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【研究発表】赤単連携ゴゴゴGX【構築論】

注意事項

本記事の投稿者chapuddingは言語中枢に致命的な欠陥がある。
そのため、誤字脱字や可読性の低い文章が散見される可能性がある。
なお、本記事には「デュエル・マスターズ」以外のカードゲームのカードが頻繁に出現する。
他のカードゲームとのルールの兼ね合いは著者の主観に基づいているため、ルールに関する指摘や質問には一切対応しない。

目次

1.はじめに
2.構築
3.採用候補
4.おわりに

1.はじめに

2018年6月25日、地球上全人類70億人が歓喜と狂乱に満ち溢れた。イエス・キリスト生誕の日の次に有名なこの日はご存知の通りDMRP-06 「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」の発売日であり、「"轟轟轟"ブランド」がこの世に降り立った日である。

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この出来事に世界が喜びに満ち溢れ、生みの親であるYuukoo009先生のために神社が建築されて崇め奉られたことは記憶に新しい。
ちなみに私事になるが、このYuukoo009先生にサインをいただける機会があったため、デュエル・マスターズにおけるYuukoo009先生の処女作である「紺碧術者 フューチャー」と、デュエルマスターズにおける数少ないジャンボカードの一つである「熱血龍 ザンテツビッグ・ホーン」にサインをいただいた。
これらはサイン入りとなるとそれぞれ日本円換算で時価7000兆円ほどであり、毎日85件ほど取引の連絡をいただくが、末代まで受け継ぐ家宝であるためお譲りすることはできないとここに明言しておく。
なお末代は著者自身である模様。

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「"轟轟轟”ブランド」のテキストは地球上の全人類90億人が3歳の頃から一語一句暗記している文書であるため、聡明な読者には不要な内容であるが念のためそれぞれおさらいをしていく。

“轟轟轟”ブランド MAS 火文明 (7)
クリーチャー:ビートジョッキー 9000
・マスターG・G・G:自分の手札がこのカードだけなら、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
・スピードアタッカー
・W・ブレイカー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに火のカードがあれば、カードを1枚引く。その後、自分の手札を好きな枚数捨ててもよい。こうして捨てた手札1枚につき、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体、破壊する。

最初と最後のテキストについて、詳細に紐解いていく。

・マスターG・G・G:自分の手札がこのカードだけなら、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。

日本国国歌にも組み込まれているこの文言が「"轟轟轟"ブランド」を「"轟轟轟"ブランド」たらしめている。
手札をこのカードのみにするという、一見簡単に見える条件は実際には絶妙に奥深い。
「怨念怪人ギャスカ」などで手札を全て吐き出すと「"轟轟轟"ブランド」まで捨ててしまい、「ニンプウ・タイフーン」などで「"轟轟轟"ブランド」を引き込もうとすると手札を減らすことができない。
いかにこの効果を速く、安定して発動させるかについては各国の主要研究機関が現在も極秘に研究を続けている。

・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに火のカードがあれば、カードを1枚引く。その後、自分の手札を好きな枚数捨ててもよい。こうして捨てた手札1枚につき、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体、破壊する。

南無阿弥陀仏よりも唱えられたこのテキストには「"轟轟轟"ブランド」の戦略性、奥深さ、中毒性、神格性が備わっている。
最初に書いてある1枚引くという効果が「"轟轟轟"ブランド」の中毒性を生み出しており、「"轟轟轟"ブランド」の効果で「"轟轟轟"ブランド」を引き込むことで連鎖的に召喚を行うことができる。
その後に続く効果は除去効果である。
引いてきた1枚が不要なカードである場合はそれを火力に変換できる他、「“必駆” 蛮触礼亞」などを用いて踏み倒した際に手札の余剰カードを吐き出し、マスターG・G・Gを発動させて2枚目の「"轟轟轟"ブランド」を出すことも可能である。

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全人類が「"轟轟轟"ブランド」を求め、世界が愛と「"轟轟轟"ブランド」で満たされたとき、国際指定テロ組織TAKARA TOMYが「『"轟轟轟"ブランド』を殿堂カードに指定する。」との声明を発表し、その日のうちに大量の「"轟轟轟"ブランド」がフリマアプリメルカリに出品される事件が発生した。
そのタイミングで私は「"轟轟轟"ブランド」を12枚購入した(時価250円/枚)。

短いながらも波乱な歴史を持つ「"轟轟轟"ブランド」について、私のこれまでの研究成果の集大成として構築案の一つをこの記事では紹介する。

2.構築

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個別解説

・"轟轟轟"ブランド
コンセプトカード
詳細は先述の通りであるためここでは割愛する。

・ゲッコウガGX(しんしゅつきぼつ)

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第二の「"轟轟轟"ブランド」
株式会社ポケモンが「"轟轟轟"ブランド」に感銘を受けて作成したカードである。
特性しんしゅつきぼつで手札がこのカードのみのとき、進化元不要で場に出して3枚引くことができる。
1打点しかないものの、進化クリーチャーであるため出たターンから攻撃することができる。
「"轟轟轟"ブランド」と異なり3枚引くことが出来るため、後続を繋げやすいのが利点。

・オノマト連携

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コナミホールディングス株式会社が「"轟轟轟"ブランド」の登場を予期して作成したカード。
自分の山札から「"轟轟轟(ゴゴゴ)"ブランド」、「我我我(ガガガ)ガイアール・ブランド」、「ドンドド・ドラ息子」のうち合わせて2枚をサーチすることが出来る(「ドンドド・ドラ息子」については中点が間にあるため現在裁定確認中)。
ズババについてはデュエルマスターズには存在しないが、後述する遊戯王OCGのカードを採用している。

