2020/02/02 至極の10分ネタライブ

本当に良いライブだったんですが脳味噌の限界なのかもう思い出せないことが多いです。何故今更月初のライブの記事なんかを書いているかは後述します。例の如く見出しでの敬称は略させていただいています。あとネタのタイトルも勝手につけています。すみません。

OPMC: ねじ / マツモトクラブ
冒頭に流れたかっこいいOP映像で皆コンビ名がローマ字表記になっていたけれど、改めて見ると「Neji」ってダサくない?というぼやき (そんなことはないと思います) から始まり、マツモトクラブさんの「『THE』を付けたらどうか」→「『THE Neji』はもっとカッコ悪い!」という流れが好きでした。
そしてネタ尺の話に。ねじさんもマツモトクラブさんも単独ライブで20分以上のネタをやるけれど、10分程度のものが意外となく削る作業や膨らませる作業が大変らしいです。一方で「通常営業」と二組に言われていたのがランジャタイさん。普通の寄席でも平気で18分くらい漫才をしたこともあるそう。すごい。

◉まんじゅう大帝国「アレクサ」
まんじゅう大帝国さんの漫才はお二人がしている雑談を我々が目の前で聴いている、という感覚なのですがまさに長尺にピッタリでした。冒頭からウエストランドさんのモノマネ (何故か大きい方の竹内さんが井口さん役) を入れたりDVDの告知を挟んだりとかなりフレキシブル。竹内さんがノリノリで自らが映っているDVDのポスターを観に行った話はオチも含めて最高でした。
◉ザ・マミィ「情け」
昨年の単独で行われていたネタ。「あれ、このネタ10分もあったっけ?」と思いましたが単独ライブって本当にあっという間に感じるのでそうなのかもしれません。登場人物に感情移入せずにはいられないようなハートフルで暖かい大好きなコントなのでもう一度拝見することができてよかったです。というかパパプライドは何とかしてDVDにならないのだろうか…。
◉ねじ「質問の多い人」
恥ずかしながらねじさんのネタは初めて拝見したんですが一瞬で好きになりました。お約束のシチュエーションから生きる意味、夢、正義とは何か、という半ば哲学のようなものを問われるコント。「明るい曲調だけど、アンパンマンのマーチって確かこんな感じの歌詞だったよな…」とふと考えてしまいました。
◉ランジャタイ「バスケットボール」
恐らく10分以上やっていたような気がしないでもないのに手元のメモには「終わる頃には国崎さんが汗だく」としか書かれていませんでした。実は集団幻想だったのかな。ランジャタイさんの漫才は最高なので特にこれ以上書くことはありませんが、とりあえずこれからもずっとお二人の漫才を見続けていたいですね…。

中MC: ザ・マミィ / ランジャタイ
たけし杯の裏話は林田さんの肩を回すだけの雑なたけしモノマネなど普通に面白かったのですが、何と言ってもその後のランジャタイさんによる全てを掻っ攫って行くようなお話が印象的でした。
ネタパレの収録に参加したランジャタイさん。元々ショートネタのコーナーに国崎さんがピンで出るという予定の中、相方である伊藤さんも急遽一緒に出られることになったは良いけれど、伊藤さんが鬼太郎の扮装をしていたため大慌てで関係各所に許諾を取るなど本番前からすでにちょっと現場は混乱していたそう。そしていざ本番が始まると国崎さんは強烈なインパクトを残し、満を持して伊藤さんが持ち時間であるラスト2秒にいきなり登場したため客席が騒然。「あの鬼太郎は何なんだ」ということでおかわり登場も果たしたのですが、2巡目も結局伊藤さんの持ち時間は最後の2秒しかないため再びパニックに。放送ではカットされていましたが後にわざわざ「(先程の鬼太郎は)伊藤幸司さん34歳、芸人をされている方です」という説明がなされたそうです。
マジでこのエピソードが面白過ぎたんですが番組のネタバレになってしまうのでこの記事の公開をこんな時期まで持ち越すことになったんですね。それにしてもランジャタイさんは最高だなあ。

◉囲碁将棋「芸名を考える」
昨年のM-1敗者復活戦を拝見して「やっぱり面白いなあ、来年どっかで見てみたいなあ」と思っていたので出演者発表の段階からだいぶワクワクでした。ワードセンスがモノを言う言葉の応酬みたいな漫才がとても大好きなのですがまさしくそういうネタでたまりません。根建さんが提示する芸名に全部親しみを持ってしまうのはバ吾Aねーしょんに出てきそうだからか…。
◉マツモトクラブ「村越さん」
母親がマツモトクラブさんにハマってからというもの、心なしか私一人で観に行くライブでもよく拝見している気がします。ネタが全部素敵なのでその度に私もマツモトクラブさんのことが大好きになっていくのですが今回も非常に楽しいコントをされていました。ただでさえ面白いのに何とランジャタイさんも乱入!客席にお菓子を配られていました。
◉ライス「記憶喪失」
実はライスさんのコントはKOCでのあの二本しか拝見したことがなく、今回やっと生で拝見できるということ自体が非常に嬉しかったです。恐らく意図していないところだとは思うのですが、エンディングで語られたそのコントにまつわる裏話を聞いて結構ブラックなコントだったのかもしれない、と捉えることもできるのが良いなと思いました (こちらの考え過ぎかもしれませんが)
◉ゾフィー「記者会見」
やったー!みんな大好き記者会見だ!このネタも何回か生で拝見したことがあるんですが、今回は初めて長尺で見ることができたので日村がゆくで上田さんが仰っていた「コントの芯」の部分もしっかりと拝見することができて良かったです。あとやっぱりカメラワーク云々っていう講評には改めて納得が行かなくなりました。どこから見ても面白いぞ。

EDでも色々面白いお話があったのですが (上田さんとふくちゃんが「ゾフィー」で、サイトウさんが名前ではなくもはや「チェ」呼ばわりされていたとか) 今となってはさっぱり思い出せないのでこれくらいで。

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