【ジーナ式】5年目の私がジーナ式をやるうえで大事だと思うこと4選

こんにちは。たまこです。4歳息子と0歳娘を育てています。
息子が0歳から始めたジーナ式も、現在5年目になりました。

実は、当時、始めてすぐはわけもわからずジーナ式の本通りに進めるも、まったくうまくいかず挫折。
極度の疲労と睡眠不足から本を破壊しました・・・(黒歴史)


そこから毎日試行錯誤をした結果、息子が0歳2か月で寝かしつけなしで8時間連続睡眠をしてくれるようになり、現在0歳の娘も昼寝2時間、夜7~8時間睡眠が定着してくれ、非常に助かっています。

試行錯誤の結果ジーナ式5年目の私が個人的に「これは大事」と思うものをまとめました。


1. まずジーナ式の本を買おう


ここでいう「ジーナ式の本」は以下です。

ジーナ式は数多くの方が実践されています。
ブログ等で、本どおりのスケジュールや、その方が実践した実際のスケジュールを載せている記事も多くあります。
確かに、そのようなブログ等を見れば、月齢ごとのスケジュールやコツなどもわかるのですが、こちらの本の特徴は、「大事なことが本の中のいろいろな箇所に散りばめられて書かれている」ということです。

最初の方を流し読みして月齢ごとのページを読んだだけ、だといずれ子どもが成長して月齢が上がった時に、何かがずれていって、スケジュールどおりにいかなくなりがちです。で、落ち着いて最初から本を読み始めると、全然違う箇所に、その月齢に起きる悩みの大事なことが書かれてたりします。

ジーナ式をやるうえでは、必ずこの本を買い(中古でもいいので)、手元に置いて定期的に読み直すのがおすすめです。

2. 赤ちゃんの活動限界時間を知ろう

上記でジーナ式の本の購入をおすすめしておいて何ですが、ジーナ式はイギリスの赤ちゃん向けに書かれているため、日本人の赤ちゃんには合わないなという点がたまにあります。
代表的なのが「活動限界時間」です。
例えば上記の本の中で生後1~2週の活動時間はこのように書かれています。

新生児期は、2時間前後は機嫌よく起きていられる赤ちゃんがほとんどです。

【改訂版】カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座 p210

はい、生後1~2週で2時間なんて起きてられません。30分くらい授乳したら即寝落ちだったようちの子たちは…。
一人目のときは、なんでもかんでもジーナ式どおりにやろうとして、この活動限界時間をジーナさんの言う通りにやってしまった結果、大泣きしてまったく寝てくれませんでした。今思えば疲れすぎだったんでしょうね。

小さな赤ちゃんは、2時間以上目を覚ましていると疲れすぎて、上手に寝付くのが難しくなります。(中略)こうなると、赤ちゃんはうとうとと自然に眠りにつくことができなくなります。疲れれば疲れるほど、眠気に抗ってしまうのです。

【改訂版】カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座 p309

そこで、二人目の現在0歳の娘からは、日本人の赤ちゃん向けの活動時間を意識するように変えました。
愛波文さんの「ママと赤ちゃんのぐっすり本」によると、赤ちゃんの活動限界は、以下の通りのようです。

0~1か月 最長40分
1~2か月 約40分~1時間
2~3か月 約1時間~1時間20分
4~5か月 約1時間20分~1時間30分
6~8か月 約2時間~2時間30分 
          以下略(詳しくは愛波さんの書籍で)

この活動限界時間のほうが、うちの子どもたちにはしっくり来ました。
確かに0~1か月のころは30~40分で寝てしまっていたし、生後6か月ごろにやっと2時間くらい起きられるようになってきたなと思うからです。
息子も娘も、生後3か月ごろまではジーナ式スケジュール通りに生活するのは無理でした。
なので、特に低月齢のうちは、ジーナ式どおりにやろうとしても、そもそもの起きられる時間がイギリスの赤ちゃんとは違うため、本のスケジュールどおりにはいかないことを念頭におきましょう。
上記の活動時間を守ることを意識したうえで、月齢より前のスケジュールを続けることで対応することが必要だと思います。

