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ChatGPTはキャズムを超えたのか?ChatGPTにまとめてもらってみた

どうも、ふくもっしーです。
ChatGPT使ってますか?ChatGPT部員であるふくもっしーではありますが、正直なところ冬から春にかけてに比べて、最近は使う機会が減ってきました。
ごく限られたサンプルではありますが、ふくもっしーの周りでも「ちょっと熱は冷めてきたかな」という声がちらほら。
とはいえ、書店に行けばChatGPT関連の書籍・雑誌を多く目にするわけで、まだまだChatGPTに対する世間の熱は熱いのかもしれませんね。

さて、「キャズム」を知っていますか?「キャズム」はすごく乱暴にまとめると、「ハイテク製品が世の中に普及するためには、新しもの好きだけでなく、広く一般ユーザーに浸透するためキャズム(深い溝)を超えなければならない」というマーケティング上の考えを指します。
「キャズム理論」とググったら、最上位に「キャズム理論とは?キャズムが発生する理由、越えるための7つのポイント」とあったので、参考までに紹介しておきます。

冒頭にあげたように、ふくもっしー個人的にはChatGPTへの熱が下がりつつあるように(キャズム理論で言う、アーリーアダプターがちらほら離脱してる)、実はChatGPTはまだキャズムを超えていないのでは?との疑問を持っています(バケツに水を注いでいるもの、一定量の水が穴からこぼれていて、キャズムに達していないという感じ)。

そこで、ChatGPTに下記のような質問を投げかけてみました。
本来なら数字データを盛り込んだりしながら検証するほうが説得力はあるとは重々承知しているものの、ChatGPT(GPT3.5に質問しました)はどのように回答するのだろうかということで試してみました。

質問

ChatGPTがキャズムを超えたかを、次のような要素を含めてブログとして3,000字程度にまとめて。
・キャズムとは
・キャズムを超えた代表的なケース3つ
・キャズムを超えると期待されたものの超えなかった代表的なケース3つ
・ChatGPTはキャズムを超えたか?
・ChatGPTがキャズムを超えたのであれば、超えたあとの展望は?

ChatGPTからの回答

タイトル:ChatGPTがキャズムを超えたか? AIと人間のコミュニケーションの新たな展望

イントロダクション

AIの進化は急速であり、特に自然言語処理技術の発展により、AIとのコミュニケーションがより人間らしくなってきました。この進化において、キャズム(市場の障壁)を超えることは重要な課題でした。本稿では、キャズムとは何か、AIがキャズムを超えた代表的なケースとその成功要因、一方で期待されたものを超えられなかった代表的なケース、そしてChatGPTがキャズムを超えたかどうかを検証し、超えた場合の展望について考察します。

1. キャズムとは?

キャズムとは、アメリカの経営学者であるジェフリー・ムーアによって提唱された概念で、新しい技術や製品が初期の採用者層(イノベーター)と一般市場の大衆層(アダプター)の間に存在する市場の障壁を指します。イノベーションは初期の採用者によって受け入れられることが比較的容易ですが、一般市場に普及する際には、価格、利便性、信頼性、セキュリティなどさまざまな課題が生じ、キャズムを超えることが困難となります。

2. キャズムを超えた代表的なケース3つ

キャズムを超えることに成功した代表的なケースをいくつか見てみましょう。

a. iPhone(アップル)

2007年に発売されたiPhoneは、タッチスクリーンと革新的なユーザーインターフェースを特徴とするスマートフォンでした。初期の採用者から一般市場に向けて大成功を収め、スマートフォン市場を一変させました。

b. Airbnb(エアビーアンドビー)

Airbnbは、2008年に立ち上げられた宿泊施設のオンライン予約プラットフォームです。初期の採用者は旅行者やユーザーが自宅をシェアするホストでしたが、その後一般市場に普及し、世界中で利用される人気のサービスとなりました。

c. Uber(ウーバー)

Uberは、2011年にスタートしたライドシェアサービスで、タクシーや車両の乗り合いを提供するサービスです。初期は都市の早期の採用者に向けて提供されていましたが、その後一般市場に拡大し、交通手段の選択肢として広く受け入れられました。

3. キャズムを超えると期待されたものの超えなかった代表的なケース3つ

一方で、キャズムを超えることに失敗した代表的なケースも存在します。以下にいくつかの例を挙げてみましょう。

a. Google Glass(グーグル グラス)

Google Glassは、2013年に発売されたAR(拡張現実)を用いたスマートグラスでした。初期の採用者はテクノロジー志向の人々でしたが、一般市場には受け入れられず、デザイン、プライバシー問題などがキャズムを超える要因となりました。

b. 3Dテレビ

3Dテレビは、3D映像を楽しむためのテレビでした。初期の採用者は3D映画や映像コンテンツを愛好する人々でしたが、一般市場には普及せず、メガネの着用などがユーザーエクスペリエンスに影響しました。

c. MicrosoftのWindows Phone(ウィンドウズフォン)

