コスパの高いオーディオインターフェイスを探して
僕はポッドキャストをやってるが、世の中的にYoutubeやポッドキャストをやってる人はマイクにはそこそこ注意を払うのにオーディオインターフェイスには無頓着な気がしたので、お手頃ながらクオリティの高いものはどれなのか?ということから今回今年出た注目の低価格帯オーディオインターフェイス、SSL 2とMOTU M2を購入して音の比較をしてみることにした。
基準としたのは元々使ってたUniversal Audio ARROW。
3者の価格は、ARROW >>> SSL 2 > MOTU M2 ということで、UA ARROWは他の製品に比べて2倍以上することから、ARROWを基準にこの2機種がどの程度迫れるのかといった観点で比較となる。
そして実際に3者の比較録音をしたものがこれ。
ちなみに使用したマイクはSENNHEISER e935。
今回の比較録音で個人的な感想で順位をつけるとすれば、
ARROW ≒SSL 2 >MOTU M2
といったところ。
SSL 2には「4K」というスイッチがあるので、これをONにした状態でという条件がつく。
意外だったのはMOTU M2が思ったほどハイの抜けが良くなかったこと。
予想ではSSL 2と同じくらいでこの2台は完全に好みの差なんだろうと想像してただけに、両者にこれほどの違いがあることに驚き。
この辺りは流石はSSLといったところ。
続いてヘッドフォンの音比較は、
ARROW ≒SSL 2 >MOTU M2
と、マイクの録音結果と同じ。
外部スピーカー(使用したのはJBL 305P Mk2)を繋いだ場合は少し違って、
ARROW > MOTU M2 > SSL 2
という結果に。
見た目は、
SSL 2 > ARROW > MOTU M2
かな?(これは完全な好みの問題w)
ということで、3万円以下のオーディオインターフェイスの僕のお勧めはSSL 2ということになった。
つまみ類は上面にあった方が触りやすいし、ポート類も背面にあった方が机の上がすっきりするという点でもSSL 2がお勧め。
こういうことって実際に自分で触って比べてみないとわからないことだと思ったから3台も買ったわけだけど、結局ARROWを使っていくので使わないSSL 2とMOTU M2は箱にしまわれてしまう運命でした。
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