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有馬記念&阪神カップ想定上位人気馬分析

こんばんわ。シャルルです。

今回は有馬記念と阪神カップの想定上位人気馬の分析を行います。
普段は最終結論記事に組み込んでいるのですが、中山大障害の予想をやらないことにしたので、毎日投稿途切れるなぁという超私的理由です。
個人的すぎる理由で記事を分けるだけあって、内容はしっかりとデータも踏まえて分析を行い、普段の最終結論以上に内容のあるものにしますので、よろしくおねがいします。

ということで、有馬記念&阪神カップ想定上位人気馬分析、参りましょう。

有馬記念想定上位人気馬分析

使用している想定人気・オッズはnetkeiba様参照、12月22日18時現在のものになります。

想定1番人気 イクイノックス 5枠9番

枠順データ自体は重要視せず軽視気味なのだが、5枠は好枠で過去10年で馬券内率30%とトップの成績で唯一6度馬券になっていて過去10年で半分以上馬券に絡む枠でそこは良いと思う。
馬の能力的に考えていくと、過去のレースを見るとロングスパートをかけていくよりも直線での末脚勝負な印象で、直線の短い中山、ロンスパ戦の傾向がある有馬記念では、少し展開的に適正が向かない印象。
実際、皐月賞では2着だったとはいえ、この馬本来の、ダービーや天皇賞で見せたような末脚は発揮されておらず、中山よりももっと直線の長い大箱コースのほうが能力は活かされると思う。
しかし、本格化したとの声をよく見かけるので、新たな一面を見せてくれる可能性も高く、軽視しても三連系の馬券では外せない一頭という印象。
ローテーション的な面で見ると、前走G1組が圧倒的で、ほかは冬開催だった昔の金鯱賞、アルゼンチン共和国杯のみで計3頭のみと前走G1は結構重要。
天皇賞秋は成績的に見るとまあまあといった感じで、17頭が出走して5頭が馬券になっており、点でだめというわけではない。
また、JRAが公開しているデータによると、同年のG1で3着以内になっている馬が9−9−10−81と圧倒的好成績で、この馬はその条件をクリアしている。

想定2番人気 タイトルホルダー 7枠13番

まずは枠順、データ上は1−1−3−15で複勝率25%の好枠、しかし連対は2頭のみで3着が3頭と若干勝ちきれない枠という印象。
今回展開が向きそうな馬で、逃げ馬はこの馬のみでスタートもうまいこの馬は外枠でもすんなりハナを取れそうで、そうなるとこの馬のペースでレースが進み、あとは逃げるこの馬を誰が捕まえるかというところな気がする。
懸念材料として挙げられるのが、凱旋門でのダメージ。
雨が降っているのに散水するという極悪重馬場で確かにダメージは心配。
また、データで見かけたものとして、前走5着以下の関東馬は過去10年馬券になっていないというものもあるのだが、前走は斤量59.5kgで超重馬場、レースを見れば分かる通り、日本の馬場とはかけ離れている馬場なので、もはや種目が違うレースとあまりにも参考外のレースで度外視して良く、凱旋門を考えないと前走は宝塚記念1着と消去データからは外れることになる。
レース自体は度外視でいいとしても、単純に抜かされていく風景を覚えていて燃え尽きてしまったという線も考えられるが、追い切りを見る限りそんなことはなさそうではある。
昨年は5着だったが、リピーターの抗争も目立つレースなので、昨年よりも人馬共に経験を積み大きく成長した今なら、昨年よりも上の着順は十分に狙える。

想定3番人気 ジェラルディーナ 3枠5番

まずは枠から、3枠成績は2−3−0−15で連対率25%の好枠なのだが、馬券になっている5頭の内4頭が6番で5番が馬券になったのは昨年のディープボンドのみと、奇数偶数で明暗が割と別れているのかも。
ローテ的に見ると先程も触れたように前走G1組は好成績だが、エリ女組は他のG1組に比べて若干微妙で、0−2−0−18と勝ちきれておらず、少し相性の悪いレース。
前走時から言っているし言われているが、本格化を迎えて今が全盛期の馬、鳴尾記念以降、レースごとに馬体が良くなっている印象で、エリ女と同じかそれ以上に思えており好調一途で、ローテ的には相性が悪いものの状態面では狙いたい。加えてオールカマーで勝利していることから、中山の適正は高いだろう。
あとは2500mという距離への対応次第。
鞍上がC.デムーロが前走に続いて継続騎乗なのは心強い要素だ。

阪神カップ想定上位人気馬分析

使用している想定人気・オッズはnetkeiba様参照、12月日時分現在のものになります。

想定1番人気 グレナディアガーズ

前走は半年以上前で海外G1挑戦のレース。
この海外G1に評価が難しいところなのだが、レース自体は参考外でいいと思う。コースに対しての適正が全く異なっていて、コース形態が中山以上に三角形で東京以上に高低差のあるコースと経験がある馬とない馬では雲泥の差が出かねないコース形態で根本的に適正のないコースだった。
また、この馬は戦績的に見ると1400mが最も得意で1600mも走れる的なタイプ、1600mでは勝ちきれない感じで、G1タイトル欲しさに近2走は1200mのG1に挑戦したような経緯が見え、1200mは本質的に短い、更に出走頭数も24頭立てと日本ではあり得ない数、複数の面から前走は度外視で良いだろう。
ただ、タイトルホルダーと同様に原因ははっきりしているものの前走で大敗しているという点は懸念材料になる。
今回半年以上の休み明けだが、得意な距離・舞台に戻って鞍上も昨年の阪神カップ、前走と同じC.デムーロなのは心強い要素、半年ぶりなので状態面の見極めが重要になる。

想定2番人気 ダイアトニック

何よりも1400m巧者で7−1−1−0と超安定した成績、阪神1400mに限っても2−0−1−0と実績、成績では圧倒的。
データ上は7歳馬は0−1−1−19で微妙だが、前走に関しては馬券内なしだったので、衰えもなさ気なこの馬にとって大きな懸念にはならないだろう。
鞍上も継続騎乗で心強く、得意距離、得意舞台と懸念点が現状少ない。

想定3番人気 バスラットレオン

1400mは初の距離だが、今回唯一の逃げ馬で距離短縮組がデータ上好成績なので、初挑戦の距離といえど甘くは見れない存在。芝ダート両方走れるものの、近走ではダートでの成績が目立つため、芝に戻って初の距離というのは懸念にもなる点。
また、逃げ馬が他にいないといったが、前目で競馬したい馬は多くいる印象で、1400mでもハイペース目になるとスピード性能で劣る可能性も。

まとめ

阪神カップの方は若干テキトー感が否めませんが、明日の最終結論ではしっかり仕上げて来るので、そこはすみません。
有馬記念に関しては枠順の抽選も行われ、追い切り以外はだいたい取り込んで分析したので、あとは状態面。調教後馬体重については触れていませんが、それも最終結論では取り入れて予想をするので、有馬記念は明後日土曜日の記事をお待ち下さい。

今日はここまでとします。
参考になれば幸いです。
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