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Capriccioso 12/10 レンズ買いました

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どうもお久しぶりです。ここ2ヶ月ほどちょっと忙しくてnoteにくる暇がありませんでした。

以前の投稿はMac miniですか。こいつへの移行もやってるんですが、いかんせん内部的に色々変わったのでさくさくっと進めることが出来ず、ちょっとメンドクサイなぁと思いながらぼちぼちやっております。

さて本題ですが、前から明るいレンズが欲しいなぁと思っておりました。

我が家にはキヤノンのEOS Kiss x7iがありまして、そのキヤノンのキットレンズ(カメラとセットで売ってるレンズ)だとf3.5からなんですよね。オリンパスは2.8が付いてきますけど、それよりもっと明るいやつ!が欲しかったのです。

んで色々物色しておりましたら、SIGMAさんから出てるレンズに「これはっ!」というのがあって、そのレンズの性能なんかをチェックしてみるとかなり絶賛されているようで、じゃあこれにしようと。。値が張りますがここは一生モノを買うと思って奮発!

というわけでこちらをゲットいたしました。

SIGMA 18-35mm f1.8 DC HSM

早速EOS Kiss X7iに取り付けてみる。。

でかっ!そして重っ!このサイズなのに広角〜標準の、2倍ズームレンズです。。。

望遠と間違えられちゃう大きさ。キットレンズの望遠より1cm長いですし。。。w

しかしこのデカさ重さを許せるほどの性能を持ち合わせているのです。

そう、f1.8なのです。「明るい」のです!

しかも、18mmから35mmのどこにしてもf1.8を選べるというスゴさ。世界初なんだそうです。

逆に言うと(キヤノンにつくレンズでは)18mm程度の広角でf1.8を選べるのはこのレンズしかない様です。24mmの f1.4とかはあるんですけどね。。

んで、なぜこのレンズにしたか。というかレンズの基本ですが、明るいレンズを使うと何が起こるか。

1.シャッタースピードを速くできる
2.その分、割と暗いところでもブレずにノイズも少なく写せる
3.背景のボケ具合が大きくなる

というのがありまして、ボケ好きマクロ好き星撮り好きな自分には結構ぴったりきました。

18mmは風景や星景、35mmではマクロ(というより近接)やポートレートで役立てそうです。しかもどちらでもf1.8を選べるので、前者では「星が流れない」、後者では「よくボケる」という長所があります。

それが1本で済む訳で、トータルで考えると安いんじゃないかなぁとも思います。

というわけでいくつかサンプルなどを。星景はあいにく満月や霞でちょっと上手く撮れそうにないので今回はナシで。。。
リサイズ以外は撮って出しです。

まずはこちら。光源は液晶ディスプレイの明かりのみです。夜なので太陽光も入ってません。まずははキヤノンのキットレンズで撮りました。

35mm, f4.5, 1/4秒, ISO1600

レンズの仕様上、35mmにすると光が入ってくる量=明るさが落ちてf4.5になります。

暗くなると、明るさを稼ぐためにシャッタースピードが遅くなります。結果1/4秒に。というわけでこんな感じになりました。

これをSIGMAのレンズ、f1.8で撮ると。。。

35mm, f1.8, 1/20秒, ISO1600

シャッタースピードは1/20秒になりました。そして手前や背景をみるとボケが大きくなってるのが分かりますね。これっすよこれ!w
こうやってボケる事で視線をピントが合っているところ=見せたい所に持って行きやすくなります。

もちろん最初の写真の様に全体像をはっきり見せたい時は、f4.5など暗く調整すれば同じ様に撮れます(もちろんシャッタースピードも遅くなります)。

逆にレンズが明るくて困るのは、一番近くまで寄って接写する場合ピントの位置がすごく狭い事。Canonのレンズキャップでいうと「o」の幅くらいしかありません。

32mm, f1.8, 1/220秒, ISO1600(35mmじゃなくて32mmになっちゃってます汗)

次に屋外。

35mm, f1.8, 1/4000秒, ISO100

EOS kiss x7iはシャッタースピードが1/4000秒までなので、こういう明るいところだともっとシャッタースピードの速いカメラの方がf1.8を活かせるでしょうね。にしてもよくボケてますね:)

35mm, f2.5, 1/1600秒, ISO100

こちらも、後ろの南天の形が分からないくらいボケてます。

次に夜景。クリスマス前という事もあってこの時期こちらの駅前には、地元の高校生(工業/電子系の科の生徒)によるイルミネーションが恒例になっています。素材にも良さそうなので撮ってきました。

まず手持ちで。

20mm, f2.0, 1/25秒, ISO800

18mm, f2.0, 1/100秒, ISO800

満月と。

18mm, f2.0, 1/100秒, ISO800

手前に合わせると遠くのイルミネーションがボケて華やかになりますね:)ただ淡い色合いは無くなってしまうので悩みどころ。。。

18mm, f2.0, 1/40秒, ISO800

こういう割と暗いところでも、ISO800で1/40秒で撮れてます。

今度は三脚でじっくり撮りました。このレンズの明るさというか暗さはf16までなので、長時間露光にはちょっと不向きです。昼間の流れるような滝とかは厳しいっすねぇ。

18mm, f16, 15秒, ISO100

天辺の星から広がっているのは紐にくっついてるので、風で揺れてます(15秒で撮影)。この日はちょっと強めでした。。。

18mm, f2.0, 4秒, ISO800

おまけ。明るさ的なズザァw。ちょっと感覚忘れてた上にf2.0は初めてだったので、シャッタースピード4秒、ISO800で撮ってみたら。。。w

いやでも、一般的なショットならほとんどカバーできる素晴らしいレンズです。

あとは気になった点。

EOS kiss x7iとの組み合わせだと、オートフォーカスに若干時間がかかります。写真撮影の場合スーッと動いて(ここは速い)ククッと微調整が入るという感じです。まぁ許容範囲には収まっています。

しかし、ライブビューや動画の時のフォーカスが非常に遅く、暗いところでは上手く合わせられない事も。
また、近いところから遠くへの移動は静かなんですが、微調整でキリキリキリキリ、、と小さな音がなります。カメラ内蔵マイクでは静かなところでははっきり録音されるでしょう。。

これはレンズのせいだけでなくカメラの性能のほうも関係しているらしく、EOS 70Dクラスだとかなり改善されるらしいので、動画目的なら一つ上のカメラにした方が良いですねー。

フォーカスリングを回すのに意外と力要りますw。まぁ今までキットレンズばかりだったし、実はこれが普通なのかも知れないから参考にはならないかも。。w

そしてやっぱり重いw。こればっかりはどうしようもないですね。

自分は初めてのレンズ単体購入、つまり広角~標準の単焦点は一つも持っていなかったので、単焦点レンズ3つ分のこのレンズを1つ買った方が安いという判断でした。そこは重さとトレードオフって感じですかねー。

いやしかし、良いレンズだと思いますよ。今後はコイツでいろいろ撮っていこうと思います:)

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