3. 必要な環境をできるだけ揃えよう(寝室の遮光、睡眠アイテム)

ジーナ式の本は「出産前に準備すること」の章からはじまります。
子供部屋の用意だったり、赤ちゃん用の衣服や育児アイテムの用意についても書いてあります。
こちらもイギリス向けに書かれており、日本には無いなと思うものの多々あるのですが、その中で、日本でジーナ式をやるうえで外せないなと思うものは以下です。

①寝室の遮光をできるだけ完璧にする

 本の中でも、赤ちゃんの寝る部屋を真っ暗にすることが推奨されています。

ある研究によると、暗闇では脳の働きが変化し、眠るための準備を始めることが分かっています。生後6か月以降は、寝室で眠るときにはカーテンやドアの隙間から光が一切漏れていないことを確認してください。

【改訂版】カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座 p125

この5年間やってきた実体験からも、暗闇にした部屋で寝かせたときと、少し明るい環境(実家、旅行先など)での睡眠での朝起きる時間の早さが全く違います。(=遮光できてない環境のほうが早起き、昼寝難しい)

また、11月~1月は日の出が遅いため朝7時まで寝ているが、3月以降、日が高くなってくるにつれて早朝覚醒が起きやすいような気がしています。これも遮光が甘いからかと。

日中と夜の区別をつけるため明るい環境で寝かせる人もいますが、うちではジーナ式をやるうえでは完全遮光の睡眠環境がベストなのだと思い、昼寝も真っ暗な部屋でさせています。

②睡眠アイテムを使う

具体的には以下3つです。

・ベビーベッド
 ⇒ジーナ式では(イギリスだからか)ベビーベッドの使用が想定されています。日本だと布団に寝かせることもあるかと思いますが、落下防止や(月齢高くなった後の)脱走防止のため、うちではベビーベッドを使っています。

・足が出ないスリーパー
 ⇒ジーナ式では使ってない人はいないと思われる、エイデンアンドアネイのスリーパーです。ガーゼでできていて軽い。すぐ乾く。
日本だと足がでているスリーパーが多いですが、うちでは足の出るタイプのスリーパーは基本使いません。
このスリーパーに赤ちゃんを入れることで、下記の入眠儀式になっている面もあるかと思います。

https://www.amazon.co.jp/ASGC10026J/dp/B08B6R4JVH/ref

・ベビーモニター
 ⇒ジーナ式では赤ちゃんとは別室で寝ることが想定されているのか、ベビーモニターの使用が推奨されています。
うちでも息子0歳から導入しています。赤ちゃんを寝かせてから、モニターで様子を見つつゆっくり別室で過ごせるので便利です。
うちではこの5年間で毎日使って壊れるほど使い倒し、いま3台目です(笑)

4. 授乳と睡眠を結びつけない

赤ちゃんが寝ないから、といって授乳させてからの寝落ちを狙ったり、添い乳をすると、後でやめるのに苦労すると思ったのでやっていません。
ジーナさんも、授乳と睡眠を切り離すように提唱しています。

生まれてすぐの時期から、「授乳」「睡眠」「遊び」の時間を区別することが非常に重要です。

【改訂版】カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座 p134

うちでは、入眠儀式として
・暗い部屋に赤ちゃんを連れていきスリーパーを着せる
・少しだっこして、目が覚めた状態でベッドに置く

ということをしており、息子も3歳まではこの方法で自分でベッドの中で寝てくれました。(4歳の今では自我がでてきてちょっと無理になりました)
授乳で寝かしつけしなかった分、夜間覚醒もなかったです。
月齢が上がってからは、絵本も取り入れていました。


この記事はあくまで「私個人が大事だと思うこと」をまとめたので、この記事で書いたことを実践すれば必ず子供が寝る、というものではありません。あくまで私個人が5年間やってきた中で「これは基本的に守ったほうがいいな」と思ったことを書きました。
どなたかの参考になれば幸いです。

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