ラブデスター怪人図鑑#1 ~18話

怪作「ラブデスター」に登場する個性豊かで、無から生えてくるラブデスター怪人達。彼らについて言及した文章は散在するが、まとまった文章はまだ見たことがない。

「ビッチのアーチャー」と「汚いエウリュアレ」は同一人物であり、「海外留学でクラスチェンジ」した「ビッチ三連星」である。

このように多岐にわたるラブデスター怪人達の通称、また彼ら自身についてまとめたのがこの記事だ。(著者は1日1話更新勢で現在95話)

「愚かすぎるモブ」

この後にあんな悲劇が起きようとは

ラブデスター全編を通じてモブは愚かであり、無から沸いては自殺していくのだが、ここでは3話の通称「レミングス女子」を取り上げる。

ラブデスターのクリア条件は「互いが真に想い合っていること」つまり相思相愛で無くてはならないが、レミングス女子は群れをなして「私は皇城君しか好きになれない」と言い皇城の意思を無視して告白を仕掛ける。お前ら話聞いてた?ファウストさんも「女子殺し」が彼の運命!って言ってるけどそれ月代女子だけだと思う。でもほんとに皇城くんの運命になっちゃうんだよな女子殺し。

普通のデスゲームは「巻き込まれなければ平穏な人生を送れただろうに…」と思うことが多々あるが、ラブデスターに巻き込まれた月代中3年生は普通に暮らしていても真っ当な生活を送れたか甚だ疑問である。

「滑って死ぬデブ」

初登場:10話
別名「太った男子」「ただ滑って死んだデブ」他

初登場したラブデスター怪人。番外編10で判明した正式名称が「太った男子」。活躍したと言えるほどの場面は無いが「無から沸いた」「自分勝手なクズ」「ルールを理解できていない」「謎の自信」「愚か」とラブデスター怪人の素養をしっかりと備えており、番外編「死に様ランキング」で4位を獲得した。
姐切の「こっ…こんなっ…こんなことでっ…!!」というセリフがほんまそれなって感じ。

神居クロオ

初登場:8話
別名:「デスゲーム怪人」「怪人キラー」「敵にするとそうでもないが味方にすると頼りになる」「ファッションサイコパス」

厳密にはラブデスター怪人ではない。普通のデスゲームであればラスボスとなるであろうサイコパス枠。数々のラブデスター怪人を影から操り、混乱を巻き起こす高い知性と判断能力を誇る人物。主人公を執拗に付け狙う動機は後に明らかになる。

しかしここはラブデスター。ラブデスター怪人を操るが彼らは持ち前の愚かさで次々と自滅していくため彼の行動は怪人を育てては爆発させる打ち上げ花火職人のようになっている。デスゲームだったら強かったのに。

彼が味方に回る場面が有り、そこではラブデスター怪人を次々と処して行くため「味方にすると頼もしい」と高い評価を受ける。出る漫画を間違えた。いや、でも彼の存在は必要なんだよな…

「ベンゼンメガネペラペラ之助」

初登場:18話
本名:猛田トシオ
別名:「BMP」「指」

初めて登場する本格的なラブデスター怪人にしてラブデスターを代表するキャラクター。ラブデスターを読むからにはぜひベンゼンメガネペラペラ之助が登場するまで読んで欲しい。「ベンゼンメガネペラペラ之助などという形容が似合うキャラクターは本当に登場するのか?」します。高いハードルをバッチリ超えてきます。なので画像は置きません。敬語になってしまった。

ラブデスター怪人に必要な資質「無から沸いた」「自分勝手なクズ」「ルールを理解できていない」「謎の自信」「愚か」を高い水準で兼ね備えると共にモブを扇動・洗脳することに長けている、隠そうとしているのにどう考えてもバレバレな「指隠蔽」とそれに引っかかる愚かモブ。こんな家系ラーメンのような濃いキャラが一体17話までどこに隠れていたのか。それが月代中でありラブデスターである。

実は直接・間接的に3組のカップルを成立させている。

長くなった。次に続きます

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