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女性の不感症&痛みに10年間苦しみどんなに調べてもサプリメントも市販薬も治療薬も病院も治療法も改善法も何ひとつ見つからなかったのにAmazonとかに売ってる安いキレート鉄飲んだだけで2か月で100%治っちゃった話【1】

いきなりからあんまりだが。


濡れなくなったきっかけは夫の絶倫である。

経験人数が少ないためわからないのだが、おそらく夫は絶倫でなかろうか。

私よりもかなり歳上で、そろそろ50歳近くになるのに毎朝2-3発その…抜い…てからでないと出社できない…というのは元気というよりやや異常な気が...する。

また、私は経験人数も少なく、他の男性をここまで長く観察したこともないので、気のせいかもしれないが、とにかくセッ...って、通常一晩に一回なの…では…?

ちなみに男性陣のために念のため言っておくが、ほとんど99%の女性は一晩一回の方が嬉しいですから。自分もそうだし、他の人も99%1回でいいと確信がある。

なんていうのかなぁ、たとえばの話、ごくごくつまんない、セッ…であるほど、むしろ満足できなくてイライラして何度もしたくなるかもね。でも、満足できるセッ…であればある程、2回目が面倒くさい。たとえばアナタが凄いピアニストでさ、1時間くらいの長いバッハなんかをフルで演奏して「今日の俺の演奏、人生最高の出来だ…我ながらキマッタ!!」って弾き終わって余韻に浸って鍵盤に突っ伏してゼイゼイ言ってる時に、「ハイッ!あともう2回弾いて、同じクオリティで」って言われたようなしんどさですよ。

もう魂が半分抜けてるのにもう一回演奏するのムリてゆうか、2回目はさすがに魂込められんワケよ、すると、2回目3回目の適当に弾いたバッハのせいで、1回目の完璧なバッハの余韻が消えるんじゃ!いいから静かに寝かして呉れ!

また、もし、朝3発出した日の晩に私が「してあげてもいいわ」と許可した場合は、更に私と夜に2回(ただし私がOKすれば3回は余裕)放出することになるので、そうすると一日に結構な回数だ。

しかもそこに追加でちょいちょい「イッた痙攣あるのに放出しない全く収まらないという謎状態」まであって(ググるとこれはドライオーガズムというやつか)はじめは放出出来なくて辛いのかと心配というか…いまの私などでは魅力不足でいつまでもイけない時があるんだな…と内心かなり凹んでいたのだが「いやわかるように痙攣はしてるし実はほぼ95%イってるレベルの快感がなぜか延々と続くだけでしかもいつまでも愉しいから俺の方はむしろ放出するより愉しいくらいだしとにかく大丈夫だ我ながら謎状態だでもこれ延々続けるとそっちが辛すぎるだろう無理するなこれで切り上げるよ」とかなんとか言われたがそんなんまで加算されるので何をどうしても夫を完全にスッキリさせるのは完全不可能な気がする。

絶倫を礼賛するような官能小説など書いているが、それは自分をムリクリ鼓舞するためのものでもあって、経験者は語るが、

現実には95%の絶倫男子は女にとって、最悪なはずだと私は確信する

私は結婚初期に夫の絶倫のせいで抱き潰されて、セッ…を致す事がかなりキライになってしまい、夫に1ヶ月に一度も答えないような時期が10年ほどあった。

それがつい、最近までである。

夫30代、私20代の頃、付き合い始め数ヶ月間は、会うたびに毎晩7回超付き合わされた。

夫は毎晩毎晩ウキウキした顔で生き生きと働いていたが、私はボロッボロだった。

歩行中に寝落ちして会社の廊下で崩れるように座り込んで寝てしまったりするくらいに腰砕けかつ睡眠不足にもなった。

そもそも初めて深い仲になった、その晩に、一晩付き合っただけでもう股が痛くなりはじめていて、その時は私も若さゆえに気が狂ってバカになっていたので、こんなに必要とされたなんてと喜んでいたわけだが、そこに来て、次の晩も次の晩も付き合わされる訳であるから2晩目からは、もう1回目からヒリヒリヒリヒリする訳である。

