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声でつながる一年

こんにちは。
皆でつながる『2021年のわたし』というアドベントカレンダーにNPO法人みしまびとのメンバーのぞのくんに声をかけていただき参加させていただいた『ちゃ~べん』と申します。

2021年を振り返ると、あっという間の一年だったなぁと思うのと同時に、そんな時間の中でよくもまぁこれだけの経験を積み重ねてきたものだなぁ...というのが実感です。

今年は昨年までせっせと続けていたFacebookから離れることからスタートしました。
人との付き合いに昨年までは欠かせないものとしてFacebookを使っていたように思います。
つながっている人たちの状況やイベント情報、誕生日や暮らしの情報までそこで読んでいることでみんなのことを知ったような気になっている自分がいたりして、そこに違和感を感じていたので、メッセンジャー機能以外は本当にたまに開いて、必要な情報のみ選択してチェックする程度の一年でした。

そのおかげで自分自身が縛られていたなにかから解放されたようで、ものすごく楽になりました。

身近な人や地元の情報は暮らしの中で十分に得られることに気づけました。

街で人に会えば挨拶をするし、立ち話もする...
行きつけの店に立ち寄れば常連さんと顔を合わせてお互いの近況報告がはじまる...
それぐらいのことは周りの目をそこまで気にすることなくできるのですから。

ただ、コロナ禍という世の中で仲間が集って酒を飲みながらわいわいやるということはできませんでしたが...(;^_^A

だから、FacebookのようなSNSでのコミュニケーションにより人との距離を縮める力があり、その場を求める人も多くいらっしゃるのはわかりますが、コメントのやりとりやリアルにあったときに、Facebookで公開されている情報はすでに知っているものとして話をされたりすることに面倒くささを感じる自分がいました。

そんなときに、昨年夏頃から友人に勧められてはじめていた音声配信アプリの『stand fm.』というもので、もっと気楽に、もっと人の温度を感じながら、自分自身を作ることなく、新たな出会いを楽しんでいる自分がいました。

昨年暮れ頃に、NPO法人みしまびとのメンバーでもある友人の竹さんから、「大学生でラジオに興味があって、ラジオでしゃべりたいというやつがいるんだよ!もしよかったらちゃ~べんさんのやっているFMCiao熱海湯河原のぶっちゃけ熱海にゲストで呼んでやってもらえないかな?」
という話がありました。
そこでその大学生に一度会って話がしたくて今年のはじめにみしま未来研究所に行きました。
竹さんをみつけて、「お汁粉食べに寄ったよ!」と声をかけたら、ちょうどいいところに来たと、その大学生を紹介してくれたのです。
その大学生というのが『鈴木良くん』でした。
私の番組に呼ぶことは簡単なことでしたが、その前にラジオに興味があるなら...と思ってstand fmというアプリのことを話しました。
彼はそのライブ機能に興味を持ってくれました。
ここ、みしま未来研究所をスタジオにして、ラジオのように番組を立ち上げてみたら?という提案をしてその日は別れました。

するとその翌週だったでしょうか?『みしまのたまり場』というチャンネルを作ってstand fmを彼がはじめているじゃありませんか!?
しかも、友人とふたりで!!

若さは行動を起こすスピードも早いのか!!
いや、やはり音声配信への興味や想いが熱かったからなのか!!
どちらにしてもすごいものだと感心しました。

そして約1ヶ月が過ぎた頃、みしまのたまり場の良くんと耕作くんをFMCiao熱海湯河原のぶっちゃけ熱海にゲストとしてお招きしました。
その時にマネージャーのように車を出して二人を乗せてきてくれたのが『ぞのくん』でした。

当時は大学生のファンで二人がやっていることを陰ながら応援出来ればと思っているので僕はしゃべらないんです。といっていたぞのくんでした。

しかし、春が訪れ、みしまのたまり場の二人にもいろいろとお互いの想いや状況の変化などもあり少し番組を休んでいる間にぞのくんの思いがムクムクと湧き上がってきたのだと思います。
そして、いよいよぞのくんも番組に参加することになるのです。

このようにして、みしまのたまり場の良くん、耕作くん、ぞのくんという三人の形が出来上がっていく様子をいい距離感で私はみておりました。

三人が本当に性格が異なり意見も異なりわちゃわちゃしているのを見ていると時々ハラハラすることもありましたが、そんな違うところをそれぞれが認め合っているからこそのいい三角形が出来上がったんだなぁと思いました。

なにげない「ラジオ」というキーワードから始まった若者たちとの交流…
私にとっては娘よりも孫との方が年が近いという彼らとの交流でしたが、思っていた以上にちゃんと一人一人が胸に熱い思いを持っており、目を輝かせて私に熱く語る姿に刺激をもらいました。

動画配信がスタンダードになっている世の中で音声のみの配信で思いを共有できる仲間を募る…
地道でスピード感のないものかもしれませんが、姿が見えているもの以上に声から感じる人柄や思いは嘘偽りなく伝わりやすいのではないかと思えるのです。

動画配信では目から入る情報によって真実を見損なってしまいがちなところも、声だけだと目を閉じて聞き入ると真実が見えてくる…そんな気がするのは昨年から始めた音声配信アプリのおかげだと思うのです。

こうして「ラジオ」というキーワードから「声」というものでつながり広がった2021年も残すところあと二週間ほど…

目に見えるものにごまかされず心の目、心の耳で声を聞き分ける感性にこれからも磨きをかけて、素敵なご縁を性別や年齢問わず広げてつながることができたら幸せなんだろうなぁ…
そんなことを思わせてもらえる2021年だったなぁと感じています。

アドベントカレンダーに参加させていただきありがとうございました。

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