20230706_生成AI x 金融イベントに参加してきたので少し振り返り(ChatGPT部, 大城)

こんにちは、ChatGPT部(チャットGPT部)、部長の大城です。
東京出張のラストは生成AI x 金融のイベントのパネルディスカッションに参加してきましたので、少しメモしておきます。

イベント情報

こちらですね。私はFintechは素人なのですが、主催のあべんべんこと阿部さんがお声がけ下さいまして、出張ついでに登壇の機会を頂きました。ちなみに阿部さんとはTokyo.R運営時代やみんなのPython勉強会など他のコミュニティでちょくちょくお会いしてたり、という感じですね。

登壇者の皆さんが豪華

今回こちらの勉強会は私は初参加でしたが、シバタアキラさんをはじめとした豪華メンバーでした。


シバタアキラさん

シバタアキラさんは私は一方的にお見かけしていたのですがDataRobotというAutoMLツールの走りのサービスの企業に長く勤められていた印象があります。今はWeights & Biasesという会社のカントリーマネージャーとのことで、LLMを始めとする機械学習モデル構築の支援のプロダクトを展開されているとのことでした。

藤井 達人さん


藤井さんは私は初めましてになるのですが、この勉強会の主催者でもあられるとのことで、現在はみずほ銀行さんでのデジタル推進を担われているようです。他にも大手銀行さんや、あと直近はマイクロソフトさんにもいらっしゃったようで、ChatGPT活用のブームの真っ只中の6月頃にみずほ銀行さんに移られたとおっしゃられていました。

李 暢(Chang Li)さん


李 暢さんは今回パネルディスカッションのモデレーターとして参加されていましたが、本業ではPlug and Play Japan社でスタートアップへの投資事業を行なっているようです。今回のパネルディスカッションではめちゃくちゃファシリテートがお上手だなという印象でした。


会場参加者のアンケート

今回はリアル会場で、定員は100名が最大でしたが、当日いらっしゃったのはおそらく60名前後程度でしょうか。

パネルディスカッションに入る前に登壇者から参加者にアンケートが行われたのですが、金融関係の人は半数、ChatGPT活用したことがある方は4割程度、有料版のChatGPT-4や画像生成AIなどを利用したことがある人は10-15%程度の感じでした。


所感等:意外と金融系の皆さんもChatGPTを使い始めている

パネルディスカッションが始まるまでの間は、個人的にはセキュリティ関係の制約で銀行さんへのChatGPT活用はまだまだ先になるのでは、と思っていたのですが、すでに全社導入が完了している企業も多数あり、そちらは驚きでした。ただ、みなさんやはりまだ壁打ちやプログラミングでの利用で、業務データ入れてないとのお話でした。

2023/4/12の記事ですが、こういうものもありました。

またChatGPTに関しては参加された方からの質問も幾つかありましたが、個人的にはまだ「チャットツール」としての認識が一般の方には強く、「思考の代替・拡張」という部分のイメージがつくのはこれからかな、という印象も受けました。まずは壁打ち、次に業務データ、そしてその次、という感じで実用化・業務適用が進んでいくと良いなと感じた次第です。

それでは簡単ですが本日は感想まで。
皆様もどうぞ良いChatGPTライフを・・!(大城)

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