付き合いはじめであるし、私もビッショビショに濡れている。

もともと私は、経験人数こそ少ないが、本棚には谷崎やらマゾッホやら山田詠美やら、エロい本ばっかりの、ムッツリど助平女の耳年増である。

純文学系がほとんどとはいえ、ラインナップがあまりにもえげつないので、エアコンのクリーニングの人が来る前に本棚にカーテンを設置したくらいだが、夫は基本的に仕事外では文盲に近いほど本を読まない人のためバレてない…たぶん。(ただマンガなら多少は読めるので、私がもし夫に隠れて狂四郎2030を全巻持っていてどうしても捨てられないなんて夫にバレたらマジで恥で号泣しそうなのでダンボールに入れて棚の奥底に隠してある。)

だからけっこうその気なのだが、それでもそれくらいやればヒリヒリである。

夫は女性にはとても紳士な、私にはもう情けないくらい言いなりになる、とても穏やかなムッツリゴリラなので、ただ「嫌!」と拒否すればまあ良いのだが、

ただセッ…を求められるだけのこと、私が好きというよりたんに生理的にムンムンしてるだけとはいえ、1人の他者に、あれくらい半狂乱でひたむきに求められる、必要とされる、という人生経験がなかったから、やはり嬉しいというかありがたいというか誇らしいというか雌としての名誉心をちょっとくすぐられるというか、そういう気持ちが湧いてきてしまう。

なのではじめのうちは、ついついたとえ多少辛くてもそんなに自分を必要としているならば仕方がないわね...手を出した責任は取ってやるわよ...とばかりに、ホイホイOKしてしまったし、夫も夫で、私がほぼ寝落ち失神状態になっても止まらなかった。

毎晩、6、7、8回目あたりは半分寝落ち失神勝手にやってて下さい状態。それは寝てる…といえば寝てる…が、それでは量も質も十分な睡眠にはなり得ず。

睡眠させない、というのは、拷問にも使用するほどの強烈な責め苦である。

一時期真っ直ぐに歩けないくらいの腰痛にもなった。

そんなある日、私はキレた。
私は半分寝落ち失神状態のまま

ベッドの中で「ウワーーーッ!!!」と大声で叫ん

で「あっちに行けーーッ!!!出て行け!!!今すぐ出て行けーーーッ!!!」と叫んで、夫を脚で思いっきり蹴り飛ばして、ベッドから突き落とした。

ゴリラみたいな夫は「今後一生もうセッ…をしてくれなくても構わない。ただ側にいてくれるだけでいい。我慢する。だから棄てないで欲しい」と、…それ、目的と結果が矛盾してませんか…?とツッコミたくなるようなワケノワカラナイ事を言って、眼に涙を溜めていた。

ふつうの人なら気持ち悪いとドン引くだろうが、私はモノホンのゴリラ愛好家ですから、心底、

(なにこれなにこの人。超かわいい)

と思ってしまった。

そのあたりから、私は「ヒリヒリが治るまで数日は致すこと禁止よ!!」などと言いながらセッ…を拒否しはじめた。

幸い夫は、妻の言いなりになる性格なので、

そのうち「基本的に自分で毎朝放出する」「寝ている妻を何時間も撫でくりまわしたりするの禁止、寝ている間は軽く抱きつくくらいならいいが愛撫っぽい感じでは一切触るな」という教えに従うようになり、ひたすら夫は我慢し、

私がやる気になったら致す、そうならなければ24時間15秒で即準備万端(いや、いまの歳だとさすがに60秒くらいかかるが)になれる夫がいるのに4ヶ月でもセックスレスという習慣が出来たが…

気がついたら、妙に濡れなくなっていた。

【後編に続く】

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