1/30 12:00 マリーアントワネット
キャスト:花總・昆・甲斐・上原・上山(敬称略)/シアターオーブ/席:1階後方下手
2021年観劇始めーーー!帰ってきたMA。演出に大きな変更点は無いけど所々歌詞変更あり。開幕3日目とは思えない完成度でした。。。ちなみに花總さん×昆ちゃん初日。久々に重ーいグランド見てお腹いっぱい
アンサンブルさんや続投の原田さん、駒田さん、彩吹さん、彩乃さんらの素晴らしい安定感よ。ヨハンソンの演出大好きなんだよな〜特に国王逃亡。ああいう賑やかしって超大事だよね。
花總マリー/王妃でさえ無ければ。。。と言いつつ私はフランス王妃ですよ!を連発するのが印象的な、根っからの王妃。マリー自身が誰よりも一番マリーを王妃たらしめていたことを裁判で自覚したのかな。可哀想だけど、あの結末に納得感はあった。当時のフランス的に言えば、国王であることこそが罪だったのだ。。。花總さんまた歌上手くなった気がしたし、フェルセンの2倍の年齢とは全く見えませんでした。魔女?
昆マルグリット/前回とだいぶ印象が変わったと思う。前回は悔しい!理不尽をなんとかしたい!のパワーに突き動かされる純粋な娘って感じがしたけど今回ちょっと仄暗い感じがした。もっと積極的にマリーら貴族の不幸を望んでるのかなーみたいな。「この時を待ってた」んだろうなあ、と。民衆に混じって復讐に狂っていられたら良かったんだろうけどマリーと直接接することで我に返ってしまったんだろうなあ。復讐は娯楽に変わっていきマリーを殺したところで何も変わらないことに気づいてしまったという地獄のフィナーレ
甲斐フェルセン/新キャスト〜!若い!デカい!思ったより歌は良い。声量問題ないしそれなりに上手い。声は通りにくくポップス向きかなーというイメージ。しかし!動きが人間1年生〜ぎこちない〜踊りがギシギシ。でも23歳でMA2公演目と考えたら驚異的な完成度だと思う。さすがホープ、今後に期待。フェルセンとしては、恋愛(一緒にいたい)より親愛(幸せでいてほしい)が強いかな〜マリーには厳しいこと言うのに背を背けて優しい顔するのやめてください。(良いぞもっとやれ)
上原オルレアン/こちらも新キャスト。全然オルレアンの印象ちがった。すごーく悪役くさい、良い意味で小物っぽいオルレアン。ガハハ〜騙してやるぜ〜みたいな。上原オルレアンのが話は分かりやすいかも?光夫さんの時のが群像劇っぽかったかな。やっぱ役者さんによって全然印象違う。。。
上山エベール/上山さんはじめましてだったけどお上手(当たり前)〜安定感。エベールはソロとか無いけどこの人は外せないよね。
キャスト感想は以上。次回はもう一方のwキャスト見ます(ちょうど全員違う)