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・ズバババンチョー ーGC

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1ターンに1度、自分の墓地から「"轟轟轟"ブランド」を特殊召喚できる。
「オノマト連携」のコストで「"轟轟轟"ブランド」を落として「"轟轟轟"ブランド」と「ズバババンチョー ーGC」を回収、回収した「ズバババンチョー ーGC」を通常召喚した後にマスターG・G・Gを発動して「"轟轟轟"ブランド」を召喚、更に「ズバババンチョー ーGC」の効果で「"轟轟轟"ブランド」を呼び出すことで要求値たったの2枚で1ターン目から4打点生成することができる。
その他にも「ゲッコウガGX」で引き込んだ手札の中に2枚目の「ゲッコウガGX」や「"轟轟轟"ブランド」がある場合、墓地に落としてある「"轟轟轟"ブランド」を特殊召喚することで手札を任意の枚数捨てることが出来るため、容易に後続に繋げることができる。
様々なシーンで活躍するパワーカード

・ハイパーボール

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手札2枚消費した上で「ゲッコウガGX」をサーチできる。
「ゲッコウガGX」を手札に加えなければ手札を3枚消費出来るため、先行1ターン目にマナチャージ、「ハイパーボール」回収なしで手札1枚にできる。

・タマタマ(ぞうしょく)

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手札枚数調整カード
「ハイパーボール」や「オノマト選択」のコストが足りない際に手札に加えられる他、「ズバババンチョー -GC」の効果で「"轟轟轟"ブランド」を特殊召喚する際にあらかじめ手札に戻しておくと火力に変換できる。
さらには、手札が多いときは盤面に出すことで打点兼手札消費まで行うことができ、八面六臂の活躍を見せる。

・バトルコンプレッサー

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コナミホールディングス株式会社が裸足で逃げ出すカード。
「タマタマ」と「"轟轟轟"ブランド」をトラッシュすることで「オノマト連携」や「ハイパーボール」のコストを確保できる他、「ズバババンチョー -GC」で特殊召喚する「"轟轟轟"ブランド」を用意できる。
さらには終盤に引いてもコストなしで手札を消費できる上に山札から余分なカードを抜いて「"轟轟轟"ブランド」や「ゲッコウガGX」に繋がるカードを引き込みやすくなる。

・しんかのおこう

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5枚目の「ゲッコウガGX」
サーチしないことで手札を無条件に消費できる。

・オノマト選択

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5枚目の「オノマト連携」

・ニクジール・ブッシャー

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盤面、手札、シールドをそれぞれ1枚ずつコストにして召喚できる。
先行1ターン目にマナチャージ+生き物+「ニクジール・ブッシャー」で手札を1枚にできる。
火のカードが少ないこのデッキにおいて0コストで手札を消費できる火のカードは非常に重要。

・凶戦士ブレイズクロー

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「黒城」「トカゲ人間」「バカ」「止まらない機関車」「クソガキ」など様々な異名を持つクリーチャー。
20年経っても現役のクレイジーモンスター。

・グレイト"S-駆"

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現代のトカゲ人間、驚異の1コストSA。
この構築では1ターン目から殴りに行ける可能性もあり、「"轟轟轟"ブランド」2体と「ゲッコウガGX」1枚、「グレイト"S-駆"」1枚でリーサルが組める。

3.採用候補

・Mox Ruby

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0コストで1コスト生成できるカード。
このカードをプレイしても、「マナプールに赤を追加できる」だけであり「マナゾーンに火のカードがある」わけではないため「"轟轟轟"ブランド」のドロー効果はこのカードが盤面にあってもマナに火のカードがなければ引くことができないため不採用。
あとは金銭的な理由で購入できない(時価140,000円〜)。

・幽鬼うさぎ

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ミラーマッチで対面の「"轟轟轟"ブランド」や「ゲッコウガGX」を止めることができる。
しかし先攻のときに動きが鈍り、結果として自分の動きを通せないこと、先行の時に手札に抱えておけないこと、通常召喚を行ってもパワーが0であるためルールによる状況起因処理で即座に破壊されるなど、先攻で強いこのデッキの強みを潰すことになるため不採用。
「D.D.クロウ」であればパワーが100あるため盤面に残すことが可能であるが「ズバババンチョー ーGC」による特殊召喚しか止めることができず、手札から直接出てくる踏み倒しには無力。

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・GIRIGIRI・チクタック

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このデッキは先攻1ターン目に相手のシールドを攻撃できる場合が多いので、2ターン目に効果を発動するのが容易である。
そのため、アドバンス環境では十分に採用の検討ができる。
GR召喚で「氷結界の龍 ブリューナク」がめくれれば「タマタマ」と合わせて全てのクリーチャーをバウンスすることが可能である他、「氷結界の龍 トリシューラ」による除去兼ハンデス、「夢の巣のルールス」による「グレイト"S-駆"」のリアニメイトなど、数えきれないほど多くのことが可能である。
「ズバババンチョー -GC」の効果を使ったターンはGR召喚ができなくなるため注意。

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4.おわりに

本記事では、極限まで「"轟轟轟"ブランド」を活かすために研究を重ねて作成したデッキを紹介した。
読者にも是非自分がTCGの中で最も好きなカードを最大限に活躍させられるデッキを作ってもらいたい。
この記事が読者のTCG人生を豊かにするものであることを願う。


すまんかった。

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