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【資産運用】積立貯蓄をリスク資産に振り替えた話①~住宅修繕資金編~ #58

こんにちは、ちゃぴのすけです。

現在行っている資産運用では3つの財布があり、普段よく投稿している内容は主に老後資金の財布の話になります。
他には、教育資金、および住宅の修繕資金の財布があり、こちらは資産運用というより、定額での自動積立を行っております。

資産運用の3つの財布

資産は3つの財布で管理

教育資金や修繕資金は出口の決まっているお金ですので、極力元本割れを起こさないような運用が望ましいと考えております。それゆえ、無リスク(定期預金等)、ローリスク商品で資産形成を行っていたのですが、昨今の株高を眺めていると、このまとまった資金を定期預金等の利率程度で遊ばせておくのが非常にもったいないように思えてきました。

もちろん、ほったらかし貯蓄が目的ですので、数年以内に使用が見えているこれらの資産を高リスク商品で運用するのは望ましくありません。では、せっかくなのだから、少しだけリスク資産に振り分けることで、定期預金以上のリターンを求めてみようか、と思い立ちました。

ということで、今回は住宅修繕費用についてまとめたいと思います。

目標の資産額と現時点の貯蓄額

目標の資産額

さて、資産運用を行うにあたってはゴール設定が何よりも重要です。ゴールが明確にないとやみくもに節約したり、リスクをとったりと、運用方針がブレブレになります。航路を維持するとは、目的を見失わないことだと思います。

では、修繕費用の目安の貯蓄額とはどの程度でしょうか。

私が住宅を購入した際に施工会社から手渡された計画表によると、
30年間で405万円
という数字が記載されていました。

念のためいくつかのWEBサイトも閲覧したのですが、築30~34年で平均495万円、築35~39年で平均583万円あたりが相場のようです。

出典:三菱UFJ販売HP

不動産販売企業が出している数字なので多少盛った数字かもしれませんが、これらを信じるとして…ざっくりですが、35年で600万円ほど貯蓄するペースであれば急な出費に慌てる必要もなさそうです。

現在の貯蓄額

今の住まいに住み始めて、ちょうど丸3年になります。
今までの貯蓄は、毎月1万円の積立、賞与月には臨時で2万円積立の年間16万円貯蓄で進めていました。
ですので、現状の合計積立額は48万円になります。
※ちなみに利息がちょっとだけついて、正確には480,081円です。はちじゅういちいえん。。

必要な積立額と利回り

ぶっちゃけたところ、今後も年16万円の貯蓄を35年間続けますと560万円になりますので、敢えてリスクをとる必要がなかったりするのが現状だったりします。
年間16万円の積立を35年後に600万円にするためには年率0.5~0.6%の利回りがあれば到達できます。
ただ、途中で取り崩しもありますし、そもそもそんな低率だと資産運用として面白くない!(どぉーん)

ということで、ローリスクなのですが、あまり日の目を見ていない投資信託に投資して、様子を見てみようと思います。
まぁ、余剰資金が出れば少し高価な家具を買ったり、車の買い替え資金とか、自宅の設備費用に活かせばいいかな、なんて思っています。

ローリスクの運用手法を検討する

ローリスクでの運用手法は大きく分けて2通りになるかと思います。

・資産全体をローリスク商品に投入する
・資産の一部をリスク資産に振り替える(現金を一定残す)

結論から言うと、私は後者を選択しました。
現金を一定比率(例えば50%以上)残すことで、資産全体のボラティリティを抑えるのが狙いです。

とりあえず、現在手元にある48万円はそのまま手を付けず、新たに積み立てる分からリスク資産に振り分けることにしました。

現金を手元に残しますので、ミドルリスクくらいは取りに行っても良いかと思われます。

最終的に私が選択したのがこちら。

楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)

簡単に銘柄紹介もしておきます。

楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)

楽天投信様のWEBサイトから原文そのまま引用します。

日本を含む全世界の株式および投資適格債券に50:50の配分で分散投資を行います。全世界株式の運用はFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動する投資成果を、投資適格債券の運用はブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合インデックスに連動する投資成果を目指して運用を行います。

出典:楽天投信投資顧問

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)と、バンガード・グローバル・ ボンド・インデックス・ ファンドに50:50で投資するファンド・オブ・ファンズになります。つまり、世界中の株式と債券を対象に、半々の比率で組み込んだ投資信託です。

楽天の投資信託は、楽天VTIや楽天VTが注目されがちですが、債券を組み込んだこのようなバランスファンドもありますね。株式重視型、債券重視型と比率の異なる3種類がラインナップされています。

私が均等型を選択した理由は、そこまで深いものはないのですが、主軸の老後資金のアセットアロケーションについて、いずれ株式とそれ以外の資産の比率を50:50くらいにすることを見込んでいますので、同じような資産分散だとどの程度のパフォーマンスになるのか見ておきたい、というところです。

ということで、単なる定期預金だった修繕費用の財布を、今年の積み立て分から投資信託で運用することにしました。
また、定期的に運用状況等を公開できればと思っています。

本日は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

これからも、皆様の投資ライフが有意義なものになりますように。

それでは。


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