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介護士を辞めて芽生えた"優しさ"

不思議なことだが、優しい人がなるはずの
介護士をしていた時より、

今の方がずっと優しくなれる


介護士時代は業務に追われ、職場の人間関係に心を削られ、真に優しくなれなかった

とりわけ自分と家族に
いつもきつく当たっていた

仕事から帰っても母と口を聞かず、
自分の殻に閉じ籠もった

自分が惨めで仕方がなかった

自分を大切にすることなど思いもよらず、
自分を貶め自分を蔑み、
こんな仕事しかできない自分を呪った

なぜ介護士である自分を
キライになったのかというと…


きっかけは新型コロナ流行拡大だった

友達が皆リモートワークになり、
ガラ空きの電車で通勤するうちに、
自分の職業を卑しいと感じてしまった


荒んだ気持ちで勤務を続けるうちに、
ついに大きな失敗を繰り返し…

職場を事実上解雇された

「明日から来なくていい」
そう言い渡されたそのとき、

フッと心が軽くなり
口元に笑みがこぼれてしまったことを今でも忘れない


何故だろう?あんなに好きで就いた仕事だったはずなのに

いつの間にこんなにキライになってしまったのか?


結論。人間、人に優しい仕事で
優しくなれる訳じゃない


一転、ここ最近の心情は、
とても心穏やかで朗らかだ

母にも甥っ子にもご近所さんにも、
すぐに冗談で返すし

困っている人を見るとすぐに助けたくなる、
「私にできることなら何でも!」

お金はないけど(笑)

どれくらい無いかというと、
ちょっと前まで2つの仕事の収入を足しても
一昨年・去年の失業給付月額に満たないくらい(笑)

それでも満ち足りている

介護士辞めて優しくなれたのは、
自分に正直に、
素直になれたから

本当にやりたい仕事をしているから

今の仕事と生活を守るためにこそ、

自分の選んだ仕事には
今度こそ真摯でいたい。

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