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教育漫才

★授業実践アイディア備忘録★

令和になる前あたりのこと
松竹芸能様のご協力のもと、勤務校で「笑育」に取り組んだことがあります。
「総合的な学習の時間」で実践しました。

その経験をある市教委の方々に実践報告する機会がありましたので、スライドを作りながら思い出していました。


子どもたちは、ネタづくりの基本を芸人の方々から学ぶわけですが、

「めっちゃすごいやん…」と芸人さんの考えに感動したり
「ネタづくりが面白い!」と「考えること」を楽しんでいたのを覚えています。

生の芸人さんから学ぶことは、ものすごく意義があり、子どもたちにとっては忘れられない思い出になりました。
その後、担任がネタづくりの引き継ぎをして授業を進めましたが、目の色が違ったのも覚えています。
それだけ、芸人さんの、子どもたちや人の心に火を付ける力の凄さを感じましたし、教師も多くのことを学んだ時間でした。

ネタも「人を傷つけない笑い」を大切にされており、言葉遣いなども考えさせられました。

昨今のメディアでは人のことを考えないような言葉も流れており、簡単に児童が触れることで言葉遣いは気になっていたところでした。

漫才発表会も、多くのテレビ局に報道していただくことになり子どもたちも緊張していました。

前座の私たち教員も足がブルブル震えていましたが、センターマイクは楽しかったです。


もちろん子どもたちもセンターマイクでの漫才はとても楽しかったそうです。

コンビやトリオ、それぞれたくさんコミュニケーションをとり本番に望む中で、学級の絆、友だちとの絆も深まっていました。

何よりも、『笑顔』は、学級を明るくします。

ネタづくりの点は難しいですが
漫才には教育的意義がたくさんあると感じます。

詳しくはかけませんが、
当時を懐かしみながら
このようなことをスライドに込めて発表してきました。
とても好評だったようで安心しました。


『教育漫才』という実践を最近見かけるようになりました。

またいつかチャレンジしてみたいものです。



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