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【殿堂レギュレーション】アナカラーオカルト【構築論】

注意事項

本記事の投稿者chapuddingは言語中枢に致命的な欠陥がある。
そのため、誤字脱字や可読性の低い文章が散見される可能性がある。
なお、本記事には投稿者の主観が多く含まれているため、実際の環境や各カードの考察には誤りが含まれている可能性がある。
また、本記事は一つの構築の提案に過ぎず、プレイングについてはあまり深く言及していない。投稿者自身は熱心なトーナメントプレイヤーではないため、実際に結果を残している構築やプレイング論については他の投稿者の記事を参考にしていただきたい。

目次

1.一般的なオカルトアンダケインとの相違点


2.構築

3.採用候補


4.おわりに

1.一般的なオカルトアンダケインとの相違点

オカルトアンダケインとは、「不敵怪人アンダケイン」と「煉獄の悪魔龍フォーエバー・オカルト」のシナジーを用いて「零龍」の卍誕や「追憶人形ラビリピト」によるハンデス、「腐敗勇騎ドルマークス」や「フォール・クロウラー」によるランデス等で莫大なアドバンテージを稼ぐデッキである。2020/12/18に施行された殿堂レギュレーションによる影響を受けず、記事執筆現在非常に母数を増やしているアーキタイプの一つである。
オカルトアンダケインは最速3ターンで全ハンデスやランデスループに入れる速度がある一方で、以下のような欠点がある。
・「龍素記号Xfクローチェ・フォーコ」をはじめとしたメタカードに弱い
・受け札を採用していないため、ビートダウンの上振れを止められない
・ミラーマッチで後攻を取ると極端に不利
特にミラーマッチについては、母数が増えはじめている以上無視できない要素であり、後攻であってもある程度挽回の余地のある構築をとることが非常に重要である。

ところで、一般的なオカルトアンダケインには自然のカードが採用されていないにもかかわらず「天災デドダム」が採用されている。これは、「不敵怪人アンダケイン」でリアニメイトをするためだけに採用されているカードであり、これ1枚で山札3枚を各種リソースに変換できるパワーカードである。
当然ながら「不敵怪人アンダケイン」でリアニメイトしても強力であるが、3ターン目に普通にコストを支払って召喚しても強力なカードである。
そこで、自然のカードを「天災デドダム」以外にも採用することで、「天災デドダム」を3ターン目に召喚できるアナカラーオカルトの開発に至った。
「天災デドダム」を召喚しやすい構築にすることで、「龍素記号Xfクローチェ・フォーコ」をプレイされた後のリカバリーが容易になる。
また、「天災デドダム」を手出しできるようになることで、2ターン目に「戦略のD・Hアツト」などのルーターをプレイ出来なくてもリソースに困ることがなくなる。そのため、2ターン目にルーターの代わりに「異端流しオニカマス」や「リツイーギョ#桜#満開」などのメタカードをプレイできる。これらのメタカードを採用することで、ビートダウンの上振れの抑止やミラーマッチでの後攻不利の緩和を実現できる。

2.構築

記事執筆現在の構築は画像の通りである。以下各カードの解説。(括弧内は枚数)

・一なる部隊イワシン(4)
0コストで山札を1枚掘れる上振れ要素
かと言って落とすことに固執する必要はなく、必要に応じて青マナとして埋めることも大切
ルーターが少ないため4枚採用

・戦略のD・Hアツト(4)
「【問2】ノロン⤴︎」や「戯具ドゥゲンダ」などの他のルーターと異なり、効果処理が任意であるためこのカードを採用する必要がある
ルーターを少なくしても動くことがコンセプトだが、最低限4枚は欲しい

・ダンディ・ナスオ(1)
殿堂カード
実質1コストのルーター
「生命と大地と轟破の決断」や「S級原始サンマッド」のサーチやマナに落ちた「不敵怪人アンダケイン」の処理、さらにはマナのカラー調整など八面六臂の活躍をする
殿堂でなければ現環境で流行していたのはアナカラーオカルトだったかもしれない

・異端流しオニカマス(2)
メタカード1
ミラーマッチの「暗黒鎧ザロスト」や「不敵怪人アンダケイン」の抑止、赤黒邪王門の「百鬼の邪王門」や「蒼き守護神 ドギラゴン閃」による展開、ドラグナーの「イーヴィル・フォース」や「爆熱剣 バトライ刃」などによる上振れなど、様々な対面に刺さる
また、アンタッチャブルであるため「零龍」とのジャスキルを通しやすい

・リツイーギョ#桜#満開(3)
メタカード2
ミラーマッチに非常に強い他、ヴァイカー系統やバーンメア系統などのGRを軸にしたビートダウンに対する抑止力になる
他の2コストのメタクリーチャーと異なり、相手の墓地の儀で取られにくい点も高評価

・天災デドダム(4)
今回のコンセプトカード
前章で詳細な解説をしたため、ここでは省略

・S級原始サンマッド(1)
殿堂カード
「天災デドダム」からのみ進化が可能
追加打点、除去、黒マナの補充など器用な動きが可能
ミラーマッチでは6打点を揃えれば勝てるため、3ターン目に「不敵怪人アンダケイン」で2+1点用意し、次のターンで「天災デドダム」+「S級原始サンマッド」とプレイすることで相手の「暗黒鎧ザロスト」を無視して4キルが可能

