暑い!ってことで日本のエアコン台数をChatGPTでフェルミ推定してみた!
どうも、ふくもっしーです。
皆さん、いかがお過ごしですか?
連日暑いですね。
ふくもっしーはどこにも行くことなく、エアコンの付いた部屋にずっと閉じこもっています。
海に行って開放的な気分になりたいのですが、ふくもっしー以上にインドアな息子さんが付き合ってくれないので、エアコンと過ごす毎日です。
さて、連日の猛暑の要因にヒートアイランド現象があると思うわけなんです。
では、そのヒートアイランドを構成するエアコンは日本にそもそも何台あるんだろうという疑問を、エアコンの効いた部屋でChatGPTを使って調べてみたので共有します。
あなたの予想は?
まず、日本にエアコンは何台あると思いますか?
また、今回のお題に対し、どのようなアプローチで台数を導きますか?
ちょっと考えてみてください。
(はい、どうぞ!)
(じゃ、はじめましょう。)
まずは乱暴に質問
コンサルティング会社の面接で出そうですね(ふくもっしーは面接官気分でChatGPTに接します)。
次の通り返ってきました。
どうですか?人口や世帯数、エアコン普及率などは、個別に調べたのですが軒並み数字としては外れていないです。
プロンプトを書いてから答えが返ってくるまでほんの数秒。
コンサルティング会社の面接に望む人ではとても敵わないスピードです。
ここまでは、さすがChatGPT!と言いたくなる出来栄え。
けれども、面接で「はい、これが答えです!」と言ったら次の選考に進めないか、面接官を務めるシニアマネージャーに「ほかにエアコン使っているところがないですか?」と助け舟を出されることでしょう。
そうです、エアコンはなにも家庭だけで利用されているわけではないのです。
ではどこで利用されているか?
エアコンは色々なところに設置されている
家庭以外にどこに設置されているか、ChatGPTにきいてみました。
すると、家庭以外に設置されていると思われる場所を7つ挙げてくれました。
挙げてくれた場所、概ね違和感ないのではないでしょうか?
例えば公共交通機関であれば駅や空港も含んでもらいたい、乗用車など車両も対象としてもらいたいなど細かいリクエストはあるものの、大体挙げてもらったような場所でよいと思います(抜けていると値に大きな影響を及ぼしそうな施設はないと判断しました)。
施設別エアコンの設置台数をフェルミ推定
挙げてくれた施設ジャンルは、上記の通りOKとしましょう。
そして次に行うのが、施設ジャンル毎のエアコン台数を推計。
すらすらと推計値が算出されていきます。
細かく見ると、多少の前提値が異なるかもしれませんが、フェルミ推定はおおよそのサイズ感を出すことが目的なので、よっぽどの乖離がない限りは無視します(乖離がないものとの前提で先に進めます)。
上記の推計だと、家庭以外が14,610,000台とのこと。
これを冒頭に出した家庭向けの6750万台と足します。
すると、82,110,000台(8,000万台強)のエアコンが日本で稼働しているという調査結果が導かれました。
想像より多かったですか?少なかったですか?
まとめ
ChatGPTを使って、簡単なフェルミ推定をやってみました。
ChatGPTを使うと業務が随分と楽になると言われていますが、今回の推計のようにChatGPTはエアコンの台数を家庭向けだけで算出してしまうなど、まだまだ人間のチェックは必要ということがわかりました。
だからといって、「ChatGPTは信頼に値しない!」と言いたいわけではありません。
事実、各値の算出スピードは眼を見張るものです。
コンサルティング会社の面接であれば、面接官とのやり取りを通じて最終的な答えにたどり着くまで5分かかるかもしれません。
それがたったの数10秒程度。
このスピードを生かさない手はないと思います。
ChatGPTを最高のパートナーとして活用できるかそうでないか、改めて認識させられる調査でした。
おまけ
おまけ1
フェルミ推定は色々なアプローチがあります。
今回は施設数から導いていますが、例えばメーカーの生産台数から導くこともできます。
一般社団法人日本冷凍空調工業会を見ると、家庭用、業務用エアコンの出荷台数が発表されています。
これらの台数に対し耐用年数などを掛けて行くと、国内で稼働しているエアコン台数が導けます。
フェルミ推定については、ぜひ色々な角度から取り組んでみてくださいね。
頭の体操になるので面白いですよ。
おまけ2
冒頭で、調査の背景として下記のような記述をしています。
「ヒートアイランド」については国土交通省気象庁に説明があります。
詳細は気象庁発表情報を見ていただくとして、簡単に結果を紹介すると、都市化と温度上昇の間には関係が成立していると判断することができます。
ふくもっしーを含む都市に住む人たちが、エアコンを使うことを少しでも控えると、ヒートアイランド現象の解消=>気温下落という好循環が生まれるのですが、なかなか難しい課題です。
おまけ3
これは宣伝です。
先日、勢いでひとり社長がChatGPTを活用して業務効率を高めるためのアイデアを紹介するだけのinstagram/YouTubeを立ち上げました。
コンテンツを作ってみただけで、まだ認知拡大のテコ入れが全くできていないですが、良かったら見てみてください(フォロー、チャンネル登録大歓迎)。
ひとり社長じゃなくても、多分役に立つはず。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?