雪の日に。

暇だからかもしれない。

いや、暇ではないのだ。
やるべきこと。
やりたいことをこの前書き出したばかりではないか。

“続ける”

ということは、簡単なようで難しい。

簡単なことほど、奥が深い。

私は煙草を吸う。

煙草がなくなったのでコンビニに買いに行った。
煙草がないとコンビニすら行かない。
とてつもなく物ぐさなのだ。
だから、昼ご飯も食べていない。
時間を気にしているけれど、もう夕方だ。

雪が降っていると聞き、先ほど電池を入れなおしたペーパーシュートを持ち出して煙草を買いに出かけた。
部屋にいると雪なのか雨なのか、それよか天気すらどうでもよかった。

「今日は外が暗いなぁ。」

としか思っていない。


家に帰って、煙草を吸いながらnoteを読む。
ハッシュタグ機能というのはすごい。
私はハッシュタグを使いこなせていないし、使いこなそうと思っていないので、なかなかマイナーなところに飛び出てくる。

同じようなことを考えている人がいないか

そんなことを思いながら検索すると、記事の内容がまぁ思っているそれでちょっと嬉しかったり。
つまり、私の予測と当たっているのだ。

世界は広いけれど、私が部屋でのそのそと煙草に火をつけて煙をぷかぷか吐いてるとき、同じようなことをしている人はいるものだ。

ぐりぐりと煙草の火を消して、また煙草に火をつける。

これ吸ったら、ご飯でも食べよう。

目の前にある、買ってきた熱々のピザまんのことすら既に忘れている。
人の記憶というのは、目の前になければ消え去ってしまうのかもしれない。


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