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昨今のジェンダーあれこれ 東京より

やっちん

最後に日記を回してもらったのが2ヶ月前なんて信じられません。コロナのせいで活動量(?)は減っているのに、時間は相変わらず早く過ぎている!!2ヶ月の間にオリパラも終わり、あれは一体どんな夢だったんだろうと思う次第です。

今の話題は自民党総裁選ですかね。史上初、女性候補が2人ということで色々と考えさせられます。クオーター制の議論でもよくあるけど、女性というだけで登用するのがいいのか、それとも当人の性別を問わずジェンダーに理解のある人を登用すべきなのか、意見が分かれますね。

個人的な所感だと、下の年代の女性にツラく当たる年配女性を職場やプライベートで見てきたこともあり、女性だからこそ女性に優しくない・偏見がある時もあるとも思います。(一方年配男性の上っ面な女性への配慮は、そもそも女性を競合相手と思っていない故のポーズだとも思います)

フィリピンの話ですが、職場の上司から性的被害を受けた裁判で、裁判官が女性であったにも関わらず、レイプ神話を信じ込み被害女性にとって明らかに不当な判断をしたケースがありました(Vertido事件)。この事件を読んだ際、女性の数を増やすことに意味はあるのかな?むしろ登用された女性はstereotype threatを持ち、より女性を否定するのでは?と思いました。

今のところ、少数派でなくなればstereotype threatを持つ確率が低くなるため、まずは数で女性を増やすのがいいのかな〜という考えに落ち着いています。やっちんはどう思いますか?総裁選、女性が選ばれることは今のところなさそうですが、候補者として2人出ていることを喜ばしく思うべきでしょうか笑

ちなみに最近読んで面白かったジェンダー本は「才女の運命」です。マルクス等の天才の妻はどんな感じだったのかを述べている本なんだけど、父親っ子で才能に溢れる娘たちが妻・母になる過程でどう変化していったのか・変化を強いられてきたのか。現代にも十分通じる示唆があり、結構鬱になったよ!笑 似たような話だと、韓国映画「82年生まれ、キム・ジヨン」もとても良かったです。

かしこ

P.S. 先日東北の山にお邪魔しました。素晴らしい紅葉!もうすっかり秋ですな〜。

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