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完全武装シエルのとりあえずコレ!入門~実戦向けコンボまとめ

この記事はテンキー表示法を採用しています
※テンキー表示法とは?

格闘ゲームなどの方向入力を含むコマンドを文字で表現する際に使われる表記法のこと


記事内で出てくる略語
jc:ジャンプキャンセルの略
BE:ボタンを押しっぱなしすることで発生するブローバックエッジ版攻撃の略


■この通常技が強い!この技を振ってみよう!


武装シエルは他キャラと違い、C系統の技を主軸に立ち回る。相手の攻撃が届かない距離から安全に技を振ることができることが特徴。
・5C:蛇腹剣を下から上に大きく振り上げる技。密度の高い二段技なので相手の通常技とかち合い相殺が発生した時も一方的に勝ちやすく、またヒット確認もしやすい。空中ガードができない仕様のため、相手のジャンプに引っ掛けてダメージソースになる主力技。

欠点はC系統の技としては発生が12Fと遅く、攻撃を外した時は致命的な隙(全体47F:これは昇竜をガードされたときの後隙を上回るぐらいの隙)があること。5Cは自分が攻める時に真価を発揮するので、相手の突進を止めたいときは後述するA銃やムーンシャフトを使おう。

・2CC:ありえんぐらいの遠間から下段技をぶちかますことができる技。2C入力後、さらに追加で2Cをを入力することで相手を引き寄せることもできる(以後2CCと記載)。リーチが長すぎるのでとりあえずボタンを押してみると強さが分かる。

欠点は5Cと同じく外した時に致命的な隙(全体40F)を晒してしまうので、飛ばれていたら通常ジャンプからでも反撃が確定する点。飛ばれていたときは5Cを振っていたとしたら勝てるとも考えることもできるため、対戦の中でどちらを振るか適度に織り交ぜるようにしよう。

・BEJC:開幕の位置から垂直ジャンプBEJCで相手に届くぐらいリーチが長い技。とにかく地上では上の二つ(5Cと2C)、空中ではこのBEJCを使って中距離(相手の通常攻撃が届かない間合い)を維持する立ち回りが強い。BEJCの前半2段部分のみを地上の相手にヒットさせたときは、2CCで拾ってコンボにいこう。

欠点としては、見た目とは裏腹に空対空に弱かったり、ダッシュして回り込まれることに弱かったりするが、どちらも結構な高等テクニックのため初心者帯では気にする必要はない。強いていえばシールドを取られたときはBCを押し返せるように準備しておこう。

・J3B:地味ながらこのキャラが持つ真の強技。空中で3B入力することで斜め下へ弧を描きながら急降下しながら攻撃する。出始めと踵振り下ろし部分の二段構成になっており、発生こそ12Fだがそれぞれ攻撃部の持続が脅威の8Fと6Fになる(見た目はエグいJCは発生14Fの持続4F)。またガードさせて+10F(!?)を得られるため気軽にどんどん振っていい。また慣性を無視してキャラの挙動がいきなり変わるため、攻撃判定をもった空中ダッシュとして使ったり、空対空や空対地、着地ずらしや逃げに使ったりとお世話になる機会は多いだろう。

欠点としては、攻撃判定が見た目通りのため、相手が攻撃技を振っていると一方的にカウンターしてしまう所。虚を衝くような動きを心掛けよう。
また、空中ヒット時かカウンターの時のみコンボに繋げることができ、地上にいる相手に通常ヒットした場合にはダウン追い打ちになってしまう点も減点。特に2A2B2Cなどと手癖で入力してしまうと2Cがダウン追い打ちに間に合わず受け身を取った相手からフルコンボを食らうこともある。基本はダウン追い打ちレシピを常に行い、慣れてきたらヒット時のカウンター確認を行えるようになるとよい。
 ダウン追い打ちレシピの例①:J3B>2A>5B>5C>4C>236AB
 ダウン追い打ちレシピの例②:(画面端限定)J3B>2A>5A>2CC>5C>4C>236AB

■この必殺技が強い!この技を振ってみよう!(M技含む)


・236A(以後A銃):発生9Fで銃を発射する技。そこそこリーチが長く、ガードされても-4Fとそこそこ安全で牽制技として非常に優秀。2Cや5Cより近距離に寄られそうなときはとりあえずこの技を振ればよい。アルクのダッシュ2Bや軋間の低空ダッシュによく刺さる。技の性能としては置きとして使うのが強い。

