8-5 彼女の花嫁マナーはいろいろと度を越している 小説◆女主人と下僕◆
話は戻ってマーヤの家の、マーヤの居室。
ディミトリがやって来たのは、夜が明けたかどうかの早朝だったのが、今やすっかり明るい日差しが窓から部屋に注ぎ込んでいる。
マーヤの豪華な天蓋のベッドに腰掛けるディミトリ。
(ザレン様の話は、フカシじゃなかった…!やっべえ、やっべえよ、なにこれなにこれあの、マジメ一辺倒の、服装もいつも小学校の女先生みたいなカンジの、あのマーヤ様が?しかも、処女だぞ、まさかこんなええええええなにこれなんなのこれ…ッ!)
ディミトリ