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チャリティを通して自分にできること

 高校3年生の吉田怜です。高校でのコーヒー販売の活動を通して「世界をより良いものにする‼」という大きな目標をかかげて約2年間活動に関わってきました。その中でグループが大事にしていたことは、①仲間意識を持つこと②フェアトレードやチャリティを普及させること③問題解決への取り組みだ。自分たちがチャリティやフェアトレードについての学びを深めると同時に他校へと活動を共有することで取り組みを広めようとしてきました。

学校の文化祭での販売活動


 今までに”寄付がどのような仕組みで行われているのか”や”チャリティとは何か”などについては学んだことがありましたが、どのようにしてたくさんの人々を結び付けて一つのグループを形成し、経済活動を行っていくのかについて考えたことはあまりありませんでした。①の仲間意識を持つことはグループ内での強い結びつきをもたらし、②の活動を普及させていくことはより多くの支援を生み出すことにつながります。では、同じ活動をする仲間を増やしたり活動を広めたりするにはどのようなことが大切なのでしょうか。近内悠太さんの『世界は贈与でできている』という本に「直接的なレスポンスが得やすいか」どうかが社会貢献活動において重要なことであると書かれていました。確かに、自分の行動がどのように相手の役に立っているかはボランティア活動を行っていく上でのモチベーションに直接的に関係しているでしょうし、寄付者側も自分の寄付が何に役立っているか分かることで支援しやすいと思います。

 今後せいぼでの活動において、マラウイやフェアトレードについての学びをより深めて活動していくことで、取り組みを様々な人に広めていきたいと思います。


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