20代の女性警察職員「ホストクラブの売掛金が払えなくなり借金、返済のため風俗業で副業」奈良県警が懲戒免職の処分

MBSNEWSより
奈良県警は、12日午後、県警本部で働く20代の女性一般職員の懲戒処分を発表しました。
監察課によりますと女性職員は、ホストクラブの売掛金1000万円以上が払えなくなったことなどから、おととし7月から今年5月までの間に、自己返済能力を超える6000万円を消費者金融業者などから借り、その返済のために、警察職員として働きながら去年6月から7月まで、許可を得ずに無店舗型の風俗業に就いて、収入を得るなど、公務の信用を墜とす行為などをしたということです。 

◆マッチングアプリで「パパ活」
このほか、女性職員はマッチングアプリで知り合った男性から対価を得ていた、いわゆる「パパ活」もしていたとみられます。

また、お金を借りるために去年1月から3月にかけて、自分名義などで開設したネット口座を、何者かに譲り渡したということで、奈良県警は、女性職員を詐欺と犯罪収益移転防止法違反の疑いで書類送検し、きょうづけで女性職員を懲戒免職処分としました。

◆奈良県警の首席監察官「県民の皆さまに深くおわび」
処分を受けて、奈良県警の中田顕一郎首席監察官は、「警察への信頼を損ねる行為で誠に遺憾であり、関係者や県民の皆様に深くおわび申し上げます。」
「職員に対する指導をより一層徹底し、再発防止に努めてまいります。」とコメントしています。


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