グッバイ、サブカル女！

過去に付き合ってはいないが一緒にいた男性がモラハラでして、モラハラあるあるとして抜き打ちチェックがあります。常時スマホの中身を見せるのではなく、突然「見せて」と言ってきます。しかも全てではありません。時には「LINEのトークを見せろ」「通話履歴を見せろ」。そしてある日引き金になったのは私がプライベートモードでSafariを開いていたため、「検索履歴を見せろ」と言われました。私が何故プライベートモードにしていたかというと、XVIDEOSが検索履歴に残るのが恥ずかしかったという理由です。
しかしその時の私の検索履歴は何だったと思いますか？「サブカル女　痛い」「サブカルクソ女」「サブカル女あるある」です。私は当時の男にサブカルってダサいと散々言われてました。この男もバンドマンにも関わらず。この検索履歴を見た男はニッコリ！「気にしてんの可愛い」と言い残して満足そうにしてました。愚かなバカマンコはこうして振り回されてしまうのです。

私はもう開き直ってサブカル女なのがこれが私の生きる道だと思いました。もれなくサブカル男としか付き合ってないからです。車でケツメイシやAK-69など聴きたくありません。ドライブのお供はインディーズのバンドであってほしい。持ってる本が被ることはエロい。旅行に行く話になった時に、静岡や富山や大分や西成や山谷が出てほしい。（これは単に私が行きたい所…）

しかし今現在、私が思ってるサブカル女の像は解釈違いが起きてます。Instagramに流れてくるサブカル女は地雷系です。己の中で「サブカル女とは痛い」という認識がありつつ、プライドを高く持っていて、解釈の違う使い方をされて不愉快な気持ちになってしまうのが恥ずかしくて仕方がありません。
ヴィレッジヴァンガードに通う、そしてヴィレッジヴァンガードは本屋さんだという意識を強く持っている、行きつけの古着屋がある、インディーズのバンドを追う、下北沢や高円寺に憧れる、バンドマンと寝る、それがサブカル女ではなかったのか！？と常々思ってしまいます。私のサブカルを返してくれとも思います。あなた方はバンギャのなれはてで、ヴィジュアル系バンドマンの代わりにホストに抱かれてる、風俗斡旋業の一端なのだと自覚して、地雷系だけを名乗って欲しい。ものすごく恥ずかしい思想でございます。しかも私はかつてヴィジュアル系を聴いていたので、尚更その思想が強いのです。

そんな私の本日マンガ倉庫（略してマン庫！）での購入品は駕籠真太郎『超動力蒙古大襲来』、BLANKEY JET CITY『LOVE FLASH FEVER』のバンドスコアです！古のサブカル女ですから──。
というわけで、家の中に入り込んでしまったヤモリ🦎にピンク・フロイドみたいな名前でも付けてみるか…。