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【POSIWILL体験記③】3回目面談〜向いている仕事とは〜

向いている仕事とは?

3回目の面談は仕事理解ワーク。キャリア形成上の強みや仕事を選ぶ価値観について明確にすることが目的である。

私は10年以上公務員として働いているが、これまで大きなプロジェクトを立ち上げたり、自分にしかできない業績を残してきたわけではない。
どちらかというと内部管理がメインで、「できて当たり前の仕事」「マイナスをゼロにする仕事」の連続だった。

加えて、ネガティブな性格もあってか、「私はこれができます!」と自信をもって言えるものはなく、そもそも仕事が合わなくて転職するか悩んでいるため、「これが適職です!得意です!」と胸を張って言えるものは思い浮かばなかった。

事前課題においても、いくつか仕事におけるエピソードを絞り出して記載したが、それでもピンとこなかった。

そんな正直な思いを面談で志濃さんへ伝えたところ、「では、義務感なく頑張れた仕事を考えてみましょう。どんな小さなエピソードでもいいです。」と話があった。

その場で少し考え、仕事上の本当に小さなエピソードを一つ挙げた。内容は割愛するが、私がなぜ義務感なく頑張れたのか、ポイントをまとめたい。

・上からの指示ではなく、自分で自立して動けた。
・自分で調べたり、納得して進めていけた(納得感)
・過去例がないからこそ、周りの人と比較しなくてもよかった。その結果、自信にもつながった。
(普段は前例がある方が安心できるが、ゴールさえはっきりしていればやれる!)
・ゴールが明確にある中で、その中でプロセスに裁量権があり、工夫できるとモチベーションが上がる。

私にとって上記内容は、今後のキャリア形成における重要な要素だと感じた。

持ち味が発揮されない環境とは?

志濃さんから、強みやモチベーションの源泉も大切だが、「saさんは、持ち味が発揮されない環境を整理しておき、時にそれを避けることも必要です」とアドバイスがあり、一緒にまとめた。

<私の持ち味が発揮されない環境>
・ゴールそのものを描くことを求められる。(新規事業企画等)
・ゴールに不確実性や抽象度が高く、適切な支援を受けられないまま、主体者となって推進すること。
・内部のごたごたで疲弊するなど、職場内においても仕事が個人の幸せと繋がっていない状態。
・自分自身がスピード感や業務量、仕事の質に対して過度なプレッシャーを感じ、それに対して打開できる目途が立たない状況。

面談をしながら、「そうそう、これです。私がいつも壁にぶつかるときは!」と何度も頷いてしまった。

私の強みとモチベーションの源泉

<強み>
・コーディネート力
⇒要素として、
・人に向かう思いや細やかな感性
・バランス感覚(両者の立場に立てる)
・戦略性 
・説得力
・俯瞰的な把握力

<モチベーションの源泉>
・自分自身が納得・共感できる明確なゴールに対して、媒介者をとして、関係者と連携し、ゴールを達成するプロセス。
・ゴールの途中だったとしても、そこまでの達成感や納得感、そこまで得られたものを実感できる状態。
※法律や制度、心理学、福祉、人事や組織に関する専門知識が活かせると尚可

3回目の面談を終えて感じたこと

振り返るのも嫌だった仕事の経験。
志濃さんと一緒に向き合ったからこそ、納得のいく強みやモチベーションの源泉を整理できた。
ありきたりな表現や、誰かの職務経歴書を真似て作った言葉ではない。私にしかない、自信をもって主張できる内容だ。こんな感覚は初めてだった。

持ち味が発揮されない環境も言語化したことで、「今後のキャリアにおける武器(ちょっと言い過ぎかもしれないが、自分を守るための道具)」を手に入れた気分になった。笑

5回の面談の中でも、特に自信に繋がった回だったと思う。

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