俺たちは確かに如月千早のプロデューサーだった

THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆ 千早主演回(5/12・第3回)を見てきたよ。端的に感想を語ると1時間如月千早の担当プロデューサーとしてあそこにいることが出来た。担当Pは今すぐにイープラスへ向かいチケットを購入しろ。

何があったか

千早回はまだあるのであまりネタバレしないように…しないように言うと、如月千早が不調の中立つステージだった。不調のままステージに立つ彼女にMCで声をかけることは出来ても、歌っている最中は見守ることしか出来ない。掠れる声で、伸びない声で、誰よりも千早が苦しい思いをしながら歌うのを見守るしか無い。「こんな不調のままステージに立つなんてプロ失格です」と自らを責める千早にどう声をかければ良いのか。かと言って彼女を止めることも出来ない。苦しい思いをしながらも、信じて送り出すことしか出来ないもどかしさを味わった。今までのライブでは不可能な、MR ST@GEならではの展開だった。

千早は最後には復調し、眠り姫を歌い上げ主演の舞台を努めきった。「不調を見せてしまうなんて、今日のお客さんは怒っただろう」と言っていたが、千早の全力を尽くした姿に文句をいうやつはいないだろう。見事なステージだった。

真に、何があったか。

自分が見た3回目のステージ。如月千早は、今井麻美は本当に不調だった。ソロのArcadiaでは声が掠れていた。終わった後のMCで不調を訴えてきたので演出の一貫かもしれないと思ったが、それにしても声が出ていなかった。今日3回目の公演という事もあってか、本当に喉の調子が悪かったのだ。辛い。如月千早以上に今井麻美は自らの不調を理由に出来ない。それでも舞台に立ち、歌わなくてはならない。そして、自分はそんな彼女を見てどう声をかければ良いのか、分からなかった。彼女は間違いなく苦しんでいる。全力を尽くし、声は出ず、しかし降りる訳にはいかない。演出上、千早は不調を乗り切った事になったが、今井麻美は裏で悔やんでいたのではないだろうか。

今までゲームで軽率に選んできた選択肢を現実で投げかけられた時、こんなにも苦しい気持ちになり、かけるべき言葉が見つからなくなるのか、それを体験できて良かった。

不調だったことを良かったと言うのも失礼というか、色々とその辺複雑にぐちゃぐちゃしてるところはあるんですが、本当にこの回に行くことが出来て良かった。

もう一度言う。お前は今すぐイープラスへ向かい、MR ST@GEのチケットを購入し、アイドルをプロデュースをしろ。

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