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まちと歩む老舗店 いせき

sいせき 昭和27年店頭風景 右から2番目が3代目井関武七さん

※写真は1952年の店頭で撮影されたもの。2代目福太郎さん(中央)と3代目武七さん(右2番目)。左看板の「買う人の気持ちになって賈る店」が今に継がれている(㈱いせき提供)

※2020年ショッパー所沢版掲載になった記事のご紹介

所沢市は2020年、市制施行70周年。所沢と共に歴史を刻んできた商店をご紹介します。

いせきは、所沢駅西口の「プロペ通り商店街」に立地する、生地、手芸用品、カーテン、ホームファッションを取り扱う店。1893(明治26)年から続く老舗店として知られ、創業当初は所沢織物の買継商を、戦後は時代と地域のニーズの変化に応えながら化粧品や文具、衣料品、呉服などの小売業を営み、現在に続いています。

会社組織となったのは、70年前。現在5代目、井関克行さんが、昨年父の雅晴さんから引き継ぎ、社長を務めています。克行さんが大切にしていることは「お客様の声を聞き、トレンドをいち早く取り入れ、お買い得価格で提供すること」。「布材料なら、いせきさんに行けばある」と地域の期待を裏切らない努力も惜しみません。また時代のニーズに合わせ、ネット通販も開始。今では売り上げの約2割がネット通販です。


創業者の丑五郎さんの時代から、代々業界や地方自治の要職も担うなど地域につくしてきました。克行さんも現在、所沢プロペ商店街振興組合専務理事を務めており「かつては店主の顔が見える個人店が多かった商店街。今後、街の発展のために、所沢の玄関口となる商店街の健全なにぎわいづくりがしたい」と話しています。

現在 5代目 井関克行社長

(写真は、5代目 井関克行社長。いせき店頭で撮影)

【㈱いせき】〒359-1123 埼玉県所沢市日吉町9−22
(所沢駅西口 プロペ通り沿い)
電話: 04-2922-1355

※本記事はショッパー所沢版4月号に掲載


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