・追憶人形ラビリピト(1)
オカルトアンダケインにおける終着点の一つ
全ハンデス出来ない場面でもランダムハンデス1回で瓦解する対面もいる
複数枚欲しいカードであるが、「生命と大地と轟破の決断」や「ダンディ・ナスオ」があるため1枚に抑えている

・シュトラ、フォール・クロウラー(各1)
オカルトアンダケインにおける終着点の一つ
ランデスループだけではなくテンポで出しても十分強い
「フォール・クロウラー」のオーバードライブを使う有限ループもあるが、「龍素記号Xfクローチェ・フォーコ」で墓地のこれらが山札に戻された際に、何枚あるかが確認できる可能性があるため11で分けている

・腐敗勇騎ドルマークス(1)
殿堂カード
「シュトラ」や「フォール・クロウラー」と異なりレインボーであること、ランデスループに2マナ必要なことなど小回りの利かない部分はあるが盤面に触れるのは強力
「煉獄の悪魔龍フォーエバー・オカルト」がなくても破壊の儀を達成しやすい

・奇天烈シャッフ(1)
万能札
ミラーでのジャスキル阻害、ループの始動ターンの遅延、詰め札など用途は多岐にわたる
抜いている構築もあるが、「ジョルジュ・バタイユ」を用いたランデスループによるLOができないため採用している

・ツネキン☆ゲームス(1)
メタカード3
幅広い対面に刺さる
特にミラーマッチでは3ターン目に「不敵怪人アンダケイン」と一緒に出し、次のターンからビートダウンを仕掛けることで盾と盤面の両方に圧をかけられる
また、バウンス効果もモールスの使い回しや除去など小回りが利く

・蛇手の親分ゴエモンキー!(1)
殿堂カード
不可能を可能にする猿
取れる選択肢が膨大になるため、状況に応じて何をすべきかを整理してから出す必要がある

・暗黒鎧ダースシスK(4)
このデッキのコアパーツ
「零龍」のために生まれてきたカード
体のある「フェアリー・ギフト」のような存在

・盗掘人形モールス(1)
殿堂カード
墓地回収、面展開などの痒いところに手が届く
墓地の「百万超邪 クロスファイア」にアクセスできるのは「煉獄の悪魔龍フォーエバー・オカルト」のアタックトリガーとこのカードのみである

・生命と大地と轟破の決断(1)
殿堂カード
マナゾーンに落ちた各種フィニッシャーを釣ることをはじめ、「蛇手の親分ゴエモンキー!」の弾の補填や盤面干渉など、あらゆることができるスーパーカード
「天災デドダム」から綺麗に繋がる点もかなりの高評価

・不敵怪人アンダケイン(4)
このデッキの根幹
諸悪の根源とも言える
このカードのおかげでコスト4以下のクリーチャーは全て採用し得る可能性がある

・百万超邪 クロスファイア(1)
「不敵怪人アンダケイン」のコスト軽減やSAによる面処理、ビートダウンなど器用な動きができるカードだが、複数枚きた際に色が非常に弱いため1枚のみの採用
盤面に殴れるクリーチャーが一体いるとこいつと「S級原始サンマッド」でジャスキルが組める

・煉獄の悪魔龍フォーエバー・オカルト(3)
このデッキのコアパーツ
破壊の儀達成や「追憶人形ラビリピト」の効果発動、「不敵怪人アンダケイン」のコスト軽減など用途は多岐にわたる
アタックトリガーでクリーチャーを回収する効果は忘れられがちだが活用できるシーンもある
ちなみに回収は強制

3.採用候補

極論を言うと全てのカードに採用する可能性があるが、その中でも特に強力なものを抜粋する。

・ワナビー・ワラビー
メタカード
青黒であれば採用できるが、優先度は「リツイーギョ#桜#満開」には劣る

・終末の時計ザ・クロック
受け札
ミクセルがいてもアンダケインを場に残せるなど器用なこともできるが、直接アドバンテージを生んだり相手の行動を阻害できたりするわけではないため、枠の関係上採用を断念

・天真妖精オチャッピィ
墓地に落ちた「百万超邪 クロスファイア」にアクセスするためのカード
細かく刻むビートダウンが流行したら一考できるカードである

・ファッション・ナスオ
アンタップマナを生み出せるカード
採用した構築を試したことはないため、実際に使用してみるべきであると感じている1枚

・死海秘宝ザビ・デモナ
受け札
ビートダウンが環境に増えた際には採用の余地がある1枚

・闇鎧亜ジャック・アルカディアス
受け札
「DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜」や「洗脳センノー」などを除去できる数少ない札
レインボーがネック

・Q.Q.QX./終葬5.S.D.
メタカード
環境にドラグナーが増えれば一考の余地がある

・正義の煌きオーリリア
メタカード
ネバーループやヤドネループに親を殺された人用
色があまりにも弱い

・龍装鬼オブザ08号/終焉の開闢
ルーター兼「追憶人形ラビリピト」の起爆剤
この構築は「追憶人形ラビリピト」にそこまで依存していないこと、盤面にルーターが残らないことなどの理由で不採用

4.おわりに

アナカラーオカルトは従来のオカルトアンダケインと比較すると速度では劣っているものの、様々なメタカードを搭載することで場面に応じた様々な動きができる非常に面白いデッキである。

今回提示した構築はあくまでも一案に過ぎない。読者が各々の構築を見つける手ほどきとなれば幸いである。

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