見出し画像

男性視点から語る乙女ゲーム

みなさんこんばんは。
榛樹です。

突然ですが、皆さんは乙女ゲームを遊んだことはありますか?
私のTwitterのフォロワーさんだと美少女ゲームは遊んでも
乙女ゲームは遊んだことがないという方が多いのではないかと思います。
そこでこれから私から見た乙女ゲームを語りたいと思います。

まず、最初に乙女ゲームは単純に美少女ゲームの性別を
反転させたものではないということです。
こちらに関しては主人公の扱い方が挙げられます。
美少女ゲームにおいて主人公という存在は基本的に無味無臭のような
キャラが多いです(少なからず濃いキャラもいますが……)。
反対に乙女ゲームにおいて主人公という存在は
かなり存在感のあるキャラが多いです(勿論薄いキャラもいますが……)。
こちらは、パッケージにおいて描かれていることも非常に多いです。
私はこの相違の理由を「男性」は主人公くんに自己投影する人が、
「女性」は主人公ちゃんと攻略キャラのカップリングを愛でる人が
それぞれ多いからではないかと考えます。
それに伴って、スチルに関しては美少女ゲームだと
主人公くんの顔が意図的に分からないものであることも
少なからずありますが、
乙女ゲームだと、主人公ちゃんの顔は原則として明確に描かれます。

次に乙女ゲームはバッドエンドへのこだわりが強い作品が多いです。
美少女ゲームにおいてはバッドエンドがない作品が多いです。
この傾向はフルプライスの作品に置いた場合、
キャラゲー要素が多ければ多いほどこの要素は濃く出ます。
勿論、シナリオゲーであるならばこれは一概にそうだとは言えません。
しかし、乙女ゲームの場合だと各キャラに必ずと言っても
良いほどにはバッドエンドが用意されています。
ゲームによっては√により5,6個あることもあります。
また、バッドエンド時に見ることができるスチルも
非常に素晴らしいものが多いです。
ちなみに私は、アムネシアのトーマ√のバドエンスチルが刺さりました……
そして、作品によってはバッドエンドを見なければ
そのキャラのハッピーエンドに辿り着けないという作品もあります。

最後にこれは男性だからこその視点かもしれませんが、
どのキャラに対しても感情移入ができるという点です。
もしかしたら私だけかもしれませんが、
乙女ゲームを読んでいるときは主人公ちゃん、攻略キャラやサブキャラ、
そしてカップルを眺めている壁と色々な視点に立ちます。
場合によっては攻略キャラに対して「押せ!そこで告白しろっ!」と
ガヤのような立場になったりもします。
どのようなキャラでもそれぞれのキャラに入り込めるのが
乙女ゲームならではの特徴だと思います。
反対に私は美少女ゲームだとどうしてもヒロインには
なかなか入り込めません……

ここで少し話題を転換して私がどういった理由で
乙女ゲームを読むのか記します。
私は基本的にシナリオを重視して読みたいときに乙女ゲームを読みます。
私が読んだ作品を一部あげるとするなら
「終ヴィル」「CZ」「マジェマジョ」などです。
特に終ヴィルに関しては考察のやりがいが非常にありました。
それに対して美少女ゲームの場合は頭をあまり使わなくてすむ
作品を好みます。
なので、その日の気分でどちらかを選ぶか、両方とも読むことになります。
例えば、今だと乙女ゲームは「ディアラバモアブラ」を読んでいるので
そちらの方が読みたいなというときはこの作品を読んでいます。
とはいってもディアラバ自体が特殊な作品なので
なかなかに体力を使いますが……

個人的には乙女ゲームはシナリオもそうですけど
スチルが良い作品も多いので是非皆さんに
読んでいただけたらいいかなと思います!
どんな作品がおススメかと言われたら悩みますが、
私が挙げるなら「ノルノネ」「コドリア」「戦ワル」の
3本をお勧めします!
最初の2本に関してはアニメ化されているのでそちらから
入っても大丈夫ですし、ノルノネの場合、
ゲーム本編でも主人公に声が付いているので
単純にノベルゲームとして読むことができます!
戦ワルに関しては完全に私の趣味です!

文章がメチャクチャになってるかもしれませんが、
今日はここで〆たいと思います。
御読了いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?