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『NHKマイルカップ』上位人気馬分析

こんばんわ。シャルルです。

では、本題に入ります。
今日の記事は今週末行われる『NHKマイルカップ』の上位人気馬分析となります。
現段階予想で用いた全成績・舞台成績・距離成績・近走成績に加えて、データと前走内容を踏まえて上位人気馬の分析を行います。
ここで定義する上位人気馬は、想定(前日)3番人気以内の単勝オッズが1桁台の馬とします。
なので、3番人気10倍超の馬や4番人気8倍の馬などは分析の対象外とします。

ということで、『NHKマイルカップ』上位人気馬分析、参りましょう。

『NHKマイルカップ』上位人気馬分析

人気・単勝オッズはnetkeiba様にて、5月4日12時45分に公開されているものを使用しています。

想定(前日)1番人気 カルロヴェローチェ 4.5

前走はファルコンSでハナ差の2着。
道中は結構かかり気味で前進気勢強め、コーナー回っているときも若干掛かっていた感じで折り合いに難のある馬。
しかし、直線向いて前が壁となってしまって追い出しが遅れたものの、開けた瞬間に3馬身ほどあった差をハナ差まで迫る末脚を発揮しており、上がり2位だったものの追い出しが遅れたことを考慮すれば最もいい脚を使ったと見ていい。
ファルコンステークス組では先述したように最も能力を発揮した馬だと考えていて、前走内容は掛かっていた部分は気になるものの強い内容だったと思う。
今回鞍上がレーン騎手に乗り替わりで鞍上は最強格になるが、個人的にはこの乗り替わりは怖いところ。
というのも、海外ジョッキーは今後を考える必要がないため、掛かるようなら行かせてしまう可能性もあり、先述した末脚はほぼ生かされない可能性も考えられる。
データ的な側面からみていくと、前走から距離短縮組が強く、1800mを超える距離からの臨戦が好成績だが、この馬は1400mからの距離延長。
前走1800m以下のレースからの臨戦では桜花賞、毎日杯、アーリントンCが20%を超える複勝率でファルコンSはそれらに続いて複勝率15%ほどと正直微妙なところ。
近6年の傾向からは、前走で1着または2着以下で0.3秒差いないの場合は5−5−5−45で好成績なので、この点はいい材料かな。
1番人気自体が不振目の傾向のあるレースなので、少し疑いたい要素は多い印象。

想定(前日)2番人気 エエヤン 6.8

前走はNZTで0.2秒差の1着。
NZTは事前にデムーロ騎手が大絶賛していたとのことで期待していたが、それに答える形の強い内容。
確かに強いのだが、色々と不安材料が多く、かなり疑っている1頭。
先にデータ的な部分、カルロヴェローチェでも出したが、前走1800m以下からの臨戦が微妙な成績で、この馬は1600mからの臨戦。NZT組はその中でも不振気味な印象で、2−1−2−45と出走数が多いが馬券内は少なめで、データ的にマイナス面が多い印象。
前走勝ちまたは僅差の好走データには該当しているので、その点は評価できるかなと。
個人的に最も不安な材料は鞍上の乗り替わり。
正直なところ、デムーロ騎手が継続騎乗なら、データガン無視して高評価していたが、戸崎騎手への乗り替わりでは流石に不安。
というのも、NHKマイルカップでは15回の騎乗機会があってすべて馬券外で騎乗回数が多くあってこれは流石にひどい。
最近の騎乗も乗れていない印象。
この乗り替わりは、再コンビ結成で勝ったこともあるとはいえ不安材料。
中山で3戦3勝の中山巧者という感じで、東京コースがどうかという点も気になる。

想定(前日)3番人気 ドルチェモア 7.5

前走はNZTで0.6秒差の7着。
断然人気の1番人気でこれは流石に負けすぎでしょう。
前走では+8kgと大きく馬体を増やしており、若干太めの余裕残しといった感じだったので、上澄みは見込めるものの、そこまで3戦3勝で重賞は2勝のG1馬がこれでは、フロックないし世代やレース自体のレベルの低さを考えさせられるような結果となってしまった印象で、実際に今再度レース自体を振り返ると、朝日杯は馬場状態的にも前有利でその恩恵が強かった印象が残る感じで、そこを差してきていたダノンタッチダウンのほうが強かったかも…と思わされるようなレースで、この馬自体のレベルはそこまで高くはないかもと評価している。
乗り替わりも正直評価はできない部分で、三浦騎手はG1をまじで勝っていない。結構乗っていてそこそこの質の馬も回ってきていて勝てていない辺り大舞台での信頼感は薄いところ、オッズが想定段階では割れているものの、10倍くらいつくなら抑えにも検討したいが、現時点の評価では危険な人気馬かなと。

その他オッズ10倍未満の人気馬

クルゼイロドスル 8.1
前走はリステッド競争のジュニアCで、4ヶ月の休養明け。
ぶっつけの臨戦過程は気になるものの、前走では+6kgと馬体を増やして出てきて0.7秒差の圧勝で純粋に成長分と考えて良さそう。
デビュー後から大きな休養を挟まずに馬体を増やして勝利となかなかに強い馬だなと感じさせてくる部分で、休養明けでしっかり力が出せるかどうかで十分勝負はできそう。

ダノンタッチダウン 8.3
今の所の本命候補。
前走は皐月賞で5.5秒差の18着と大敗。
流石に大敗は気になるものの、走法的に中山も重馬場も合わないタイプで、距離も2000mは長かった。
評価したいのは前々走で、このレースは先行勢が強いレースで後方から差してきたのはこの馬のみでそれを考えれば届かなかったものの強い内容でしょう。
大敗しているものの、1戦使っているため上澄みは見込めるでしょう。

オオバンブルマイ 9.7
前走はアーリントンカップ1着。
ローテとして同距離からの臨戦となるが、アーリントンC組は比較的好成績。
重馬場からの臨戦、しかもガッツリ走っているという点は少し怖いところではあるが、常にそこそこの穴をあけるタイプで、今回も想定段階では6番人気とあんまり人気していない感じ。
前走から継続で武豊騎手の騎乗は心強い。
今の所、毎回そうなのだがよくわからない存在で不気味。

まとめ

オッズ確認時点では6番人気までが10倍を切る形でかなり割れる想定となっていて面白い感じ。
全体的に過去10年で見れば1番人気は不振気味な感じで馬券になった30頭のうち、7頭が10番人気以下とかなり荒れる可能性の高いレースなので、そのへんも含めてオッズが割れ気味という感じかなという印象でした。
上位人気は結構不安な部分多めな印象なので面白いレースになりそうです。

分析も踏まえつつ、追い切りを確認して最終予想で決める形で行きます。

ということで今日の予想はここまで。
最終予想の方もよろしくおねがいします。


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