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ノイローゼと踊った8年間

どうも、ご無沙汰です

25歳になった今、とあること気が付きました。

お医者さんに診断してもらったわけでもないのですが、

自分はノイローゼを抱えていた

という事実です。

まず、ノイローゼと言いましても、

私は普通にお仕事ができ、

社会生活は営めます。

しかし、

時に

「ここまでするか」

というほどの異常な行動はたまにとったり、

「そこまで不安がるか」

というほどの強い不安感には苛まれます。

まず、ノイローゼになったきっかけですが、

高校時代、毎日受けていたひどいいじめ

が関わってきます。

まず、

「キモい。存在自体が気持ち悪い」

と言われたり、

「こいつは彼女がいないし、ゲイだ」

という、セクシュアリティに関するデマを学年で流され、

(流した方も当時彼女いなかったし、今もいたことないんですよね。どの口が言っているんでしょうね)

(それと、私はまだいい。罪もないゲイの人をもバカにする言動が今も腹立たしい)

挙句の果てには

クラス全員の前で5回殴られ、笑い者にされ、挙句の果てには

その事件も含めていじめが明るみになったとき、謝罪の際、目の前で「屈辱だ」と大きな声で言われました。

それでも学校には行きましたし、大学にも進学しました。

が、

ノイローゼ

という、大きな心の傷をガッツリつけられたまま、

25歳になりました。

今思えば、

連中は幸せ者ですね。自分たちは大したこともないくせに、こんな卑怯な手で優位に立てるんだから。いや、こんな卑怯な手を使わないと人に勝てないから大したことないんですけれどもね。

さて、どんなノイローゼを負ってきたか。

まず、

街を一人で歩くのが恥ずかしく、特にカップルには「悲惨なやつが歩いている」「いい年をして一人なんて、何かあるよ」と思われる妄想をしてしまう。

やはり、

「ゲイだ」というデマを流されたのが大きい原因でした。

因みに、これに関しては治りました。今では一人で街を一人で恥ずかしさも感じず歩くことができます。

また、

「彼女がいないといけない」という強迫観念も抱いていたことがあります。

告白して振られたときは、

「また、いついかなる時に、変なデマを流されるか」

と怯えていた時期もあります。

次に

「完璧な見た目でないと評価されない」と思ってしまう醜形恐怖症。

例えば、家から出るときに日焼け止め、車に乗る前に日焼け止め、車から降りるときに日焼け止め...のように、日焼け止めを頻りに塗りたくる。そして日焼けをすれば外に出たくないと閉じこもる。

ニキビができれば引っ掻き、上顎が出ていると思えば上顎を強く殴り、挙句の果てには車の発煙筒を上顎に当ててそれを窓ガラスを割るハンマーで叩いたり....

コンプレックスって誰でも持っているんですよ。気にしだしたら堂々巡りになるのに...

見た目だけならまだいいんです。

「汚い声で名前を呼ぶな。穢れる」と言われて、以降人を名前で呼べなかった時期があります。

今では人を問題なく呼ぶことができるので、そこに関しては解決です。

最後に

「こんなやつに期待してもいいんですか」、「今日はこれを仕事としてやったが不甲斐なく思う。もっと頑張らなくては」挙句の果てには「家の資産を自分で継ぐのは自分で本当にいいのか」と思ってしまうインポスター症候群

です。

ノイローゼ患ったまま社会人になったので、上司から「期待しているぞ」と言われたりすると「こんなやつに期待してもいいんですか」と内心思い、退勤前に「今日はこれを仕事としてやったが不甲斐なく思う。もっと頑張らなくては」と毎日思い、堂々巡りになって限界を超える。

また、親はアパートなどの資産を持っており、私自身は是非とも継ぎたいと考えているが、「家の資産を自分で継ぐのは自分で本当にいいのか」とずーっと悩む。

まだまだありますが、以上が僕の抱える代表的なノイローゼです。

しかも、今まで自覚症状もなく過ごしてきました。

しかし、ある出来事を境に、私はノイローゼだったこと、また私は惨めな存在ではないことに気が付きます。

それは、24歳のとき。新しい知り合い達と出会ったことです。

彼らは悪いところは指摘してくれます。でも、否定的な目で見ることはなかった。最初は「流石に否定的な目で見てくるだろう」と思っていましたが、そんなことはなかった

それを通じて、

自分は思い込みの囚われの身だった

と気がつくことができました。

そして、25歳の今年、決意しました。

彼らを腐らせるわけにはいかない。自分が腐ってはいけない。そのためにはこれを克服しよう。克服すれば、自分も生まれ変われる

と。

自分は、もし地の底まで落ちたら、そこで諦めて屈するという発想は少なくともありません。そこからどうにかして這い上がる方法を考えます。だから、これまでの自分と向き合い、克服することを決意しました。

ノイローゼだったと知ることができたから、こういう決意が固められました。あとは克服するだけです。実際決意してから克服はできていると感じます。このまま頑張って克服します。

最後に、宣言します。

僕は、負けません。