7-9 強引な戯れ 前編 小説◆女主人と下僕
「え?まさか!ディミトリ様!まさかそこをお口で?!」
「そうだよ?今から貴女の大切な所に口づけするのさ。大丈夫…優しくするから。もしちょっとでも痛かったらすぐ言うんだよ?」
そう、さっきまでマーヤの全身を、上は耳たぶから下は足の裏の指の一本一本まで、丁寧に舐ってやっていたディミトリだが、じつは肝心な秘所だけは、下着越しにすらほぼ触れてはおらず、やっと、やっと、やっと今になってこれから可愛がるのだ。
(経験なんて遠い昔、ひとりしかない俺ではあるが、実はこれだけは俺、へへ、