欠点としては、二段技なのに相殺したときは大体負けてしまうこと。一応EX昇竜にキャンセルすることはできるので、コマテクに自信がある人やこれから鍛えたい人は練習してもいいかも(EX1の筆者はA銃>EX昇竜キャンセルは全く安定しない)。幸いムーンドライブにキャンセルはできるので、まずはそちらを覚えるといい。

・3BC(以後ムーンシャフト):異様な吸い込み力を誇るワンボタン対空技(8F)。吸い込み力と判定に優れる初段と、例え3段ジャンプした後の高さだろうと容赦なく突き刺す二段目に分かれる。どちらも空中ガードは可能だが、5Cでは対応できない範囲をカバーできる点が優秀。使い方としては二種類あり、ひとつはセイバーのBEJCやヴローヴのBEJC、アルクや翡翠の空中ダッシュJCなどの5Cでは対処しにくいジャンプ攻撃に対する対空技として機能する。もうひとつは、都古やロアに画面端で固められているときに、相手がジャンプした瞬間や固めの隙間狙いで強引にムーンシャフトで割り込むこと。相手にヒットしていればよし、ガードされたとしても高空でジャンプキャンセルが可能なので、画面端から脱出することができる。

欠点としては、ヒットさせたときの火力の少なさ。他キャラが3BCフェイタルカウンター始動から4500~4800程度減らすのに対し、4000ダメージ程しか取れない。

■この超必殺技が強い!この技でゲージを使おう!


66C:いわゆるジャガーノート。236BBBや236ABBなどの必殺技追加派生の最終段に66Cと入力することで、スーパーアーマーで突っ込んでパイルバンカー!!!を行える。(一応214A、214Bからも可能)。武装シエルの持つ3種のEX技の中で一番火力が高く一番有利Fが多い。ガードさせても有利なので固めにも利用できる。慣れると波動拳コマンドなどよりも入力しやすくコマンドミスがほぼ起こらなくなることも密かな利点。

欠点としては、ガードされたときにガーキャン解放が確定してしまうこと。ガーキャンされたくないシーンでは、EX雷(214C)を織り交ぜたり、ディレイを掛けたりして相手を揺さぶろう。

■コンボを覚えよう!

■入門用


・A始動
2A>2B>5CCC>JBB(空投げ〆)
・B始動
2B2C>5CCC>JBB(空投げ〆)
・5C始動
5CCC>JBB(空投げ〆)
・BEJC始動
BEJC>5CCC>JBB(空投げ〆)
・2C始動
2CC>5CCC>JBB(空投げ〆)


■初心者~初級者向け:コマンド技は少し敷居が高い方向け。


武装シエルは前述のとおりC系統の技を主軸に立ち回る。
・5C始動
 5CCC>J3B>2B>2CC>3B>jcJB>投げ(ラピッドビード時はJBBでよい)
 #コメント:コマンド入力不要でノーゲージ3000dm超え。見た目もかっこよく空投げ締め。着地後に垂直ジャンプJB重ねで簡単詐欺飛びになって、と基本を網羅している。2Cと追加2Cの間に少しディレイを掛けるのがコツ。

・2C始動
 2CC>5CCC>J3B>2B>3B>jcJB>空中投げ
 #コメント:同上。慣れない内は同技補正も気にする必要はない。~2B>2CC>3B~にしても問題ない。

・他の始動:2Cや5Cを押した後は全部上記と同じでいい。
 例:2A2A>2B>2CC>5CCC>J3B>2B>2CC>3B>jcJB>空中投げ
 #コメント:とにかくラピッドビートに繋げて空中へ打ち上げたら、即J3Bで叩き落して、3Bでもう一度空中に行って空投げすればよい。慣れてきたら空中投げ後に236Cができるようになるとなお良し。

■初級者向け:コマンド入力が慣れてきた方向け。


・2A始動/空中ダッシュ〇〇始動
 2A>2B>2CC>3C>J3B>5C>4C>236BBB>66C
 #コメント:超基本コンボ。2Aを3回刻んでも大丈夫。慣れてきたらJ3Bの後は5B>5C>4Cで拾ってみよう。2A始動と空中ダッシュJA/JB/JCなどは補正が重くなると覚えておけばよい。

・上記以外の始動
 例①:2B>2CC>3C>J3B>5B>BE236A>5C>4C>236BBB>66C
 例②:5CCC>J3B>5B>BE236A>2B>2CC>236BB>66C
 例③:2CC>5CCC>J3B>5B>BE236A>2B>2CC>236BB>66C
 #コメント:コンボの初めの方に3Corラピッドビート最終段で打ち上げ>J3B叩き落としから5Bor2Bで拾ってBE236Aに繋げる>余った通常技から236BBB>66Cに繋げるという構成。2Aと低空ダッシュ始動以外なら大体この構成でコンボが可能
(BEJC始動でも可能)。2Bと5Bは逆にしてもよく、BE236Aの後は直接5Cや2Cで拾えるので適当に余った通常技でコンボしよう。

