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笑福亭鶴瓶論の感想(ネタバレあり)

笑福亭鶴瓶さん。自分の年齢だと上岡龍太郎とトークしてたりいいともでタモリにイジられてたり、現在のA-Studio家族に乾杯でみせるコミュ力お化けっぷりを目にしてるけどそもそもどんな人だったのかな?みたいなことがわかる一冊。ネタバレもあまりしないほうがいいので程々に。

有名人との逸話もたくさん出てきて面白い。本全体のキーワードを「スケベ」に設定して半生を振り返っていく?みたいな感じ。

P17
「人見知りしない、時間見知りしない、場所見知りしない。そこに対していかに助平であるか。それが芸人にとってのフラになるんやから」
P25
「俺は好感度よりも実際に逢うた人に『感じええ』と思われる人生を歩みたいと思ってる」
「逢うた人は絶対に逃がさない」
P38
鶴瓶にとって「いい人」を演じることは自然なことなのだ。思い悩む必要はない。なぜなら受け取る側はそれが偽善であろうと喜んでもらえることには変わりないからだ。
P45
「若手に緊張されたら終わりだと思ってる」

本全体で270ページあるんだけど前半50ページだけでも絞り込まないと名言(印象深い言葉?)多すぎて収集つかない。著者のてれびのスキマ/戸部田 誠さんと好みが合うか?をみて判断するのイイかも。

Twitterやってるので発言みてなんとなくどんな傾向の話が好きか?がわかるかもしれない。オススメ。

結論

結論としては「テレビが好きでお笑いが好きで鶴瓶が嫌いじゃない人」は買うべし!と思う。なんか感想文としてまとまりがないけど...面白かったことだけは確かです。オススメ。

同じ著者でテーマが「テレビ界全体」になってるもの。鶴瓶というよりはテレビが好きなんだよ!って人にはこっちがオススメかも。こちらも楽しく読めました。

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