Windows Phoneは、Microsoftが提供したスマートフォンのオペレーティングシステムでした。初期の採用者はMicrosoft製品を好むテクノロジー志向のユーザーでしたが、iOSとAndroidに押され、一般市場での普及に失敗しました。

4. ChatGPTはキャズムを超えたか?

ChatGPT(GPT-3.5)は、自然言語処理技術の進化により、人間とのコミュニケーションにおいて新たなマイルストーンを達成しました。それでは、ChatGPTがキャズムを超えたかを検証しましょう。

a. 膨大なトレーニングデータとファインチューニング

ChatGPTは、膨大なインターネット上のテキストデータを用いて学習され、多様なトピックや言語のニュアンスを理解しています。ChatGPTは、この膨大なトレーニングデータを活用して、言語理解と生成の能力を高めることに成功しました。さらに、初期の学習段階の後にファインチューニングを行い、特定のタスクに適応することで、より正確で意味のある回答を提供するように改善されています。

b. ユーザーインタラクションとコンテキストの理解

ChatGPTは、ユーザーとのインタラクションを通じてフィードバックを得ることができます。OpenAIは、ユーザーのフィードバックをもとにモデルを改善しており、その結果、ユーザーの要求やコンテキストをより良く理解し、より適切な応答を生成することができるようになっています。

c. 多様性と創造性の提供

ChatGPTは、与えられた入力に対して予測された最も適切な応答を生成するだけでなく、創造的な回答を提供することもあります。これにより、単なる情報提供だけでなく、新しい視点やアイデアをもたらすことが期待されます。

d. 広範な用途の可能性

ChatGPTは、その高度な言語理解と生成能力を活かして、様々な分野で利用される可能性を秘めています。顧客対応やサポート業務、専門的な知識の共有、コンテンツ生成、創造的なプロジェクト、教育など、さまざまな用途に応用できる可能性があります。

5. ChatGPTがキャズムを超えたのであれば、超えたあとの展望は?

ChatGPTがキャズムを超えた場合、次のような展望が考えられます。

a. より洗練された対話システムの開発

ChatGPTをはじめとする進化したAIの成功により、より洗練された対話システムが開発されることが期待されます。AIとの対話がますます自然で効果的になり、人間とAIとのコミュニケーションがさらに発展するでしょう。

b. ビジネスプロセスの効率化と改善

ChatGPTは、ビジネスプロセスの効率化に貢献する可能性があります。例えば、カスタマーサポートやFAQ対応の自動化、専門的な知識の共有など、さまざまな業務において人手を削減し、よりスムーズな運営を実現できるでしょう。

c. イノベーションの促進

ChatGPTのようなAIの進化は、新たなイノベーションの促進にも寄与することが期待されます。AIとの対話によって新しいアイデアや視点が生まれ、さらなる技術やビジネスの進化が可能となるでしょう。

d. 言語バリアの克服と国際的な展望

ChatGPTは多言語に対応しており、言語バリアの克服に一役買うことができます。国際的なビジネスやグローバルなコラボレーションにおいて、異なる言語を使用する際のコミュニケーションツールとして、より重要性が高まるでしょう。

結論

ChatGPT(GPT-3.5)は、自然言語処理技術の進化により、キャズムを超える一つの成功例として挙げられます。その膨大なトレーニングデータとファインチューニング、ユーザーインタラクションとコンテキストの理解、多様性と創造性の提供などの要素により、AIとのコミュニケーションの質と効果が向上しています。

超えたキャズムを通じて、ChatGPTはより洗練された対話システムの展望、ビジネスプロセスの効率化と改善、イノベーションの促進、言語バリアの克服と国際的な展望など、さまざまな可能性を秘めています。しかし、AIの利用には慎重な姿勢が求められ、適切なガバナンスや倫理的な側面を重視しながら、AIとの協力的な関係を築いていくことが重要です。未来に向けて、ChatGPTを含むAI技術の更なる進化が期待されます。

まとめ

ChatGPTの回答によると、「キャズムを超える一つの成功事例としてあげられます」とありますね。回答が定性的なものであるので、確証は持てないものの、「超えた」という結論で一旦落ち着きましょう。キャズム超えした・しない事例をあげてもらったところ、それぞれ納得感もあることだし。

とはいえ、流行り廃りの激しい昨今の状況を踏まえ、「キャズムを超えたバンザイ!」と評価しても良いのだろうかというモヤモヤ感は拭えないところです。
気まぐれなふくもっしーなので、深追い調査をお約束は出来ないですが、まずは今回の内容を踏まえて、各自で色々と考えてみてもらえたらなとも思います。
ぜひ、コメントなどお待ちしてます。
熱いリクエストあれば、深追い調査するかも?

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