節外れのインフルエンザを発症し残りの休日期間、自宅療養を余儀なくされていた私は、せめて家でできるなにか有意義なことを…と考え、以前社内のメンバー( @okash1n )から紹介されたこの本の存在を思い出しました。

一通り読み、言われたとおりにタイピングするとおや不思議、みるみるいくつかのツール(ブックマークレット)ができあがりました。

このいくつかの課題に取り組むうちに私は気づきます。
「これ勤怠時間の計算に使えるぞ…」

その勢いのままコードを書き上げ、なんかコンパイルがうまくいかんみたいな初学者あるあるを踏襲しつつ、次の日にできあがったのがこちら

これをブックマークレットとして登録し、TouchOnTimeという勤怠管理システムのページ上でブックマークレットをクリックして起動させると、

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と月内にあと何時間働けばよいのか、また、残りの勤務日(営業日)で平均何時間働けば基準時間に到達するのか、というのが瞬時に表示されます。最高すぎる。定時ぎゃんぎゃんに守っていこうな???(このキャプチャ時点では基準時間大幅超過。定時ヤーとして不徳の致すところであります。)

ワンクリックで自分の勤怠状況が把握できるようになり、社内Slackにも共有し多くのリアク字(※社内チャットツールの絵文字スタンプ)をもらって、めでたしめでたし、

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と思っていたところ、事件は起こります。

未知との遭遇

開発部ペンギン好きメンバー「あのブックマークレットとても便利に使わせてもらっています、せっかくなのでプルリク出しておきました🐧

プルリク…
プルリクエスト…
Pull Request…

実はコードを書くまではあっという間だったのですが、どうやらコードというのはGitHubというのに上げるものらしいと知り、恐る恐る開いたところ現れたおびただしいタブと英字表記に瞬速でブラウザバック、実際にコードを上げるのに3週間くらいかかっていたのです、もうあのタコキャットには当面会わないで済むと思っていた矢先の出来事でした。

かくしてそのまま開発メンバーからの優しきプルリクはしばらく塩漬けにされてしまうことになります。

…GitHub使った話書こうとしたのに序章で長くなりすぎました、不覚。

というわけで後半は「非エンジニアだけど勤務時間チェックツール作った結果GitHubも完全に理解できた話(仮)」です。乞うご期待!!!!!!!!!

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