■中級者向け

:少し難しいコンボに挑戦したい方向け。
BE236Aの代わりに以下のコンボパーツを使ってみよう。
・~236A4A>jc9ab>JB~
 #コメント:コンボ終盤のような重めの補正でも繋がる優秀なパーツ。2A始動でも使う他、画面端でBEJCが当たった時や他のコンボパーツでバウンド制限を2回使ってしまった時の繋ぎに使える。
 例①:2A>2B>2CC>3C>J3B>5B>236A4A>jc9ab>JB>5C(1)>4C>236BBB>66C
 例②:画面端付近BEJC(2)>2CC>低空ダッシュJA>5B>3C>J3B>5C>4C>236A4A>jc9ab>JB>2B>236BBB>66C

・~236A4A>jc9ab>BEJC(2)>3Corムーン雷(4BC)~
 #コメント:236A4A派生からBEJCの前半部分だけヒットさせてコンボを継続するパーツで結構難しめ。
  例①:2A>2B>236A4A>jc9ab>BEJC(2)>ダッシュ裏回り5A>3C>J3B>5C>4C>236BB>66C
  例②:2B>2CC>3C>J3B>5B>236A4A>jc9ab>BEJC(2)>4BC>5C>4C(1)>236BBB>66C

・(5B>2CC>)236A>C派生
 #コメント:見た目よく火力もちゃんと出るコンボパーツ。画面端で使うことで表裏起き攻めの下準備をすることもできる。( )内のコンボパーツは好みで選んでよいレベル。基本はJ3Bの後に、5B>2CC、2CC>5B、2B>2CCなどから繋がる。少し珍しい繋げ方としては2CC>低空ダッシュJA>5B>236A>C派生というパーツもある。236Aの銃撃部分を2hitさせた瞬間にCに派生するのがコツ。
  例①:3C>J3B>5B>2CC>236AC>ダッシュ5C>4C>236BBB>66C
  例②:2B>2CC>低空ダッシュJA>5B>236AC>ダッシュ3C>J3B>5C>4C>236BBB>66C

■固めを覚えよう!


5C4Cや2CC、236Aや236Bなどを使って相手の攻撃が届かない距離から固めよう。相手のムーンスキルでの割り込みが怖いので、あえて何もしない時間を作るのもいい。画面端に追い込んで、武装シエル5C先端の距離を維持できると相手はとっても息苦しいはずだ。
上から行く場合はJC先端の間合いを維持するか、J3Bをガードさせにいって有利フレームを取得しての固め直しを狙うといい。相手の頭の位置でJ3Bをガードさせても見た目に反して武装シエル側が有利なため、もう一度固め直しが可能。崩すことよりも相手を拘束し続けて、相手が嫌がって動いたところを見逃さないようにできると強い。

■セットプレイを覚えよう!


武装シエルはアルクェイドや巌窟王などのように毎回同じように表裏起き攻めができるキャラクターではない。専用のレシピを使って表裏択に行くか、66C後に安全に攻撃を重ねるか選択する必要がある(66Cの方が火力は出る)。
・表裏例①:画面中央でEXシャフト締め→前後に少し動いて前ジャンプ着地2Aとすることでロアほどではないがそれなりに見えにくい表裏になる。シールドを擦る相手には、前ジャンプバックダッシュJBや前ジャンプバックダッシュ着地2Aを見せてシールドを狩ろう。

・表裏例②:画面端でコンボ中に236AC派生をヒットさせ、垂直ジャンプJA>空投げ>214A>236Cとすることで絶妙に画面端に裏回れる隙間を空けることができる(相手キャラによってはそのまま投げやJAディレイ投げ、いっそ少し後ろにジャンプしたりなどで調整)。表裏択なのであえて後ろを空けない連携にも効果がある。

・安全重ね:画面端66C締め→2Bスカ→垂直ジャンプBEJC(2)とすると、昇竜は当たらず、シルカンBCはガードできる(シルカンAは当たらない)距離で起き攻めが可能。嫌がって立ちシールドする相手には、BEJC部分を通常JCに変更すればシールドをスカすことができ2Cでお仕置きできる。

著:鉈 編集:ちゃ~ちゃ


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