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くぼはる、CHICAGOを観に行く #12

言い訳するわけではないですが、もともと予約してたんです、CHICAGO。
ありがたいことにめちゃめちゃLotteryが当たったことで、

26日 アラジンからのMJ
27日 Wicked
28日 CHICAGO

という、3日間で4公演観に行くという夢のようなスケジュールになってしまいました。
CHICAGOは、TodayTixというアプリで予約しました。席によりますが、比較的お買い得で、CHICAGOは50ドルでした。

Ambassador Theatre
2022年11月28日(月) 19時公演

この堂々とした佇まい。
The ブロードウェイミュージカルシアターという佇まい。
ロングランが25年を超えたということで、同世代ですね。

高級感ありますねぇ

劇場も非日常感が味わえる、素敵な雰囲気の劇場です。

迫力あるねえぇ

私のお席は、2階席の最後列でしたが、どセンター。
CHICAGOの劇場は比較的狭いので、舞台との距離はあまり気になりません。
むしろ、真ん中だから見やすくてすごく良かった

ではでは、ちょいネタバレの感想行きます。


振り付け、、、 振り付け?

きっとほとんどの人が聞いたことある、有名なナンバー ”All That Jazz”
この曲を聴いて、あの振り付けを思いつくのは、ボブ・フォッシーだけだと思います。
私も振り付けさせてもらう機会がちょこちょこあるので、思うことなんですが
 
間って怖い。

ゆーーーっくり音使うって、結構怖いです。
間延びして、もったり見えちゃうから。
それにそれを魅せれるものにできるってえげつないです。
早い振り付けを踊れるのはもちろんすごいし難しいけど、
あのスローーな振りで攻めるってすごい。
気になる方は、ぜひ見てみてください。
(公式の動画がどれかわからなかったのでリンクは貼れないんですが、
All That Jazz 、CHICAGO で調べたら出てくると思います) 
だってみんなすんごい踊れる人が集まってるんですよ?
それでこの振り付けにするって。
どういう発想?
でも雰囲気もちょっとセクシーで、歌とピッタリ。すげぇ

ダンサーさんたち

セクシー、だけじゃなく、美しいです。
特に男性ダンサーさんたちのセクシーさと、振り付けの正確さがすごいです。
また、女性ダンサーさんたちは、”Cell Block Tango”
というナンバーがあり、
刑務所にいる理由を、それぞれが歌い上げます。
正直、私にはなんて言ってるのかさっぱりでした。笑
でも、今みんな刑務所にいるんやんな?って思うくらい強くて、
女性の力強さを感じます。

ブロードウェイは、カーテンコールが終わって演者さんがいなくなった後も、
生バンドが演奏してくれます。

また、CHICAGOの舞台はちょっと特殊で、舞台上にジャズバンドがいます。
(大体は舞台の下にバンドがいるので、演奏している様子は見えません)
だからパフォーマンスできるスペースも狭いので、ダンサーさんはよりすごいんですが、
全員で一体となって、舞台を作っている感が他にない良さがあります。
指揮者の方もナレーションや、登場人物として参加されていて、いるのは新鮮でした。
指揮棒をロキシーに奪われてたし。

今回、ヴェルマ役の女優さんの歌声は安定感がすごくて、圧倒されました。
なんでも17年くらい同じ役を務められているそう。17年て、えぐ。
第一声でやばい人なのがわかっちゃうくらいすごい。
ヴェルマ役の人が凄すぎて、ロキシー役の人の声が細く感じてしまい、ひとり芝居のところも長く感じてしまって、個人的にはちょっと微妙でした。
この3日間でブロードウェイを見てきたので、私の目も耳も肥えちゃったからなぁ
11月から米倉涼子さんがロキシー役をされる予定だったそうなので、
米倉さんで見てみたかったなぁと思いました。
改めて、主役の方って大事ですね。

CHICAGOは、殺人や死刑など、結構過激な描写が出てきますが、
ブロードウェイミュージカルとしてみんなが楽しめるエンターテイメントに昇華されていました。
私グロいのとかダメなんですが、全然怖くなかったし、
楽しめる作品でした。アメリカを感じた。

つづく

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