『阪急杯』上位人気馬分析

こんばんわ。シャルルです。

枠順が確定して、阪急杯の方は現段階予想で目をつけていた馬が内から中くらいになりまして、データは調べていませんがいい感じの枠になったかなと。
問題は中山記念、こちらは開幕週で絶対的に内有利と踏んでいて、1頭を除いてすべて外に行きました…
最終予想でその辺を含めたレイアウトを考える必要がありそうです。

では、本題に入ります。
今日の記事は今週末行われる『阪急杯』の上位人気馬分析となります。
現段階予想で用いた全成績・舞台成績・距離成績・近走成績に加えて、データと前走内容を踏まえて上位人気馬の分析を行います。
ここで定義する上位人気馬は、想定(前日)3番人気以内の単勝オッズが1桁台の馬とします。
なので、3番人気10倍超の馬や4番人気8倍の馬などは分析の対象外とします。

ということで、『阪急杯』上位人気馬分析、参りましょう。

『阪急杯』上位人気馬分析

人気・単勝オッズはnetkeiba様にて、2月24日12時に公開されているものを使用しています。

想定(前日)1番人気 グレナディアガーズ

前走阪神カップでハナ差2着
同コースの阪神1400mでは2-1-0-0の連対率100%で、1400mでも2-3-0-0の連対率100%で、圧倒的1400m巧者。
1400mという距離はスプリンターには少し長く、マイラーには短い距離となっていて、当然対応する馬はいるものの、この距離専門の適正がある馬がいる印象で、この馬はまさに1400mの適正が高いタイプ。実際、距離短縮の1200mでは好走なしで、1600mはメンバーレベルによっては好走もあるが、高いレベルでは通用しないため、この距離への適正を高く持ったタイプだと思う。
現時点の想定オッズは1.5倍の1倍台で突き抜けた人気の想定だが、特別強いとは感じないがこのコースでこのメンバーなら仕方ない人気かと思う部分はある。
しかし、1倍台の確勝級の馬かと言われると疑問はあって、中8週のローテでは2戦2敗と期間があくと取り逃がす印象で、少し不安。
また、鞍上も今回乗り変わりで初コンビの岩田望来騎手。割と活躍している印象だが重賞の勝利は少なく、5勝のみと重賞の舞台では取り逃がす印象のある騎手で、ローテや騎手の面をみると、1倍台の確勝級の馬かと言われると疑問。

まとめ
1400m及び阪神1400mの適性はメンバー随一で、リピーター傾向のあるコースであることを考えるとその点は評価できる。
中8週のローテと騎手については不安が残る。
このメンバーなら馬券内には残る可能性は極めて高いと思うが、勝ちを取り逃がす可能性も高い印象。

想定(前日)2番人気 アグリ

前走は3勝クラスの六甲アイランドSで0.3秒差1着
こちらも阪神1400mの適正は高いと判断して良さそうな成績で、2-0-1-0の複勝率100%。
全成績もかなり安定していて、唯一の馬券外は4着で0.1秒差の僅差のみと、安定感抜群。
不安点は今回が重賞初挑戦で、いままで高い安定感を発揮しているのはずっと自己条件でのレースのみと、クラスを上げて通用するかは疑問。
持ちタイムでみると阪神カップのグレナディアガーズと0.1秒差と上々のタイムで、展開が向けば逆転も狙える範囲にいると思う。

まとめ
阪神1400mの適正は高く、全成績の安定感も抜群な点は評価できる。
懸念点は初の重賞挑戦という点で、メンバーレベルは高くないと思うが、条件戦と重賞では明確に差があると考えていて、重賞の洗礼というか、壁に阻まれるかも。

想定(前日)3番人気 ホウオウアマゾン

前走は根岸ステークスで1.6秒差12着の大敗。
色々調べてみたが、人気馬で切るならここかなという印象しか湧かなかったのが正直なところ。
阪神1400mの成績は0-1-1-1と比較的好成績で、復活するならこのコースかなとは思うが、直近4走が2桁着順で安田記念は最後固まってゴールしたため、度外視するにしても、近3走で1秒前後の差をつけられての大敗と買いにくい要素。
他にも陣営が若干迷走気味な使い方で、前走突然のダート挑戦で大敗しているのも気になっていて、芝でだめならダートという発想はわからなくもないが、ここで芝に戻すにしても中3週でというのは気になる部分。
騎手も乗り変わりで国分優作騎手で、別に下手とは思わないが、テン乗りの乗り代わりは気になっていて、主戦の坂井騎手がドバイに行ってるための乗り変わりで、勝負気配薄めな印象。
出足も鈍っているように見え、外枠を引いてしまったのも厳しい要素。
人気していないならともかく、3番人気なら一番消したいかなと。

まとめ
阪神1400mの適正は並以上にはある印象でそこは評価できる。
最近のレースで大敗続きだったり、ダート初挑戦で大敗して中3週のローテだったりは気になる部分で、テン乗りとなる今回は陣営の勝負気配薄めかなと。

まとめ

上位人気馬の分析を行いました。
個人的な印象としては、どの馬も勝ちを取り逃しかねない懸念材料を持っている印象で、3頭で3着以内独占ということもなさそうな印象。
いい感じの穴目の馬を探して広く行くか、じっくり絞って少なく厚く行くか、少し考えたいところ。

今日の予想が参考になれば幸いです。

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